【2021年版】被リンクを増やす11個の方法

被リンクはSEOで最重要な順位決定要因といっても過言ではありません。

GoogleやBingをはじめとする主要な検索エンジンは、被リンクをWebサイトやページへの「人気投票」だと捉えており、被リンクが多く付いているWebサイトやページは価値が高いと評価されます。

昔のように、被リンクだけを集めればSEOで上位を獲得できる単純な時代ではなくなったものの、いまだに被リンクがSEOに与える効果は絶大です。

この記事では、被リンクがSEOにおいてなぜ重要なのかを解説し、具体的にどのようにして被リンクを集めるべきかのアイデアをご共有します。

すぐに実践できるものもそうでないものもあるので、ぜひブックマークなどをして、中長期的に被リンク獲得をしていってください。

目次

SEOにおいて被リンクはなぜ重要なのか?

冒頭にも述べたように、被リンクは他のWebサイトやページからの「人気投票」と考えられています。

その1票1票(1リンク1リンク)が、「このコンテンツは価値があり、信頼できて、有益である」というシグナルを検索エンジンに証明する役割があります。

これは、Googleの根底を成すアルゴリズムである “PageRank” の考え方です。

PageRankは、「素晴らしい論文というのは多くの論文から引用されるものだ」という根幹の考え方をもとに作られており、多くのWebサイトで引用される(≒リンクされる)ページは、価値が高いと判断されます。

もちろん、「価値があり、信頼できて、有益である」ことを判断するための材料は他にも無数にあるため、被リンクだけを集めていればそれが伝わるわけではありません。

しかし、根底を成す考え方であるため、この先どこまで行っても被リンクの重要度が下がることはおそらくないと私は考えています。

良いコンテンツを作った結果として自然と被リンクが集まるのがベストではありますが、SEOの世界では自然発生的に被リンク数が増えることはなかなかありません。

海外では被リンク獲得が「リンクビルディング」と呼ばれ、被リンクを獲得する業務が職業になるくらい注力されており、海外カンファレンスに参加してもどのように被リンクを獲得するのかの最新の手法などをトピックにしたセッションも非常に多いです。

被リンクがそれくらい大切だという前提を理解していただいた上で、実際にどのようなリンクが効果的で集めていけばいいのかをこれから解説していきます。

SEOに効果的な被リンクの特徴

被リンクの中にも、SEO的に効果が高いものとそうでないものがあります。

SEOにおいて効果が高い被リンクは、次のようなものです。

  • 権威性のあるWebサイト・ページからの被リンク
  • 関連性のあるWebサイト・ページからの被リンク
  • dofollowの被リンク
  • 多種多様なドメインからの被リンク

それぞれ簡単に解説します。

権威性のあるサイト・ページからの被リンク

たとえば、どこの誰が運営しているのかもわからないサイトから被リンクをもらうよりも、知名度の高く業界でも権威のあるサイトからの被リンクの方が効果的です。

極論、100本の個人サイトからの被リンクよりも、1本の大学や政府機関のドメインからの被リンクの方が、SEOに与える影響は大きいでしょう。

被リンクの効果を考える上で、量と質の議論になりますが、もちろん両方とも追いかけることがベストです。

ただし、どちらが大事かと聞かれれば、現状のアルゴリズムでは「質」であると考えます。

E-A-Tが非常に重視されている現在のアルゴリズムでは、どれだけ権威性のあるサイトから被リンクをもらえているかが、そのサイトのE-A-Tを測る上での重要指標となっているでしょう。

被リンク獲得施策を実施する際には、より権威性の高いサイトやページからリンクがもらえるように工夫しましょう。

関連性のあるサイト・ページからのリンク

リンクされているページ間の関連性を、GoogleやBingなどの検索エンジンはかなり高い精度で判断できます。

そもそも、被リンクとは何かしらの情報を引用した際などにつけるものであり、自然と付いた被リンクであれば関連性は自ずと高くなるでしょう。

しかし、中には被リンクスパムなどをして、適当な中古ドメインから自演リンクをつけたり、ディレクトリ型のサービスに登録して被リンクを獲得する方も一定数存在し、関連性の低い被リンクが大量に付いているサイトなどを目にすることも少なくありません。

もちろん被リンク1本がサイトに与える価値は大きいため、関連性が薄くともないよりかはあった方が良いかもしれませんが、かつてほどなんでもかんでも被リンクをつければ順位が上がる時代ではなくなったため、可能であれば精査して関連性の高いサイトやページから被リンクをもらうようにしましょう。

dofollowリンク

リンクには、いくつかの要素があります。

  • nofollow属性
  • ugc属性
  • sponsored属性

上記の3要素を用いて、そのリンクがどのようなリンクなのかを検索エンジンに伝え、取り扱い方法を変えてもらうことができます。

現時点では、nofollowリンクとその他2つのリンクの使い分けはあまりされていませんが、上記の3つはどれもGoogleに対して「クロールしないでね」「リンクジュースを渡さないでね」といったヒントを渡すことが可能です。

