CV数6倍!SEO記事の検索意図を深海レベルで深掘って高品質な記事を作る方法

この記事は、LANY Advent Calendar 2日目の記事です。

SEO、勝ちたいですよね。でもそう簡単に勝てないですよね。

「勝つためには高品質な記事を書け」と一度は耳にしたことがあると思いますが、みんな思うことはただ一つ。

「記事の品質なんてめっちゃくちゃ意識してる!!でも上がんないから困ってるんだ!!このウソつき!!!」

わかります。めっちゃわかる。高品質な記事を書くだけで順位が上がるなら誰も困ってない。

で、その記事、本当に高品質ですか?

その高品質って主観じゃない?そもそも高品質な記事って何?

今回は、高品質な記事、SEOで勝てる記事、そして稼げる記事。そんな記事を作るたった一つの方法をお伝えします。

申し遅れました。るーかと申します。

SEOおたくさん率いるLANYでコンテンツ系メディアのSEOコンサルタントをしています。

ちょっとだけ自慢すると「Wi-Fiおすすめ」などでサブドメインなど使わず1位取れる回線系メディアを運営していました。

もともとフロントエンドの経験があり、SEOはテクニカルな側面から入ったのですが、経験を重ねるほどテクニカルな面だけでは勝てないと気付き、今では記事の品質を最重要視しています。

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LANYでは、検索意図を深掘りながらSEOで成果の出る記事作成やSEOコンサルティングが可能です!

ご興味のある方は、下記のSEOコンサルティング詳細ページをご確認の上、お気軽にご連絡ください。

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目次

高品質な記事とはどんな記事か?

高品質な記事とは、「検索で流入するすべてのユーザーの検索意図を完璧に満たしてあげる記事」です。

検索意図を満たすっていうのは、検索KWに含まれる疑問や欲求をくみ取ってあげて解決に導いてあげることですね。

例えば、「iPhoneケース おすすめ」というKW。これの検索意図なんだと思いますか?

iPhoneケースのおすすめが知りたい?それともiPhoneに傷つけたくない?

まぁ間違っちゃいない。でも浅い。この程度だと、リード文も浅くなりがち。

「おすすめのiPhoneケースを探していませんか?」とか「おすすめのiPhoneケースをランキング形式で紹介!」みたいなKW反復するだけの導入を見るとげんなりしてしまいます。

筆者なら検索意図は「不安の無い生活を送りたい」と設定します。

何言ってんだコイツ?と思うかもしれませんが、これを基にリード文を書くとこうなります。

・iPhoneを落としてしまうと、場合によっては修理費が5万円以上になることも。一人暮らしなら約2ヶ月分の食費と考えるととんでもない金額ですよね。だから頑丈なケースを選ぶことが大切です。

「不安のない生活」との結びつきはまだイメージしにくいかもしれませんが、この文を読むと「ちゃんとケース買わなきゃ!」って思いませんか?

この「不安のない生活」というのがいわゆる潜在的欲求です。

そして、その潜在的欲求を導き出すために必要なのが「検索意図の深掘り」をすること。

これが高品質な記事を作るたった一つの方法です。

検索意図の深堀りがいいことしかない理由

検索意図の深堀りによって起こるいいことは以下の3つ。

  • ユーザー行動が改善する
  • 検索順位に好影響を与える
  • CVRが上がる

上記について、ここでは詳しく解説しませんが、SEOやっている人ならどれも喉から手が出るほど欲しいものではないでしょうか?

もちろん、深掘りした検索意図を記事に落とし込むことが大事ですが、それができればいいことづくしです。

筆者が最近実際に検索意図の深掘りをして改善した記事では、順位もCVRもどんどん上がり、CV数は改善前の約6倍にもなりました。さすがに自分でも少し驚きましたが。

検索意図の深掘りによって起こるデメリットは?

