【2025年最新】GDNで可能なターゲティング設定一覧|使い方や特徴を解説

GDNの11種類のターゲティングを一覧化!それぞれの使い方や特徴・メリットも解説

Google Display Network(GDN)は、効果的なデジタル広告戦略に役立つプラットフォームです。

現在、GDNで設定できるターゲティングは12種類あります。

ターゲティングの設定を誤ると、届けたいユーザーに広告が表示されず、不要な予算の増加につながります。

効果的に運用するためには自社の方針に合う設定を組み合わせることが大切です。

本記事では、GDNで設定できるターゲティングの種類とそれぞれの特徴を解説します。効果的に配信する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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尾崎 穂波

大手広告代理店にてリスティング広告やディスプレイ広告、YouTube、Meta広告の運用を中心に従事。
LANYでは広告運用からLPOまでの一気通貫での改善を担当し、成果につながる戦略的なサポートを提供。

目次

広告を適切なユーザーへ届けるためにターゲティングを使う

広告を適切なユーザーへ届けるためにターゲティングを使う

GDNをはじめとしたディスプレイ広告は、インターネット上にある多くの広告枠に広告を掲載できます。

多くのユーザーに広告が配信されるため、ディスプレイ広告で成果を出すには、ターゲティング(誰に)とクリエイティブ(何を)を検討することが不可欠です。

ターゲティングを設定していない場合、GDNで配信できるすべての広告枠が配信対象となります。自社の商品・サービスを必要としていないユーザーにまで広告が配信されると、広告効果が得られにくく費用がムダになりかねません。

自社の商品やサービスのターゲット層が明確であれば、ターゲティングを設定することで、ピンポイントにアプローチできます。

ターゲティングの種類や特徴を把握できれば費用対効果の高い広告戦略を考えられるようになるので、ぜひ以下を読んでターゲットを設定してみましょう

ターゲティングだけではなくGDN全般の特徴やメリット、具体例について知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。

このセクションのポイント
  • Googleディスプレイネットワーク(GDN)では配信面が非常に多く、あらゆるユーザーにリーチできます。その分、興味のないユーザーにも配信されてしまうため、事前にターゲティングを絞ることが重要です。
  • GDNで使用できるターゲティングの種類は12個と多いため、目的に応じて使い分けをしましょう。

GDNのターゲティングは大きく分けて2種類

ターゲティングは、基本的には「誰に」広告を配信するかを決める要素で、GDNの場合、次のように大きく分けて2種類の設定項目があります。

  • 「人」をターゲットとするオーディエンスターゲティング
  • 「広告掲載場所」をターゲットとするコンテンツ ターゲット

オーディエンスターゲティングは「人」をベースに、コンテンツ ターゲットは「広告掲載場所」をベースにしたターゲティングです。

「広告掲載場所」は、「指定した広告掲載場所を見ている人」をターゲティングする機能です。

それぞれの特徴を以下で詳しく紹介するので、はじめてGDNを活用する方は参考にしてください。

オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングは、「人」をベースにしたターゲティング手法です。

GDNのオーディエンスターゲティングで設定可能なターゲティングは、下記のとおりです。

  • ユーザー属性
  • 詳しいユーザー属性
  • 地域
  • 購買意向の強いセグメント
  • アフィニティセグメント
  • カスタムセグメント
  • ライフイベント
  • データ セグメント
    • ウェブサイトやアプリを過去に利用したユーザー(リマーケティング)
    • 類似セグメント
    • カスタマーマッチ

参考:オーディエンス セグメントについて|Google 広告 ヘルプ

各ターゲティングの詳細は後述しますが、たとえば次のように広告を配信したいユーザーの特徴がある程度決まっている場合に活用できます。

  • 関東圏在住の20代〜30代の女性
  • キャンプやハイキング用品の情報を積極的に探しているユーザー
  • 自社サイトに過去に訪問したことがあるユーザー
  • 過去購入に至ったユーザーにインターネット上の行動が似ているユーザー

