Googleの検索順位を上げる方法|抑えるべき4つの観点と12個の具体的な施策

SEO対策の最大のテーマが「検索順位を上げる方法」です。

Googleは検索順位を上げる方法の具体的なやり方を述べてないので、正直なところ誰一人としてその方法はわかりません。

しかしながら、多くのSEO担当者は検索順位を上げるために多くの分析や実験をしてきました。

LANYでも検索順位を上げるために様々な分析や実験をしてきたので、今回は「SEOで検索順位を上げる方法」を解説していければと思います。

この記事で分かること
  • 検索順位はどのようにして決まるのか?
  • 検索順位を上げるためにやるべき観点と施策
  • 検索順位の確認方法

大前提として、この記事に書かれている内容が正解とは限りませんし、検索アルゴリズムは日々変化していくため、あくまでも考え方や概念を参考にしていただければと思います。

本記事を動画でみたい方は、下記から視聴できます。

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目次

Googleの検索順位はどのようにして決まるのか?

Googleの検索結果は、Googleの検索アルゴリズムによって決定されています。

アルゴリズムの考え方は、Google公式ドキュメントの「ランキング結果 – Google 検索の仕組み」に記載されているので、SEOに携わる方であれば一度目を通してみても良いでしょう。

Googleは、最も有用な情報を検索結果に表示するために、下記の様々な要因を複合的に判断して各サイトを検索結果に並べています。

  • 検索クエリの単語
  • ページの関連性や有用性
  • 情報ソースの専門性
  • ユーザーの位置情報

また、検索クエリごとにどの指標に重み付けするかも異なってくるため、一概に何を頑張れば検索順位が上がるのかを特定することは困難です。

たとえば、ニュースなどの最新情報が必要なクエリは情報が公開・更新されたタイミングが重要になります。逆にYMYL(人々のお金や健康に大きな影響を与える情報)の検索は、情報ソースが重要です。

SEOおたく

検索順位が何によって決定づけられるかは複雑すぎるのですが、Googleの基本的な概念を理解することでご自身なりに対策できるようになるかと思います。

Google検索のアルゴリズムの概要と、それぞれのアップデートで重視されるようになった考え方や順位の決定要素は下記の記事で網羅的に解説しておりますので理解を深めたい方は合わせてお読みください。

ここからはこれまでのLANYの経験を踏まえながら、検索順位を上げるために必要なことを解説します。

SEOで検索順位を上げるために抑えるべき4つの観点と12つの具体的な施策

検索順位を上げるためには、非常に多くの観点からサイトやページを改善していかなければなりません。

ここでは、検索順位を上げるためにやるべきことを、下記で項目で説明していきます。

観点具体的な施策/概要
オンページSEO・タイトルタグを最適化する
・Hxタグ(見出しタグ)を最適化する
・情報量を増やす
・ページの更新性を高める
・検索意図合致率を上げる
・マルチメディア対策をする
テクニカルSEO・表示速度を速める
・サイト構造(内部リンク)を整える
・クロール・インデックスを最適化する
ユーザー行動・検索CTRや平均セッション時間、直帰率などを改善する
外部指標(E-A-T)・大量の高品質な被リンクを高頻度で集め続ける
・E-A-Tを高める

それぞれの説明と具体的な施策を解説します。

観点①オンページSEO改善

1つ目に検索順位を上げるためには、検索順位を上げたいページのオンページ指標を改善する必要があります。

  • タイトルタグを最適化する
  • Hxタグ(見出しタグ)を最適化する
  • 情報量を増やす
  • ページの更新性を高める
  • 検索意図合致率を上げる
  • マルチメディア対策をする

