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【2024年最新版】GDN/YDAのバナーサイズまとめ!広告メニュー別や最低限作成すべきサイズ、注意点も解説
GDN(Google 広告のディスプレイ広告)やYDA(Yahoo!ディスプレイ広告)ではバナーサイズの規定があります。
規定通りのサイズ以外の画像を作っても審査に通らなかったり、配信が伸びやすいサイズもあったりするためサイズに関して必ず押さえておきたいところです。
この記事では、GDN・YDAのバナーサイズの規定と、入稿時の注意点を解説します。バナー広告の作成方法がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
GDN・YDA(YDN)のバナーサイズ 早見表
今回は、GDNとYDAのそれぞれのバナーサイズを紹介します。
バナーには以下の3種類があります。
- イメージ広告
- レスポンシブ広告(GDNではレスポンシブディスプレイ広告)
- デマンドジェネレーションキャンペーン
それぞれの表でまとめていますので、ご参考にしてください。
【イメージ広告】GDN・YDAのイメージ広告のバナーサイズ一覧
イメージ広告は、商品やサービスについて記載された画像型の広告です。
GDNとYDAで使用できるバナーサイズが異なり、PCとスマホによっても入稿可能なバナーサイズが違います。
以下の表がバナーサイズをまとめた一覧表になります。
バナーサイズ横✕縦 | GDN | YDA | ||
---|---|---|---|---|
PC | スマホ | PC | スマホ | |
160×600 ※推奨 | 〇 | 〇 | ||
300×250 ※推奨 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
300×600 ※推奨 | 〇 | 〇 | ||
320×50 ※推奨 | 〇 | 〇 | ||
336×280 ※推奨 | 〇 | |||
468×60 ※推奨 | 〇 | 〇 | 〇 | |
728×90 ※推奨 | 〇 | 〇 | ||
120×600 | 〇 | |||
200×200 | 〇 | 〇 | ||
240×400 | 〇 | |||
250×250 | 〇 | 〇 | ||
250×360 | 〇 | |||
300×50 | 〇 | |||
300×1050 | 〇 | |||
320×100 | 〇 | 〇 | ||
580×400 | 〇 | |||
600×600 | 〇 | 〇 | ||
640×360 | 〇 | |||
930×180 | 〇 | |||
970×90 | 〇 | |||
970×250 | 〇 | |||
980×120 | 〇 | |||
使用できる拡張子 | JPEG(.jpg、.jpeg)GIF 89a(.gif )PNG(.png)アニメーション広告(GIF) | JPEG(.jpg、.jpeg)PNG(.png)GIF 89a(.gif)静止画のみ | ||
画像の容量 | 150KB | 150KBまで※画像のアップロード自体は上限3MBまで可能だが、150KBを超える画像のアップロード時は150KB以下になるように自動圧縮される。 自動圧縮した結果、150KB以下に圧縮できなかった場合はアップロードが出来ないため、再度ファイルサイズを150KB以内に変更してアップロードする必要がある。 |
GDNのバナー広告の推奨サイズとして、以下の6種類があります。
- 300×250
- 728×90
- 160×600
- 320×50
- 300×600
- 336×280
上から5つのサイズは、GDNでよく使用されているサイズです。5つ揃えておくと、95%の広告掲載場所に対応できます。
336×280については、画面の大きいスマホを使っている人が増えてきているため、最近GDN推奨されています。336×280以外はYDAでも併用できるのでおすすめです。
【レスポンシブ広告】GDN・YDAのレスポンシブ広告のバナーサイズ/比率一覧
レスポンシブ広告は、複数設定した画像とキャッチコピーを媒体の機械学習モデルに基づき自動的に組み合わせ、ディスプレイ広告の配信枠に表示する広告のことです。(Google 広告ではレスポンシブディスプレイ広告と呼びます。)
機械学習により最適化した広告を配信するため、ターゲットにあった広告を表示でき、クリックされやすくなるメリットがあります。
様々な大きさの配信枠に調整して表示できることから、最近主流になっています。
サイズや容量の上限は以下の表のようになるのでご覧ください。
GDN | YDA | 縦横比 | |
---|---|---|---|
画像(横長) | 最小 600×314 | 1200×628 | 1.91:1 |
画像(スクエア) | 最小 300×300 | 300×300 | 1:1 |
ロゴ(横長) | 最小 512×128 | ー | 4:1 |
ロゴ(スクエア) | 最小 128×128 | 180×180 | 1:1 |
容量 | 5,120 KBまで | 3,000KBまで |
もしGDN、YDAの両方で入稿するのであれば、YDAにサイズを合わせることでGDNの規定もクリアできます。GDNのレスポンシブディスプレイ広告は、YDAのバナーサイズに対応できるためです。レスポンシブディスプレイ広告を配信するには、横長画像とロゴの画像を1枚ずつ設定することが必要です。
参考:ディスプレイ広告で使用できる画像サイズ|LINEヤフー for business
