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SEO初心者がオウンドメディアを運用する前に知っておきたかった3つのこと
オウンドメディアを始めた方、始めようと思っている方、個人ブロガーの方向けの記事を書かせていただきました。
メディアを始めたばかりのときってSEOに関する初めましての用語が多くて難しそうだと感じたり、SEOを探すときもTwitterのアイコンが強そうな人が情報発信してると思えば、2次元アイコンの人が情報発信してたり、Googleもやたら抽象的だったりして、どうすれば良いの??って絶望しませんでしたか。
私はしました。
それでも、私は運よく優しい会社で運用させてもらっているので1年ほど細々と続けることができています。
でも振り返ると「これはもっと早くからやりたかったなー」「これはやらなくてよかったな」と感じたことも多くありました。
正直なところもっと効率情報を集めて施策をやっていたら、PVは倍くらいに伸びていたのかなとも思います。
そこで、自分と同じくオウンドメディアを立ち上げることになった方や個人ブログを始めたばかりの方向けに、無駄な時間やコストをかけないための情報収集の仕方とメディアの運営方法について紹介をさせていただきます。
オウンドメディア担当になったけど、どうしたら分からない同じ境遇の方の何かしらの手助けになれば幸いです。
すでにSEO中級者以上の方は、庭で遊ぶ孫を見る気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
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メディア運営で成果が出ない方はぜひお使いください。
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SEO初心者がオウンドメディアを引き継いで1年耐えた
最初に簡単に私の経歴を紹介させていただきます。
私は前職ではメイン業務の傍らにオウンドメディアでライティングを2年程度、副業でライターを半年程度経験。(合計100記事程度執筆)
前職ではSEOコンサルの方が月1回記事添削をしてくださっていたので、簡単なSEOライティングは習得していました。
その後、職を辞めて縁の会ったスタートアップの会社に2020年12月に入社。
2020年5月にオウンドメディアがオープンしていましたが、担当が入れ替わりでいなくなったので、SEOをある程度知ってそうということでオウンドメディア担当者に就任。
紆余曲折あり今に至ります。
2021年12月現在は月間9万PV程度のメディアではありますが、1年くらい担当をしてやっとSEOの進め方が分かってきて、落ち着いて施策も試せるようになってきました。
そんな私が改めて過去の自分に送りたいと感じた「オウンドメディア初心者だった頃に知っておきたかったこと」をご紹介させていただきます。
細かい情報収集の方法や施策といった各論の話ではなく恐縮ですが、オウンドメディア運営に携わる上で大切だと感じた次の3点についてご紹介いたします。
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誰向けの情報なのかを確認する
当たり前のことですが、情報は「誰が」「誰に向けて」伝えているのかを理解することが重要だと改めて感じています。
オウンドメディアの運営を始めたばかりの頃はSEOの完全初心者でしたが、SEOの情報はネットに溢れていたので気になることはすぐに調べることができました。
中には具体的なSEO対策の方法を提供している方もいたため、助かった経験も多いです。
しかし、具体的な内容だったがゆえに私の情報の受け取り方が悪く、無駄なコストをかけてしまうこともありました。
1つ実際にあった失敗の例をご紹介します。
- サイトが遅いとユーザー体験が悪くなり、サイトの評価が悪くなると見た
- PageSpeed Insightsのスコアが参考になると見た
- PageSpeed Insightsのスコアアップを外部の業者に発注
- PageSpeed Insightsのスコアは上がったが、FCPスコアが悪くユーザー体験の改善はなし
上記の例は、「PageSpeed Insightsのスコアを上げたら良い」という情報を自社の状況に合わせて考られていなかったために起こってしまった失敗だったと反省しています。
サイトスピードを改善したいと思ったときの自社の状況は画像を大量に使用している700記事程度のストックがあり、ECサイトとも繋がっているイレギュラーな形をしていたので、一般的なサイトとは違っていました。
そのタイミングでは、自分自身で何がスピードが遅い原因なのかの特定はできませんでしたし、ページスピードのどの部分を改善することでユーザー行動が改善するのかも検討はつきません。
その結果、目にした情報を鵜呑みにしてPageSpeed Insightsのスコアだけを改善するというHowに走ってしまい、本来達成したかった「ユーザー行動の改善によるサイト評価の上昇」を達成することができませんでした。
この件があってからは、目にした情報が本当に自社でも使えるのか?を確認するために、現状と情報の背景が合っているのかを以下のポイントを見ながら取り入れています。
- 情報が対象としているサイトの規模
- 発信している人の参入ジャンルやサイトの目的(モデル)
- 読んでいるユーザー層 ・発信者のポジション
特に情報発信をしている方はSEOコンサルタントの方や、大規模サイトの経験者なことが多いため、個人ブログや小規模メディアでも同じことは言えるのか?は常に確認していくべきだと考えています。
SEOノウハウについてお悩みの方へ
LANYのインハウス化支援コンサルティングサービス概要資料
LANYのサービス導入事例
アルファノート株式会社 様
(ご利用サービス:オウンドメディア運営インハウス化支援)
実践を通してSEO改善(自社でモニタリングのやり方から、課題を特定する方法、施策の立案)の業務が4ヶ月で身についた。
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セカンドオピニオンを集める
情報は1箇所からだけではなく、複数から集めることも意識しています。
SEOの情報はTwitterやネットで検索すると大量に出てきますが、どの情報が正しくて、どれくらい重要なのかはパッと見ただけでは分からないことが多くはありませんか?