オンページSEOの要素は多種多様ですが、重要な点をいくつかご紹介します。

オンページSEO改善①タイトルタグを最適化する

オンページSEO改善で最も効果的な施策は「タイトルタグの最適化」だと考えています。

Googleがオンページの中で最も重要視するタグですし、タイトルによって「そのページのテーマが何か」をGoogleは判断しています。

タイトルタグの最適化で意識すべき点は次の2つです。

  • 順位を上げたいキーワードを確実に入れる
  • クリックしたくなるような魅力的なタイトルにする

タイトルの文字数も一定考慮すべきですが、どちらかといえば上記の2点の方が重要です。

対策キーワードを入れるのはもちろんのこと、Googleサーチコンソールなどを利用して上位表示されているキーワードが見つかればそれらを対策しましょう。

SEOおたく

下記は元々の対策キーワード以上に対策すべきキーワードをGoogleサーチコンソールから見つけてタイトルタグを最適化した結果、大きくトラフィックを伸ばした事例です。

LANYの「TDH調整施策」資料より一部抜粋

上記を含め、タイトルタグの最適化については「TDH調整施策」として無料のお役立ち資料を作成しております。

下記のページからダウンロードできますのでご興味のある方はぜひダウンロードしてみてください。

ebook

【無料】TDH調整施策マニュアル

  • T(Title:タイトル)
  • D(meta description)
  • H(Hタグ:見出し)

TDH調整施策のマニュアルを作成しましたのでぜひお使いください。

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タイトルタグの最適化は基本的すぎて重要視されづらい部分にもなっていますが非常にもったいないです。

オンページSEOで一番重要なタグだと再認識をして、適切に磨き込みましょう。

下記の動画にもタイトルのCTR分析の方法をまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

オンページSEO改善②Hxタグ(見出しタグ)を最適化する

Hxタグ(H1、H2、H3、・・・)などの見出しタグも、そのページのテーマ性をGoogleに伝える上で非常に重要です。

ユーザーの検索ニーズに応える形で見出し構成を作成してあげましょう。

タイトルタグ同様に、順位を上げたいキーワードを含めるのはもちろんですが、順位を上げたいキーワードに関連度の高いキーワードも含めてあげることが大切です。

特定のキーワードの順位を上げるためには、そのキーワードを検索する人が知りたい内容がそのページにはあると伝える必要があります。

含めるべきキーワードは「関連キーワード」や「再検索キーワード」などになります。

たとえば、ラッコキーワードを利用すれば、下記の対策キーワード(この場合は「記事構成」)に関連するキーワードを一覧で洗い出してくれます。

ラッコキーワードで「記事構成」と検索した時の関連KW

「記事構成 例」「記事構成案」「記事構成 作り方」など、関連キーワードを元に読者が知りたい内容を推定して、それをもとに見出しを作成することで対策キーワードの順位を上げやすくなります。

具体的にどんなキーワードを選定すべきかを知りたい方は記事構成の作り方の記事を参考にしてみてください。

オンページSEO改善③情報量を増やす

情報量はSEO担当者の中でも議論になるポイントですが、LANYは非常に重要であると考えています。

Googleは検索意図を満たせるページを上位表示させたいため、検索意図を満たすために必要な情報がなければ上位表示はしてくれません。

もちろん無闇に情報量を増やしてしまっては、必要な情報にたどり着きづらくなるため、高品質であるとは判断してもらえません。

ただ、情報量が少なすぎるよりかは、少し多すぎるくらいの方がSEOでは上位表示される割合が高く感じます。

記事のSEOでは、文字数と検索順位に相関関係があるとの分析結果も多く出ており、文字数が多い方が上位表示される確率が高いことがわかっています。

backlinkoの文字数と順位の分析

実際に上位表示されている競合サイトを見ながら、検索意図を満たすために必要な情報量がどれくらいかを判断してページを作っていきましょう。

SEOと文字数の関係についてまとめている記事もあるので、どのくらいの情報量が必要なのかを詳しく知りたい方はぜひ合わせて確認してみてください。

オンページSEO改善④ページの更新性を高める

Googleは基本的には最新の情報を好みます

フレッシュネスアルゴリズムとも呼ばれますが、最新情報が記載されているページの方が上位表示される確率は高いです。

過去の情報は間違った情報になることも多く、たとえば「2022年におすすめのイヤホン」を知りたい時に、2010年に最終更新された記事が出てきても全く参考になりません。

SEOおたく

クエリごとにどれくらいフレッシュネスが重要視されるかは異なります。基本的にはすべてのクエリである程度は重要視されていると考えて、定期的にページを更新してあげると良いでしょう。