参考:イメージ広告の画像サイズ|Google 広告 ヘルプ
【デマンドジェネレーションキャンペーン】GDNのデマンドジェネレーションキャンペーンのバナーサイズ / 比率
デマンドジェネレーションキャンペーンとは、Google 広告の広告メニューの1つです。Googleのサービスである、GmailやYouTube、Discoverに広告を掲載できます。
検索したキーワードや動画やサイトの履歴などのデータを基に、ユーザーへ最適な広告を提示できることが特徴です。
デマンドジェネレーションキャンペーンには、1つの画像と広告文で構成された広告と複数の画像と広告文で構成されるカルーセル広告があります。
画像の推奨解像度と縦横比については以下の表のようになります。
推奨解像度 | 縦横比 | |
---|---|---|
横長 | 推奨:1200×628 最小:600×314 | 1.91:1 |
スクエア | 推奨:1200×1200 最小:300×300 | 1:1 |
縦長 | 推奨:960×1200 最小:480×600 | 4:5 |
ロゴ | 推奨:1200×1200 最小:128×128 | 1:1 |
容量はすべて5MBが上限です。
縦長の画像はYouTubeでは使用できないので注意してください。
また、デマンドジェネレーションキャンペーンはGDNの中でも特に広告審査の厳しいフォーマットです。
他の広告フォーマットで審査が通ってもファインドで広告審査が落ちることはよくあります。
Googleの広告規定によると、画像内にボタン要素を設けるようなインタラクティブ要素の暗示をすると広告審査に落ちるという旨が記載されています。
他にもさまざまな規定があるので、Google 広告のヘルプを参考にしてみてください。
参考:デマンド ジェネレーション キャンペーンを作成する|Google
GDN・YDN対応の拡張子(ファイル形式)
GDNとYDNで対応できる拡張子を以下の表に記載します。
形式ファイル | YDN | GDN |
---|---|---|
JPEG(.jpg、.jpeg) | 〇 | 〇 |
PNG(.png) | 〇 | 〇 |
GIF 89a(.gif) | 〇 | 〇 |
アニメーションGIF | ✕ | 〇 |
参考:ディスプレイ広告で使用できる画像サイズ|LINEヤフー for business
参考:独自のディスプレイ広告のアップロードについて|Google
JPEGは、容量を軽くして保存できるファイル形式です。
約1,670万色のフルカラーを扱うことができ、色の変化が多い写真にも対応できます。
ただし、画像の容量を小さくするために圧縮して上書き保存した場合、画質が劣化するデメリットがあります。
PNGは、何度上書き保存をしても劣化しないファイル形式です。
JPEGと同じように約1,670万色のフルカラーを扱えます。
ただし、JPEGよりも画像の容量が大きくなるのがデメリットです。
GIFはアニメーションの表現ができるファイル形式です。
256色しか扱えませんが、PNGと同様に上書き保存しても画像が劣化しません。
静止画としての利用もでき、色数が少ない画像に向いています。
なお、アニメーションGIFはGDNでしか利用できません。
以前はYDNでも利用できましたが、2019年10月にアニメーションGIFの入稿を終了しています。
参考:ディスプレイ広告(YDN)終了に伴う操作停止について|Yahoo!広告ヘルプ
GDN・YDAの運用で最低限用意すべきサイズ・比率は?
GDN・YDAにて最低限必要なサイズを紹介します。
イメージ広告、レスポンシブ広告、デマンドジェネレーションキャンペーンそれぞれについて以下の表に記載しますのでご覧ください。
広告種別 | GDN | YDA | ||
---|---|---|---|---|
画像サイズ(比率) | 最低限必要な画像の数 | 画像サイズ(比率) | 最低限必要な画像の数 | |
イメージ広告(バナー広告) | ・300×250 ・728×90 ・160×600 ・320×50 ・300×600 | 左の中から最低1つ必要 | ・300×250 ・728×90 ・160×600 ・320×50 ・300×600 | 左の中から最低1つ必要 |
レスポンシブディスプレイ広告(レスポンシブ広告) | ・横長:2400 x 1256(1.91:1) ・スクエア:300×300(1:1) それぞれ1枚ずつ | それぞれ1つ必要 | ・横長:2400 x 1256(1.91:1) ・スクエア:300×300(1:1) | どちらか1つ必要 |
デマンドジェネレーションキャンペーン | ・横長:1200×628(1.91:1) ・スクエア :1200×1200(1:1) ・ロゴ(スクエア):1200×1200(1:1) | それぞれ1つずつ必要 | 非対応 | |
デマンドジェネレーションキャンペーン (カルーセル) | ・横長:1200×628(1.91:1) ・スクエア :1200×1200(1:1) ・ロゴ(スクエア): 推奨1200×1200(1:1) 最小128×128(1:1) | ・横長およびスクエアが合計2つ必要 ・ロゴ(スクエア)が1枚必要 | 非対応 |
参考:ディスプレイ広告で使用できる画像サイズ|LINEヤフー for business
参考:イメージ広告の画像サイズ|Google
参考:デマンド ジェネレーション キャンペーンについて|Google 広告 ヘルプ
参考:ディスプレイ キャンペーンを最適化する|Google 広告 ヘルプ
イメージ広告とレスポンシブ広告は併用して配信すべき?