オーディエンスターゲティングは広告掲載場所を指定できないため、自社商品・サービスとまったく関連がないWebサイトにも広告が配信されることがあります。

ただし、自社商品・サービスに関連・興味があるユーザーへ広告配信されるため、コンバージョン率の向上が期待できます。

コンテンツ ターゲット

コンテンツ ターゲットは、次のような要素を指定して「広告掲載場所」をターゲティングする手法です。

  • キーワード
  • トピック
  • プレースメント

「広告の掲載場所」をターゲティングすることで、その掲載場所を閲覧しているユーザーに広告を配信できます。

たとえば結婚式場サービスの場合、ウエディング系のニュースサイトをターゲティングすることで、これから結婚を控え結婚式場を探しているユーザーへアプローチできるでしょう。

ただし、コンテンツ ターゲットには次のような注意点があります。

  • ターゲティングするWebサイトを指定しすぎると、広告の表示回数が確保しにくい
  • キーワードやトピックでターゲティング設定をすると、ターゲット以外のユーザーにも広告配信されるおそれがある

コンテンツ ターゲットも「誰に」をターゲティングするものですが、広告を配信するユーザーを直接コントロールできない点がデメリットです。

参考:コンテンツ ターゲットについて|Google 広告 ヘルプ

GDNのオーディエンスターゲティングの一覧

GDNには、「オーディエンスターゲティング」と「コンテンツ ターゲット」それぞれで現在12種類のターゲティングがあり、適切に設定することで目的に沿ったユーザーへ広告を配信できます。

ここではまずGDNのオーディエンスターゲティングで設定できる内容について解説します。

ユーザー属性

「ユーザー属性」では、年齢や性別などユーザーの基本情報からターゲットを絞り込めます

設定できる項目は以下のとおりです。

設定項目詳細
年齢「18~24 歳」/「25~34 歳」/「35~44 歳」/「45~54 歳」/「55~64 歳」/「65 歳以上」/「不明」
性別「女性」/「男性」/「不明」
世帯年収「上位 10%」/「11~20%」/「21~30%」/「31~40%」/「41~50%」/「下位 50%」/「不明」
子供の有無「子供あり」/「子供なし」/「不明」

参考:ユーザー属性ターゲティングについて|Google 広告 ヘルプ

自社のターゲットにあわせて設定することで、商品・サービスを必要としているユーザーに届けられます。

ただし、GoogleはユーザーのGoogleアカウントの情報や行動履歴などから、どのターゲティング属性に属するか判定している点に注意が必要です。

仮に「18~24 歳」のみにチェックした場合でも、40代や50代のユーザーへも配信される可能性があります。

なお、過去の配信実績を見ると年齢や地域、性別については、ターゲティング内容と実際の配信ユーザーに大きなズレが生じることは少ないと考えられます。

詳しいユーザー属性

詳しいユーザー属性では、通常のユーザー属性よりも細かくセグメントできます

設定できる項目は以下のとおりです。

設定項目詳細
子供の有無「子供あり」:「0歳〜1歳の乳児」/「1歳〜3歳の乳児」/「4歳〜5歳の幼稚園児」/「6歳〜12歳の小学生」/「13歳〜17歳」
配偶者の有無「独身」/「交際中」/「既婚」
教育最終学歴:「高校卒」/「学士号」/「大学院卒」/「現役の大学生」
住宅所有状況「住宅所有」/「賃貸」
就業状況「業種」:「サービス業」/「テクノロジー業界」/「ヘルスケア業界」/「不動産業界」/「建設業」/「教育機関」/「製造業」/「金融業界」

「社員数」:「小規模雇用者(従業員数: 1~249 人)」/「大規模雇用者(従業員数: 250~10,000 人)」/「超大規模雇用者(従業員数: 10,000 人以上)」

参考:ユーザー属性ターゲティングについて|Google 広告 ヘルプ

ユーザーが働いている業種や社員数での絞り込みが可能なため、BtoB商材を取り扱う企業でも活用できます。

アフィニティセグメント

「アフィニティセグメント」では、ライフスタイルや趣味、日頃の習慣などにもとづいて、特定のカテゴリに関心があるとされるユーザーに広告を配信できます。

「購買意向の強いセグメント」よりもリーチの範囲が広く、潜在層にアプローチするのに効果的です。

設定できるカテゴリは以下のとおりです。(大カテゴリのみをピックアップして紹介しています。)