フレッシュネスについてまとめている記事もあり、情報が最新であることをGoogleにどうやって伝えるべきかを解説しているので、ぜひご一読ください。

オンページSEO改善⑤検索意図合致率を上げる

Googleは検索クエリの裏側にある検索意図を推定し、その検索意図を満たせると判断したページを検索結果に出します。

よって検索順位を上げたければ、検索意図との合致率を高める必要があります。

検索意図合致率を高めるためには、下記の2プロセスが必要です。

スクロールできます
プロセス具体的な方法
1.どのように検索意図を推定するのか・Googleサジェスト…検索クエリと一緒に検索されることの多いクエリから推定する
・再検索キーワード…その検索の次に検索されることの多いクエリから推定する
・検索結果で上位表示されているページ…Googleが検索意図合致率が高いと判断している上位記事の構成から推定する
2.その検索意図を満たすにはどうすべきか・検索意図を満たしてあげるために必要な情報を入れていく

検索意図の推定は慣れていないうちは非常に大変ですが、検索結果で上位表示を目指す上では避けては通れないタスクです。

LANYのSEOコンサルタントが執筆した検索意図に関する記事コンテンツも参考にしながら、自分なりに検索意図を推定できるようになりましょう。

検索意図が推定できた後は、それを満たしてあげるために必要な情報を入れてあげれば良いです。

基本的には検索意図に対するアンサーを入れてあげれば良いので、もし自分がその検索をするとしたら何を知りたいのかを丁寧に考えて、コンテンツ作成に活かしましょう

オンページSEO改善⑥マルチメディア対策をする

SEO対策に必要なのはテキストのみではありません。

画像や動画、音声などマルチメディアで対策をしていく必要があります。

検索クエリごとにユーザーの欲しがる情報の形は異なります。ハウツー系の悩みであれば画像や動画で解決したいと思いますし、場合によってはテキストよりも音声で解説を聞きたい場合もあるでしょう。

検索意図を推定するだけではなく、どのような形であればその検索意図をもっとも効率的に満たしてあげられるのかまで考えて、ページ内に用意する情報の形は精査してください。

SEOおたく

オリジナル画像やYouTube動画との繋ぎ込みなどをすることで、検索順位が上がりやすいのはLANYのこれまでの経験でも大いにあったりもします。

LANYの事例としても一つのコンテンツをマルチメディアで配信していたりします。

LANYの被リンク獲得のコンテンツ

適切な情報を適切な形で届けられるようにマルチメディア対策も意識していきましょう。

観点②テクニカルSEO改善

テクニカルSEOも検索順位を上げる上で欠かせない観点です。

サイトにマイナス点があることで本来のポテンシャルを活かし切れず、検索順位が上がりきらないこともあるでしょう。

ここでは基本的なテクニカルSEOの要素として下記をご紹介します。

  • 表示速度を速める
  • サイト構造(内部リンク)を整える
  • クロール・インデックスを最適化する

それぞれご説明します。

テクニカルSEO改善①表示速度を速める

表示速度は順位に影響する」とGoogleは明言しています。

表示速度が遅いページは、ユーザー体験が悪く、Googleのクローラーからしてもリソースを食うので好ましくありません

表示速度が遅くなるのは、主に次の要因でしょう。

  • サーバースペックが低い
  • 画像が圧縮されていない
  • 不要な計測タグなどが多い

専門的な領域になるのでWebは開発に明るくない方がご自身で改善していくのは難しいかと思います。

しかしながら、Core Web Vitalsなども含め、Googleはページエクスペリエンスや表示速度を非常に重視しているので、課題感がある方は専門家にご依頼してみても良いでしょう。

なお、ページの表示速度を調べるときはPageSpeed Insightsの活用が便利です。詳しい使い方や改善方法を下記の記事で解説しておりますのでぜひ参考になさってください。

他にもCore Web Vitalsと表示速度について専門家がまとめた記事があります。表示速度が遅くなる要因や改善方法、対策のコツが詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。

