【傾向と対策】Googleプロダクトレビューアップデート

英語圏では、下記の3タイミングでGoogleプロダクトレビューアップデートが展開されています。

  • 2021年4月8日
  • 2021年12月1日
  • 2022年3月23日

日本語での展開はまだと言われていますが、Googleのアルゴリズムは全世界共通で改善されていく場合が多く、彼らが目指している方向性を先回りして捉えておくのは非常に重要です。

この記事では、そもそもプロダクトレビューアップデートとは何かと、英語圏でのプロダクトレビューアップデートの動きから見える「傾向と対策」を示したいと思います。

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Googleプロダクトレビューアップデートとは何か?

プロダクトレビューアップデートとは、商品レビュー領域に関係するGoogleのランキングシステムの改善のことです。

Google公式の「Google の商品レビューに関するアップデートについてクリエイターが知っておくべきこと」によれば、次のような内容であると書かれています。

Google 検索は、テスト、検証、審査プロセスを通じて、できる限り便利で役立つ情報を表示するよう常に努めています。それにより、ユーザーから高く評価されるのは、多数の商品をまとめただけの質の低いコンテンツではなく、詳細な調査結果を示した商品レビューであることがわかっています。そこで、そうしたコンテンツが高く評価されるように設計された、ランキング システムの改善(「商品レビューに関するアップデート」と呼んでいます)についてお知らせいたします。

Googleセントラル

現時点(2022年4月現在)では、英語によるレビューのみが対象となっているため、日本語クエリには関係ないものとはなっています。

とはいえ、Googleの目指すべきアルゴリズムの方向性を理解する上で非常に良い題材となるので、ぜひポイントを抑えていってください。

なぜGoogleは商品レビューの品質を高めたいのか?

Googleが特定領域を狙い撃ちしてアルゴリズムの改善をすることはそこまで多くありません。

2018年あたりからYMYL領域(健康やお金など人々の人生に大きな影響を与える領域)に対して、より厳しいアルゴリズムを展開したりはしていますが、基本的にはアルゴリズム全体の調整で課題を解決しようとしています。

YMYL領域が狙い撃ちされているのはフェイクニュースなどで人々の人生に大きな悪影響を与えてしまいかねない社会的な課題があったためであり、今回の商品レビューのアップデートにも何かしらの課題設定があるはずです。

もちろん公式には述べていませんが、商品レビューの検索が他プラットフォームに取られるのを危惧しているのではないかと予想しています。

What Google Search Isn’t Showing You“(Google検索ではわからないもの)というタイトルで投稿されたNewYorkerの記事では、”Google is dying”のブログを引用して次のように述べています。

When it comes to product reviews or recipes, Brereton argued, results from Google’s search engine “have gone to shit.” Rather than settling for the default, those who want to know what a “genuine real-life human being” thinks of a certain product have learned work-arounds, such as adding “Reddit” to their searches to bring up relevant threads on that platform. 

NewYorker

レシピや商品レビューを検索すると、Googleの検索結果は広告とアフィリエイトリンクで埋め尽くされたサイトしか出てこず、本当に求めている「リアルな情報」が出てこないと。

本物の情報を知りたいユーザーは、Redditなどのプラットフォームに行くかもしれませんし、Amazonの商品レビューを直接見に行くかもしれません。

そうなってくるとGoogleで商品レビューを検索するユーザーの数が減少してしまい、広告収益モデルのGoogleとしては大きな痛手を負います。

だからこそ、ユーザーが離れていってしまう前に商品レビューの領域でのアルゴリズムを調整して、より良い情報が提供されるように改善を繰り返しているのではないでしょうか。

商品レビューのSEOで重視される点

商品レビューは、「多数の商品をまとめただけの質の低いコンテンツではなく、詳細な調査結果を示した商品レビュー」であるものを評価すると述べています。

ただ公式サイトの情報や第三者情報をまとめただけではなく、洞察に富んだ分析と独自の調査を提供し、そのトピックのことをよく知る専門家や愛好家によって書かれたコンテンツが優れたコンテンツです。