スポーツ、フィットネステクノロジーニュース、政治
フード、ダイニングメディア、エンターテイメントライフスタイル、趣味
乗り物、交通機関家庭、園芸旅行
美容、健康買い物好き銀行、金融

小カテゴリを含めると約150種類のカテゴリがあり、ユーザーの興味・関心をより詳細に絞り込むことが可能です。

自社の商品・サービスのターゲットユーザーが興味・関心のありそうなカテゴリを選択することで、ターゲティングの精度を高められます。

参考:アフィニティ カテゴリのターゲティング|ディスプレイ&ビデオ 360

購買意向の強いセグメント

購買意向の強いセグメントは、以下のようなユーザーに広告を配信できます。

  • 広告主の商品サービスと類似するものを検索しているユーザー
  • 購入を前向きに検討している行動を取っているユーザー

アフィニティセグメントと比較して、購入や問い合わせなどコンバージョンをする見込みが高いユーザーに広告を配信できるのが特徴です。

以下のようなカテゴリがあり、自社の商品・サービスのターゲットにあわせて選択できます。(下記は大カテゴリだけピックアップしています。)

アパレル、アクセサリアート、工芸品イベントのチケット
ギフト、行事コンピューター、周辺機器スポーツ、フィットネス
ソフトウェアデートサービスビジネスサービス
ビジネス、産業向けの関連商品不動産季節的な買い物
家庭、園芸家電就業状況
幼児、子供向け製品教育旅行
楽器、音楽の関連用品美容、パーソナルケア自動車、乗り物
通信金融サービス

小カテゴリを含めると全部で約700種類のカテゴリがあるため、より詳細に絞り込むことが可能です。

参考:購買意向の強いユーザーのターゲティング|ディスプレイ&ビデオ 360 ヘルプ

ライフイベント

「ライフイベント」では、次のような人生における大きな節目を迎えているユーザーに広告を配信できます。

大カテゴリ小カテゴリ
マイホームの購入「マイホームを最近購入」/「マイホームを近々購入予定」
大学卒「卒業予定」/「最近卒業した」
定年退職「最近退職した」/「近々退職予定」
引っ越し「引っ越し予定」/「最近引っ越しした」
結婚「最近結婚した」/「結婚予定」
起業「最近起業した」/「近々起業予定」
転職「最近転職した」/「近々転職予定」

上記のようなライフイベントは人生において一時的にしか発生しないため、おおまかに興味・関心カテゴリを選択するアフィニティセグメントよりもリーチが狭くなります。

一方で、ライフイベント時には、関連する幅広い情報を検索したり、購入を検討したりします。

たとえば、「結婚」であれば以下のようなことを調べるでしょう。

  • 結婚式場
  • 結婚指輪
  • 新居
  • 引っ越し
  • 家具 など

調べる情報が多岐にわたるため、購入を検討しているユーザーをターゲティングする「購買意向の強いセグメント」よりリーチが広くなる傾向があります。

カスタムセグメント

カスタムセグメントは、下記3つの項目を設定できます。

設定項目配信対象ユーザー
キーワード設定したキーワードに関連する商品・サービスに興味・関心がある、購入意向があるユーザー
※Googleサービスで広告配信されるキャンペーンの場合は、設定したキーワードをGoogleサービスで検索したユーザーをターゲットすることもできる。
URL設定したURLと似ているWebサイトを閲覧しているユーザー
<注意>設定したURLへ広告が表示されるわけではない。
アプリ設定したアプリと似ているアプリを使用しているユーザー
<注意>設定したアプリへ広告が表示されるわけではない。

既存で用意されている設定項目では、ターゲティングできないユーザーを絞り込みたいときに効果的です。

カスタムセグメントのさらに詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。

データ セグメント

データ セグメントはユーザーのデータを利用したターゲティング手法です。

GDNのデータ セグメントには、以下3つの種類があります。

  • Webサイトやアプリを過去に利用したユーザー(旧称:リマーケティング)
  • 類似セグメント
  • カスタマーマッチ(既存顧客リスト)