テクニカルSEO改善②サイト構造(内部リンク)を整える

サイト構造や内部リンク構造も非常に重要です。

サイト構造が整っていないとGooglebotがサイト内を巡回しづらく、適切な評価が受けられないがために、検索順位が上がりづらくなります。

また内部リンク構造が適切でない場合には、リンクジュースと呼ばれるSEOの順位上昇に寄与するSEOパワーが適切にサイト内に巡回しません。

リンクジュースが渡らないと、サイト内で相対的に重要なページであることをGoogleに伝えられません

基本的には下記のようなサイト構造が最適であると言われていますので参考にしてみてください。

SEOのツリー構造とトピッククラスターモデル

サイト構造や内部リンク構造はSEO担当者の腕の見せ所であり、本記事で説明するには重すぎる内容なので割愛します。

リンクジュースや記事型サイトのサイト構造の最適解と言われるトピッククラスターモデルを解説した記事もあるので、合わせて読んでみてください。

テクニカルSEO改善③クロール・インデックスを最適化する

クロール・インデックスの最適化は、特に大規模なデータベース型サイトでは最重要課題になります。

クロールとは「GoogleがURLの中身を解析するプロセスのこと」で、インデックスとは解析したURLをデータベースに登録する作業です。

データベースに登録されていない限りは、どれだけ高品質なコンテンツであっても検索結果に表示されません

検索エンジンのお仕事のプロセス

サイト構造や内部リンクも関わるのですが、適切にクロールをページに回してあげないとそもそもページが発見されなかったりもします。

クロール・インデックスを最適化する主な方法は2つです。

  1. 内部リンク設計
  2. sitemap.xmlの送信

内部リンク設計は、サイトのトップページからすべてのページにリンクを辿れば辿り着く状態にしてあげることを意識しましょう。

sitemap.xmlについては、大規模サイトであれば作り方を工夫する必要こそありますが、記事型サイトなどであればきちんとすべてのページを送るだけで大丈夫です。

クロール・インデックスの最適化は難易度が高く、世の中のSEO担当者でもなかなか最適化をやりきれる人がいないのが現状です。

SEOおたく

LANYでは大規模サイトのSEO経験が豊富な担当者が複数名存在するため、もしクロール・インデックスにお困りの方がいればぜひお問い合わせください。

LANYのSEOコンサルティングの詳細>>

観点③ユーザー行動改善

ユーザーがページに流入する前後にどんな行動を取ったかも、検索順位を上げる上では気にする必要があります。

主に次のようなユーザー行動指標を改善してあげることで、検索順位をあげる可能性が高まります。(GAやGSCといったツールで確認できます)

  • 検索結果でのCTR(クリック率)
  • ページ内のページ/セッション
  • 平均セッション時間
  • 直帰率

詳しくはユーザー行動を解説した記事に書かれているのでそちらをお読みいただければと思いますが、改善する方向性としては「最初の検索結果になり、最後の検索結果になる」がテーマになります。

スクロールできます
改善する方向性意味
1.最初の検索結果になる複数並んでいる検索結果の中でクリックされるページになること。
2.最後の検索結果になるユーザーが必要とする情報をわかりやすく提供すること。

最初の検索結果になるには、ユーザーがクリックする検索結果を選ぶ際の基準となる順位やどのサイトの記事なのかのブランドを高めていく必要があるでしょう。

最後の検索結果になるには、ユーザーが他の検索結果を必要としない状態を作る必要があります。

この点を意識していれば、ユーザー行動は自然と改善していくでしょう。

SEOおたく

年々とユーザー行動がSEOに与える影響度が大きくなってきているように思います。
ぜひGoogleアナリティクスなども用いながらユーザー行動指標改善にも取り組んでみてください。

観点④外部指標(E-A-T)

ここまで紹介してきた、オンページSEOやテクニカルSEO、ユーザー行動改善は内部施策の部類です。

SEOを改善するには外部指標も改善していく必要があります。

しかし、サイトや運営者、ページが世の中からどのような評価を受けているのかの外部指標もSEOの順位決定要因としてのインパクトが大きいです。

外部指標を考える上では、基本的には下記2つで考えましょう。

  • 被リンク
  • E-A-T

どちらも非常に重要な要素なので、よく理解しておきましょう。

外部指標改善①大量の高品質な被リンクを高頻度で集め続ける

被リンクは、Googleが被リンクをWebサイトやページへの「人気投票」だと捉えているため、被リンクが多く付いているWebサイトやページは価値が高いと評価されます。