Googleが公式に述べている商品レビューで考慮すべき観点は次のとおりです。

  • 必要に応じて、商品に関する専門知識を伝えているか。
  • メーカーが提供する情報以外の独自のコンテンツで、商品の見た目や使い方を紹介しているか。
  • 商品に求められる各種の性能がどの程度達成されているかについて、定量的測定を提供しているか。
  • 競合商品との差別化要因について説明しているか。
  • 比較対象となる商品を示しているか。または、特定の用途や状況にどの商品が最適か説明しているか。
  • 調査に基づいて、特定の商品のメリットやデメリットについて述べているか。
  • 以前のモデルやリリースから商品がどのように改善され、問題点が解消されたかなど、ユーザーの購入決定に役立つ情報を提供しているか。
  • 商品が属するカテゴリの主な意思決定要因と、その分野での当該商品の性能を明らかにしているか。たとえば、自動車のレビューでは、燃費、安全性、運転のしやすさが主な意思決定要因であると判断し、そうした分野での性能を評価します。
  • メーカーからの情報以外に、商品の設計と、それがユーザーに与える影響に基づいて、重要な選択肢を示しているか。

参考:Google の商品レビューに関するアップデートについてクリエイターが知っておくべきこと

要は、自分が買い物をする立場だったときにどのようなレビューが欲しいかを考えてみると良いでしょう。

メーカーの提供する情報はメーカーの公式サイトで見られます。本当に欲しい情報は、実際に利用したユーザーとしての独自の切り口でのレビューではないでしょうか。

メーカーにはできない他競合製品との比較や、事前に知っておくべきデメリットなどをきちんと明記し、ユーザーの購買決定要因となるポイントを抑えることが、商品レビューを提供するクリエイターのなすべき役割な気がします。

もちろん、Googleがどのように実際に商品をレビューしていると判断するのかなどは不明です。

ただ、SEOでは「Googleがどうやっているかはわからないけど、嘘をつかずに愚直にやる」というスタンスが最終的には報われると思っています。

とはいえ、具体的にどのようなポイントを抑えてレビューコンテンツを作ると良いのかのヒントは英語圏での検索順位の変動からも見えてきている部分もありますので、この記事で抑えていきましょう。

Googleに評価される商品レビューサイトの特徴

商品レビューアップデートが既に展開された英語圏の情報をもとに考察していきます。

Google’s 2021 & 2022 Product Reviews Updates: What Happened?“の内容を参考にさせていただいていますので、英語が読める方は原文もぜひチェックしてみてください。

Best Woman’s Ski Pants of 2022“の記事をもとに、評価されるコンテンツの要素として次のものが挙げられていました。

  • スキーパンツの何が好きか/嫌いかについて専門家の洞察を提供している
  • 多くのサイトで見られるストックフォトとは対照的に、独自の写真を含んでいる
  • 複数の販売者へのリンクが含まれている
  • 2022年のスキーシーズンに関連する洞察を真に反映させるために、更新されたコンテンツを含む
  • それぞれのパンツが何に適しているのかを解説(バックカントリー、リゾートなど)
  • しっかりとした比較表が含まれている
  • 確かな執筆陣がいる
  • 各環境に最適なパンツを紹介する豊富なコンテンツを掲載

好き嫌い(メリット・デメリット)がきちんと書かれていたり、複数の販売者へのリンクが含まれているのはGoogle推奨の形ですね。

Best Earplugs for Sleep“の記事をもとには、次の要素が挙げられていました。

  • 選択方法に関する具体的な情報を含んでいる
  • 確かな執筆陣
  • 製品レビューが毎週更新されていることに言及
  • 総合的に優れた耳栓、価格的に優れた耳栓、ノイズキャンセリングに優れた耳栓、快適性に優れた耳栓を解説している
  • 複数の販売者へのリンクが含まれている
  • それぞれの耳栓がどのような人に最適なのかを詳しく解説
  • 製品のハイライトを紹介
  • 各耳栓の「騒音低減率」を具体的に表記しています。

選択方法について、どの観点を気にすべきなのかが専門家の知見から書かれていました。

本記事では具体的な施策への落とし込み方は解説しませんが、評価されているポイントをもとにご自身で商品レビューサイトを運営されている場合には、施策に落とし込んでみてください。

まとめ

Googleはプラットフォームとしての品質を保ち続けるために、商品レビューに対するアルゴリズムを調整しています。

まだ英語圏のみでの展開ではありますが、日本語圏に来るのも時間の問題です。

SEOでは先手を打っておくことで、アルゴリズム変動があったタイミングで大きなリターンを得ることも可能です。

この記事で紹介したプロダクトレビューアップデートに対する傾向と対策をもとに、ぜひご自身のサイトを改善してみてください。

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SEOおたく SEOコンサルタント

LANYの代表。大規模HRサービスのインハウスSEOに4年間従事。100サイト以上のSEOコンサルティングを実践。大規模サイトのSEOが得意。

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