検索意図の深掘のデメリットは無いかというと実は一つだけあります。

それは、前時代のSEOを続けている人に理解されないことです。未だに見出しにKWを詰め込んだりとにかく文字数だけ増やせば順位が上がると思ってるタイプの人たちのことですね。

その人が上司であれば「そんな無駄なことに時間を使うな」と言われるでしょうし、一緒にサイトを改善する同僚なら「そんなのKWツールに入ってないし競合もやってないじゃん」と言われるかもしれません。

その場合は、自分の担当領域だけでもこの概念を取り入れて、結果で見返してやりましょう。

結果が出れば上司も同僚も黙らせられますし、なんならその実績を持ってより違う場所で成功するチャンスも出てくるかもしれません。

検索意図を深掘りする方法

ここからは具体的に検索意図を深掘りする方法を紹介。手順は以下のとおりです。

  1. KWを単語レベルで区切る
  2. KWに対して5W1Hの視点で理由を深ぼる
  3. 5段階欲求のいずれかに辿り着くまでやる

1.KWを単語レベルで区切る

SEO流入を狙う記事であれば対策KWを設定していると思います。まずはそれを単語レベルに分解しましょう。

「iPhoneケース おすすめ」であれば、「iPhone」「ケース」「おすすめ」の3つの単語に区切ります。

それぞれに対して深ぼっていくことによって解像度が上がってきます。

「iPhoneケース おすすめ」で考えると、スタートラインは「iPhoneケースのおすすめを知りたいのはなぜ」に。

一方で、分解することによって「そもそもなぜiPhone?」というところがスタートラインになり、ユーザーの検索背景がより鮮明になり、潜在ニーズにも近づきやすくなります。

2.対策KWに対して5W1Hの視点で理由を考える

分解したKWを、5W1H の視点で理由を考えます。具体的には以下のような感じです。

  • What:いつこれが必要なの?
  • Where:どこでこの情報が必要なの?
  • Who:どんな人がこの情報を必要としてるの?
  • Why:なんでこの情報が必要なの?
  • What:何を必要としているの?
  • How:どうやってこれを達成しようとしてるの?

例えば、「iPhoneケース おすすめ」というKWであれば以下のようものが考えられます。

いつ 

  • iPhoneを買ったとき
  • 今使ってるケースの傷が気になってきたとき
  • ケースに求める機能がかわったとき(カードホルダーが欲しくなった等)
  • 気に入ったものを見つけたとき

どこで

  • どこでも、肌身離さず、通勤通学(電車)、職場、自宅、屋外(使う場所)
  • 携帯ショップ、量販店、百均、雑貨屋、ライブやイベントの物販など(購入場所)

だれ

  • iPhoneを持ってる人

なに

  • iPhoneケース

なぜ

  • いつと同じ

どうする

  • iPhoneに装着する
  • 買う・探す・おすすめされたい

どうやって

  • ネットで買う、お店で買う、体験する

この場合の「いつ」のように、各項目に対して複数出てくることはよくあります。

次の段階で深掘っていくと、どこかで合流したりすることもありますが、この段階で思いついたものは一旦すべて書き出すようにしています。

2.5段階欲求のいずれかに当たるまで深掘る

マズローの5段階欲求って知ってますか?聞いたことがある人も多いと思いますが下の図のようなやつです。

5段階欲求にたどりつくとそれ以上深掘りすることは基本的に不可能。これ以上は、人間そういうもんだからとしか言えなくなります。

つまり「5段階欲求のいずれかに当たるまで深掘れ」は「これ以上無いくらい深掘れ、ゴールは与えとくから」ということです。

検索意図を深掘りするときの問いかけ

深掘る際は以下の問いかけが有効です。

  • それはなぜなのか?
  • それをするとどうなるのか?
  • 反対の言葉に言い換えるとどうなるか?

なぜ?どうなるのか?は問題ないと思うので、3つ目だけ少し解説。

視点を広げるために有効なのが、この「反対の言葉に言い換えて考えてみること」です。

iPhoneであればAndroidになります。「なぜiPhoneなのか?」と同時に「なぜAndroidじゃないのか?」を考えると、新たな発想が出てくるはずです。

実際の検索意図の深掘り例

先程の例の「いつ:iPhoneを買ったとき」を深掘ると以下のような例が考えられます。

いつ:iPhoneを買ったとき?→なぜ?→新品のきれいを維持したい→なぜ→修理費が発生したり買換時の下取りに影響があるのは嫌だから→なぜ?→お金が減るのは嫌だから→なぜ?→生活に影響するから→なぜ生活に影響したくない?→安全の欲求があるから