被リンクには量・質・頻度の3つの軸があり「大量の高品質な被リンクを高頻度で集め続ける」のが理想状態です。

被リンク獲得方法は別の記事でまとめています。被リンクのもたらす価値や具体的な獲得手法を解説しているので、知りたい方はぜひお読みください。

外部指標改善②E-A-Tを高める

E-A-Tについては、下記の3単語の略称です。

  • Expertise:専門性
  • Authoritativeness:権威性
  • Trusutworthiness:信頼性

Googleの検索品質評価ガイドラインと呼ばれる公式文書に何度も出てくる単語で、サイトやコンテンツの品質を測るために重要視されている要素です。

具体的にE-A-TのスコアなどはないとGoogleは述べていますが、サイト評価に関わる数々の指標を総合的に評価して、専門性や権威性、信頼性があるのかどうかを判断していると考えられます。

E-A-Tとは具体的には何で、どうやって高められるのかはE-A-Tについて書かれた記事で解説しているので、合わせて目を通してみてください。

検索順位が上がっているかを確認する方法

施策を打った後は、施策効果の有無を測るためにも「検索順位」の確認は欠かせません

施策に「効果があったのか」「効果がなかったのか」を効率良くしっかりと確認するためにも、検索順位をモニタリングできるツールを使うことをおすすめします。

SEOおたく

実際LANYでも「Googleサーチコンソール」や「GRC」などのツールを使って順位を計測しています。

下記に無料・有料の検索順位が確認できるツールをまとめました。

費用ツール
無料Googleサーチコンソール
検索順位チェッカー
SEOチェキ
有料GRC
Ahrefs
RankTracker
SEMRUSH

無料で使えるツールもありますが、モニタリングできるキーワードの数や機能は限られます。また手間もかかります。

基本的には「GRC」や「Ahrefs」などの有料のツールを使うことを推奨します。

GRCの費用や具体的な使い方はGRCについて書かれた記事で解説しているので、参考にしてください。

まとめ:SEOで検索順位を上げるには泥臭く施策を打っていくのが大切

検索順位を上げるために必要なことをまとめました。具体的なやり方としては次の施策を紹介しました。

観点具体的な施策/概要
オンページSEO・タイトルタグを最適化する
・Hxタグ(見出しタグ)を最適化する
・情報量を増やす
・ページの更新性を高める
・検索意図合致率を上げる
・マルチメディア対策をする
テクニカルSEO・表示速度を速める
・サイト構造(内部リンク)を整える
・クロール・インデックスを最適化する
ユーザー行動・検索CTRや平均セッション時間、直帰率などを改善する
外部指標(E-A-T)・大量の高品質な被リンクを高頻度で集め続ける
・E-A-Tを高める

冒頭にも述べたとおり、SEOには正解がないため、これをしたら検索順位が上がるといった裏技や飛び道具はありません。

Googleのアルゴリズムを分析し続け、検索者に取って有益なコンテンツを作り続けた先に検索結果での上位表示が待っているので、ぜひ今回紹介したような観点も踏まえながらSEO対策をしていってください。

考えた施策が当たって検索順位が上がれば楽しいですし、より多くの方に情報をリーチできるようになります。

終わらない戦いにはなりますが、ぜひSEO対策を楽しみながら実践していっていただけますと幸いです。

一方で、検索順位が下がった時の対処法や考え方は下記記事で解説しています。何の影響で順位が下がったのかを確かめて、適切な対処をしたい場合はぜひ参考にしてください。

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この記事の執筆者

竹内渓太のアバター
竹内渓太 SEOコンサルタント

株式会社LANYの代表。株式会社リクルートホールディングスにデジタルマーケティング職で新卒入社。3年間デジタルマーケティングに従事。その後、株式会社LANYを創業。大規模サイトのSEOが得意。

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