そうすることによって、外部サイトやbotには見せる必要のないページに対して無駄なクロールリソースを使わなくて済んだり、有限であるリンクジュース (SEOパワー)を取りこぼすことがなくなります。

逆に、上記の属性がついていなければ “dofollowリンク” です。

dofollowであれば、クロールもそのリンク経由で回ってきますし、リンクジュースももらうことができます。

被リンクによってリンクジュースをもらって順位を上げたいというのがリンクビルディングをする方の本音だと思いますので、被リンクをもらう際には “dofollow” であるかどうかをきちんと確認するようにしましょう。

最近では、Googleがsponsored属性を推奨するケースも増えてきましたので、丁寧にリンク属性を付与していきたい方は下記の動画も参考にしながら適切にリンク属性を使い分けてあげてみてください。

多種多様なドメインからの被リンク

被リンク数を増やすときに、併せて確認すべきが「被ドメイン数」です。

  • 被リンク数:リンク元ページの数
  • 被ドメイン数:リンク元ドメインの数

たとえば、共通フッターやサイドカラムなどに被リンクを設置してもらうと、そのサイトが保有するページ数分の被リンクがもらえることになります。

しかしながら、そのようなリンクはあまり効果が高くないですし、被ドメインは1の換算です。

検索エンジンの気持ちになればわかりますが、1つのサイトから大量の被リンク(人気投票)をもらっているよりも、多くのサイトから少しずつ被リンク(人気投票)をもらっているサイトの方が信頼できると考えられます。

被リンク数を増やしていく際には、まだ被リンクをもらったことのないサイトからもらえないかどうかを考えてみることをおすすめします。

被リンクを獲得するための方法

被リンクは、自然と付いていくのがベストではあるのですが、なかなかそうもいきません。

ここでは、主体的に被リンクを増やしていくために実施できる施策をいくつかご紹介します。

すぐにできるものはすぐに実施してみて、少し時間がかかりそうなものはこの記事をブックマークしておいて時間にゆとりができたタイミングで実践してみてください。

リンク切れ施策

リンク切れとは、ページ内にあるリンク先が404などのデッドページになってしまっている状態のことです。

リンク切れを起こしていることは、そのサイトのSEO評価にネガティブな影響を与えかねます。

よって、そのリンクは消すか、他の生きたリンク先に貼り替えるべきです。

自分の領域のサイトでリンク切れを起こしているサイトがあれば、教えてあげて自分の似たようなコンテンツへのリンクを貼ってもらえないか提案しましょう。

競合サイトや領域の多種多様なサイトを各種リンク切れを確認できるツールに入れて粛々と進めてみることをお勧めします。

海外では割と王道の手法ですが、日本ではメールでリンクを依頼するのが文化的に微妙かもしれません。

でも、リンク切れを教えてあげること自体は普通に良いことなので気負わずメールしてみてください。

リンク切れは、ahrefs等で簡単に確認することができます。

簡単なテクニックですが、リンク先を貼り替えるのは意外と面倒だったりもするので、担当者が脳味噌を使わずとも何をすれば良いのかがわかるテキストにてメールをしてあげることで、それなりに被リンクを獲得しやすくなるかと思いますのでぜひトライしてみてください。

リンク先の貼り替え依頼

テクニカルな施策です。

自分のサイトについている被リンクの中で、ルートドメイン(トップページ)がリンク先になっている被リンクを抽出します。

それらの中で、ユーザー体験的に他のページの方が適切であったり、関連性高く順位を上昇させたいページが他にある場合には貼り替えを依頼しましょう。

当サイトへの発リンクありがとうございます。ただ、リンク先がホームページになっており、ユーザーフレンドリーではないかなとも思います。よろしければ、XXXのページへリンクを貼り替えていただけないでしょうか?

リンク貼り替え依頼の例文

リンクジュースやPageRankの概念を理解している人であれば、別にホームでなくても良い、というか対象ページの方が良いことがわかるはずです。

そしてリンクを通じてサイト内PageRank(InRank)が行き渡る(いわゆるリンクジュースの思想)ので適切な対象ページにリンクをもらうようにしましょう。

逆画像検索

被リンク獲得で有効な施策の一つにインフォグラフィックを作成するものがあります。

もしインフォグラフィックを作成していたり、素敵な画像を作っている場合には、その画像を画像検索にかけてみてください。

他のサイトで勝手に引用されていることもかなり多くあります。

出典元を書かずに無断利用しているサイトがあれば、出典元のリンクを貼るように強く言いましょう。

こちらはインターネットのルールですので、正攻法ですし、被リンクをもらえる可能性が極めて高いので地道な作業ですが、ぜひ実践してみてください。

実際にどのように実施するのかをYouTubeにアップしていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