ここまで行くと5段階欲求にたどり着いたので完了。これ以上は深ぼれません。

もう一つ、「だれ?」と「なにに?」の2つの観点で深掘りしてみます。

だれ:iPhone持ってる人→なぜAndroidじゃない?→Androidだと馬鹿にされたことがある→馬鹿にされるとどうなる?→疎外感を感じる(ので嫌)←社会的欲求

なにに:iPhoneに→iPhoneだとどうなる?→人と被る→被りたくない←承認欲求・自己実現欲求

これらを踏まえると、「みんなの仲間に入りたいけど個性は出したい」という検索意図も考えられます。

メインから少し外した部分のニーズかもしれませんが、こういった需要にも気付けるのが、検索意図を深掘りするメリットです。

もちろん、5W1Hで洗い出した全ての要素で5段階欲求にたどり着くことは難しいです。しかし、1つぐらいは5段階欲求欲求のいずれか=これ以上ないところまで深掘れるといいかなと思います。

あとは構成やライティングにこれらを反映していくだけです。

深掘りした検索意図を記事に反映する方法

ここからは、ライティングと構成のそれぞれに、この検索意図を反映する方法を紹介します。

検索意図をライティングに反映する方法

この検索意図をライティングに反映する方法はただ一つ。

深掘りの過程で出てきたワードをより具体的にすることです。

先程の例を基にすると、以下のようになります。

  • iPhoneを買ったとき→買換え直後でまだケースを買ってない
  • 新品のきれいを維持したい→傷ひとつない
  • 修理費が発生したり→5万円ぐらい?
  • 下取りに影響が→わからんけど数万円単位かも?
  • 生活に影響する→5万円だと一人ぐらしなら2人分の食費ぐらい?

これを基にリード文を組み立てると以下の様になります。

・iPhoneを落としてしまうと、場合によっては修理費が5万円以上になることも。一人暮らしなら約2ヶ月分の食費と考えるととんでもない金額ですよね。だから頑丈なケースを選ぶことが大切です。

冒頭で紹介したのリード文が組み立てられましたね。「不安のない生活を送りたい」という潜在的欲求をワードとして直接取り入れることはしていませんが、深掘りの過程で出てきたKWを具体的な言葉で入れることで、イメージのしやすい文になったかと思います。

以下のようなリードもありですね。

・iPhoneは予想以上に傷に弱く、落とさなくてもポケットに入れて数日過ごすだけで小キズがつくことも。その小キズが原因で買換え時の下取りで大幅に損することもあります。だからiPhoneを買ったらすぐケースをつけるよう準備しましょう。

これも、買い替え直後でこれからケースを買うという人には刺さるかもしれません。

検索意図を構成に反映する方法

検索意図を記事に反映する手順は以下の通り。

  1. KWツールや競合を参考に構成を作成
  2. 深掘りの過程で出てきたワードの具体化
  3. 構成の中で検索意図が当てはまりそうな部分に当てはめて最適化していく

2は、ライティング部分で解説したとおり。

3は、例を挙げると、とにかく傷をつけたくない人には耐久性重視のケースを、価格重視の人には安いケースをまとめた章を作って、ライティングで惹きつけるイメージですね。

記事冒頭で、内部リンクで導線を引いて上げると、より親切な記事になります。

本当は、より検索者に寄り添った構成を作るやり方もあるのですが、説明が困難なので今回は割愛します。

まとめ

今回紹介した記事の作り方は、あまり馴染みのないやり方だったかもしれません(こういう解説をしているサイトは今のところ見たことがない)。

経験則ではありますが、Googleにも検索ユーザーにも、そしてサイト運営者にもフレンドリーなコンテンツの作り方だと思っています。

この検索意図の話を文字にしたのは初めての経験で、うまく伝わったか自信が無いのですが少しは参考になれば幸いです。

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SEOおたく SEOコンサルタント

LANYの代表。大規模HRサービスのインハウスSEOに4年間従事。100サイト以上のSEOコンサルティングを実践。大規模サイトのSEOが得意。

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