私自身もオウンドメディアを引き継いだばかりの頃はやることが多かったため、目にした情報すべてを参考に手を動かすだけのリソースがなかったため、どのように情報と付き合うかを考えました。
その結果、私自身が良いと思ったのは「セカンドオピニオン」を集めることです。
セカンドオピニオンとは元々は医療用語で「違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めること」という意味です。 (私の場合は2つ以上は異なる情報を集めていたので、正確にはセカンドオピニオンではないです。)
つまり、1つの場所からだけでなく多くの場所からの情報を統合して、情報の精度と重要度を理解しましょうという内容です。
SEOには正解がないため、誰が言っている情報なのか、どれくらいの人が言っている情報なのかは意外と重要だったりします。
しかし、初心者のころは誰の情報が信頼できるのか分かりません。ですので、より多くの方が言っている意見を取り入れてみるのも一つの手です。
SEOに少しずつ詳しくなっていくにつれて、「この人は正しいことを発信してくれている」と段々と分かってきます。
そうなってから、信頼度の高い人の情報を集中的に取るようにしていくと効率が良いでしょう。(LANYさんの情報は信頼度が高いのでいつも本当に助かってます)
施策を決めてやりきる
SEOだけではないですが、決めた施策をやる切ることもオウンドメディア担当者として難しいと感じています。
SEOについて調べたり、Twitterを見たりしていると「このSEO対策いいやん!取り入れたい!」と思うことが多いですよね。
面白そうなツールがあると入れたくなるのも、とても良く分かります。
やり始めたSEO対策も始めたばかりは成果も見えないし、効率よく業務できないので簡単そうなものに目を惹かれました。
新規記事も大して書いてないのに危うくリライトのためのツールを入れてしまいそうなこともありました。
それらをちょくちょくつまみ食いをしながらいまに至りますが、SEOの施策は一度やったら振り返りができる程度まではやり切ったほうが良いと感じています。
なぜなら、メディアオリジナルのデータを蓄積しないと競合に勝つようなサイトに成長させることができないためです。
メディアごとにユーザー層や目的は異なります。そのため、ネット上の情報がオウンドメディアを伸ばすベストプラクティスではないことは多々あります。
参入しているジャンルによってはコンテンツの深堀りをしたほうが良いのか、量産したほうが良いのかも違うでしょう。
それらは自分なりに施策のPDCAを回しながらデータを見てわかっていくものです。
途中で施策を変えたり、中途半端に違うことをはじめてしまったらデータが溜まらず、結局何をしたらオウンドメディアが伸ばせるのかが分からない状態から抜け出せないでしょう。
やると決めたことをやり切って、きちんと振り返りを実施し、効果が出た点・出なかった点を丁寧に検証することで、そのさきの施策の精度は上がっていきます。
施策をやり切るマインドはぜひオウンドメディアの担当者であれば持ち続けたいですね。
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オウンドメディア担当者さん一緒に頑張りましょう!
オウンドメディアに新しく担当者として就任したときに気を付けることとして以下の3つを体験談を込みで紹介しました。
- 誰向けの情報なのかを確認する
- セカンドオピニオンを集める
- 施策をやりきる
正直、何を当たり前のことを言っているんだと思った方も多いかもしれません。
ただ、何も知らなかった過去の自分と同じ過ちを繰り返す人が一人でも減ったら嬉しいと思って記事を書かせていただきました。
誰か1人のためにでもなっていたら嬉しいです。
なかなかオウンドメディアは初心者からやると成果も出なくて辛いことも多いですが、それでも毎月PV数を追うことや、どうやったら伸びるのかな?と考えるのは楽しいですよね。 私は楽しいです!
一緒にオウンドメディアを育てて、将来はどや顔できるように頑張っていきましょう!
LANYではオウンドメディア運用代行サービスがあり、お客様のメディアにLANYのメディア改善チームが入り、課題抽出から施策立案、施策実装までを一貫してサポートいたします。
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