Q&Aプラットフォームからのリンク

海外だと主流のリンクビルディング手法です。

QuoraRedditから被リンクをもらう手法です。このようなサイトはnofollowリンクになっていることが多いので、そこまで大きな影響があるかどうかは不明ですが、nofollowでもないよりかはあった方が良いです。

nofollowであっても、関連度が高いページであれば、Googleが評価してくれる可能性はありますし、何よりリンクを通じてトラフィックを増やすことも可能です。

SEOでは地道な活動を通して少しずつ積み上げて行かなければいけない部分が大きいので、ぜひこのような施策も実施してみてください。

寄稿

古くからある手法ですが、まだまだ効果的だと思います。

関連度の高いサイトオーナーに寄稿させてもらえないかを頼んで、記事とリンクを一緒に納品しましょう。

リンク獲得のためだけに記事を一本納品するのはコスパが悪いと感じるかもしれませんが、被リンクの価値はそれ以上に大きいです。

なるべく権威性があり、関連度の高いブログに対して寄稿の交渉をするようにしましょう。

もちろん、被リンクのためではあるものの、相手側のメリットにも繋げてあげるべきですので、寄稿する記事の企画や提案は相手視点に立ってできると良いですね。

相互リンク

相互リンクは、Googleのポリシーとは外れます。

しかし、被リンク獲得の初動を高めるためには欠かすことのできない施策となるでしょう。

全く関連性のないサイト同士を無理やりつなぎ合うのは良くないですが、ある程度関連性があり、そのリンクを通じてトラフィックが流れるような類のものでしたら、ユーザーにとっても有益ですし、相互リンクをすることはありだと思います。

ある程度被リンクがつききっているサイトでは価値の低い手法ですが、まだサイトを立ち上げたばかりでほとんど被リンクがついていないような状況でしたら、まずはここから実践してみても良いかもしれません。

インフォグラフィック

人間は、文字で得られる情報量よりも、画像や動画で得られる情報の方が多く、インフォグラフィックは非常に多くの人に好まれる情報の形です。

Canvaなどのオリジナルのインフォグラフィックをサクッと作れるサービスもできたことから、昔よりかは施策の実施ハードルが下がった印象です。

納得のいくインフォグラフィックが作成できたら、各所にメールで送付したり、極論、有料広告などを配信してより多くのインプレッションを発生させるのも面白いかと思います

個人的には、次に紹介するプレスリリース施策と非常に相性が良いかと思いますので、本気でリンク獲得を実施していきたい方は、ぜひトライしてみてください。

プレスリリース施策

PR TIMESなどのプレスリリース配信サービスを用いて、各メディアに情報を直接的に届けるのも被リンク獲得に効果的です。

被リンクを獲得するためには、そもそもそのコンテンツがより多くの目に触れる必要がありますが、プレスリリースはそれを強制的に達成してくれます。

多くのプレスリリース配信サービスがありますし、配信にかかるコストが決して安くはないので、個人でサイト運営をしているような方からするとまだ早いと感じるかもしれませんが、その効果は絶大なので、少しでもリソースに余裕がある方は実践してみてください。

サーベイ(統計情報)

統計情報は、一次情報としての価値が高く、多くのサイトで引用されることが多いです。

アンケートなどをランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで実施して、その結果をまとめた統計コンテンツなどを作るのはおすすめです。

上記で紹介したプレスリリース施策とも相性が良いですし、統計情報を素敵なインフォグラフィックにすることでよりリンクは付きやすくなるかと思います。

このように、いくつかの手法を掛け合わせることもできるので、今回紹介している手法は単体でとらえず、いろいろ組み合わせたりもしながら試してみることをおすすめします。

サービスやツールを作る

被リンクを獲得したいサイト内に便利なサービスやツールを作成するのも一つの手です。

ノーコードの時代になり、サービスやツールを簡易的に作りやすい時代にもなったため、アイデアさえあればサイトのテーマと近しいツール等は意外と簡単に作れるでしょう。

Shopifyなどを利用してオンラインショップを作ってみても良いですし、LINE@の他のサービスを組み合わせながら簡易的なマッチングサービスを作ってみても良いと思います。

ツールやサービスを制作して、先に紹介したプレスリリース施策などと掛け合わせていけば、かなり大量の被リンクを獲得できるかと思います。

スカイスクレイパーテクニック

海外SEOでリンクビルディングを語るときに必ず出てくるテクニックです。

世界最大級のSEO会社、Backlinkoの考えたテクニックです。

  • 被リンクが大量についているコンテンツを見つける
  • そのコンテンツよりも優れたコンテンツを作成する
  • オリジナルコンテンツにリンクを向けていた人たちに自分の書いたコンテンツをメールで送る

日本で実施するのは少し強引すぎるかなとも思いつつ、被リンク獲得のためならこれくらい実践しても問題はないのかなとも思います。

まとめ

リンクビルディングの手法は、いろいろあります。

結局は工夫です。自サイトだったらどんな形でリンクをもらえるのかを一生懸命考えましょう。

リンク一本獲得するのにこんなに工数かけていいんだろうか…って思うかもしれませんが、良いです。

それくらいリンクは重要です。

ぜひ一つでも参考になる施策があったら幸いです。

この記事を書いた人

SEOおたくのアバター
SEOおたく SEOコンサルタント

LANYの代表。大規模HRサービスのインハウスSEOに4年間従事。100サイト以上のSEOコンサルティングを実践。大規模サイトのSEOが得意。

カテゴリから記事を探す

SEO
目次
閉じる