イメージ広告とレスポンシブ広告は併用が可能です。
もし予算に余裕があれば、2つの広告を同時に運用することをおすすめします。
Googleの調査によると、広告の併用によって、イメージ広告だけの場合より50%以上のコンバージョンを獲得していることがわかりました。
参考:ディスプレイ キャンペーンを最適化する|Google 広告 ヘルプ
コンバージョンが増えることで、サービスや商品を購入してくれる人が増え、売上の増加が見込めます。
ただし、併用すると広告費が増大しかねません。
GDNでは、広告のインプレッション数やクリック数によって料金が決まります。
つまり、広告が表示されやすくなるほど費用がかかるのです。
広告の制作コストも増えるため、予算を割けるときに併用しましょう。
GDN・YDA広告作成/入稿時に注意すべき点
GDNとYDAの広告作成、入稿時に注意すべき点として、以下の5つがあります。
- 広告審査完了まで日数を考慮してバナー作成する
- レスポンシブ広告は画像が自動トリミングされることがある
- 最上級表現を含むテキスト・広告文を使わない
- 薬事法に抵触するテキスト・広告文を使わない
それぞれ詳しく解説します。
1.広告審査完了まで日数を考慮してバナー作成する
広告入稿後の審査にはある程度日数がかかるため、日数を考慮してバナーを作成しましょう。
広告審査結果が出るのは、Google 広告が1営業日、Yahoo!広告が3営業日程度です。
しかし、入稿数が多い時期の場合、審査に時間がかかる場合も少なくありません。
「休日に広告を出したい」と連休前に審査を申請しても、審査が終わらずに広告を配信できないことが少なくありません。広告が出せなかった結果、利益が得られるチャンスを失ってしまうのです。
スケジュールに余裕をもって、バナーを作成しましょう。
2.レスポンシブ広告は画像が自動トリミングされることがある
レスポンシブ広告は画像の掲載場所にサイズを合わせるため、画像が自動でトリミングされることがあります。
そのため、重要な部分が見切れないように画像を作成しなければなりません。
Google 広告では最大5%、Yahoo!広告で最大20%トリミングされる場合があります。
毎回最大値でトリミングされるわけではなく、1%程度の微調整も行われます。
広告を掲載した時に重要な部分がカットされないよう、テキストや商品の画像を中央に配置しましょう。
もしテキストを多く入れたい場合は、テキストの入力欄があるので、そちらに記入することをおすすめします。
参考:レスポンシブ(画像)における画像入稿時のご注意|Yahoo!広告ヘルプ
参考:レスポンシブディスプレイ広告 画像掲載について|Google
3.最上級表現を含むテキスト・広告文を使わない
「日本一」「No.1」「一番」「業界初」などのフレーズは使わないようにしましょう。
誇大広告とみなされ、審査に落ちる可能性が高いです。
最上級表現を使うことで、自社製品やサービスが他社より優れていることをアピールできます。
しかし、消費者に間違った認識を与える可能性があることから、最上級表現は景品表示法でも規制されているのです。
もし根拠がないのに「日本一安い」「業界一の会員数」などと記載した場合、法令違反になる可能性があります。
審査に落ちるだけでなく、法令違反による信頼の損失にもなりかねませんので、最上級表現は使わないでください。
ただし、第三者による明確な根拠を提示することで審査に合格する可能性があります。
ですが、確実に合格できるわけではないので、使用しない方がいいでしょう。
4.薬事法に抵触するテキスト・広告文を使わない
薬事法に関わるテキストを広告内に記載しないようにしましょう。
化粧品や健康食品の効果を過大に宣伝すると審査に落ちやすくなるためです。
たとえば、「これを食べるだけですぐに痩せます」「これを飲めばガンが治ります」などは薬事法に抵触します。
Yahoo!広告やGoogle 広告にも審査基準が詳しく記載されているので、下記のページを参考にして広告を作成しましょう。
参考:【広告】広告掲載基準|Yahoo!広告ヘルプ
参考:ヘルスケア、医薬|Google 広告 ヘルプ
YDAやGDNの出稿ルールを正しく理解しよう
YDAやGDNでは、イメージ広告、レスポンシブ広告、デマンドジェネレーションキャンペーンでバナーサイズの規定があります。
ルールに従って広告の作成や入稿に着手することが大切です。
画像内のテキスト比率を低くし、最上級表現や薬事法に抵触する表現は避けましょう。
また、レスポンシブ広告の自動トリミングや審査にかかる日数も意識して作成する必要があります。
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