それぞれの活用方法を詳しく紹介します。

ウェブサイトやアプリを過去に利用したユーザー(旧称:リマーケティング)

リマーケティングは、過去に自社サイトやアプリにアクセスしたことがあるユーザーに広告を配信するターゲティングです。

訪問履歴があるため、ユーザーは自社の商品・サービスに強い興味・関心があると想定されます。

検討中のユーザーに改めて広告を表示することで、自社サイトへの再訪問を促し、コンバージョンにつなげることが可能です。

また、ターゲットするユーザーは「アクセスの有無」に加えて、下記の例のようにユーザーのサイト内行動に応じて細かく設定できます。

ユーザーリスト例

  • 自社サイトに訪問したユーザー
  • 会員登録フォームで離脱したユーザー
  • 求人詳細ページを閲覧したユーザー
  • カートに商品を追加し、決済ページまで進んだが離脱したユーザー
  • CVに至ったユーザー

※ここではリマーケティングで配信対象とするユーザーを「ユーザーリスト」と呼ぶことにしています。

リマーケティングの仕組みや配信方法については、以下の記事で詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。

類似セグメント

類似セグメントは、「自社の既存顧客」や 上記の「ユーザーリストのユーザー」に似ている特徴を持つユーザーへ広告を配信するターゲティングです。

現在は、デマンドジェネレーションキャンペーン(旧ファインド広告)のみが利用できます。

「顧客リストやユーザーリスト内のユーザー」という「種」をもとに、Google 広告が持つ様々なデータと機械学習による分析を通じて、その種のユーザーと興味・関心や特徴が似ているユーザーをリアルタイムに割り出し、類似セグメントとして作成します。

類似セグメントと、その種となる「顧客リストやユーザーリスト内のユーザー」の関係は次のようなイメージです。

類似セグメント

注意点は、類似セグメントには「顧客リストやユーザーリスト内のユーザー」は含まれていません。

つまり、上の図の薄い青部分が類似セグメントとなります。

「種」として利用可能なユーザーリストは次のようなものになります。

  • ウェブサイトに訪問したことがあるユーザー
  • アプリ利用ユーザー
  • カスタマーマッチ(自社の既存顧客リスト)
  • YouTubeユーザー
  • Googleアナリティクスで作成したユーザーリスト

※カスタムセグメントは「種」として利用不可になります。

リマーケティング配信やカスタマーマッチ配信の成果が良く、さらに新規顧客の獲得を目指したい場合は、それを「種」とした類似セグメントへの広告配信を検討してみましょう。

参考:オーディエンス ターゲティングに関する変更: Google 広告の類似ユーザー機能(別称「類似セグメント」)がサポートされなくなります|Google 広告 ヘルプ

カスタマーマッチ(既存顧客リスト)

カスタマーマッチは、自社で保有している顧客情報リストを活用してターゲティングする手法です。

以下のような顧客情報をGoogle 広告へアップロードすることで、Googleが保有するアカウント情報とマッチしたユーザーに配信できます。

  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 国名
  • 郵便番号
  • モバイルデバイスID(IDFAやAAIDを指定)
  • User ID

参考:顧客データファイルのフォーマットについて|Google 広告 ヘルプ
参考:モバイル デバイス ID を使用したデータ セグメントについて|Google 広告 ヘルプ
参考:User ID を使って広告を掲載するデータ セグメントについて|Google 広告 ヘルプ

次のようなシーンで活用できます。

  • 既存顧客へ別の商品・サービスを紹介しアップセルやクロスセルを狙う。
  • 既存顧客へセールなど期間限定のプロモーションを行う。
  • 休眠顧客へ再度アプローチを行う。
  • カスタマーマッチを「種」とした類似セグメントへの配信で、価値の高い既存顧客と似た特徴を持った新規ユーザーへ広告配信する。

また、カスタマーマッチは近年のCookieの利用規制への対応策としても重要です。

Google 広告のコンバージョン計測はCookieを利用していますが、近年はプライバシー保護のための利用が制限されていることがあります。

ユーザーへのリマーケティング配信の成果が悪化しているアカウントや、コンバージョンの計測が難しいオフラインのビジネスなどでは、Cookieに依存しないカスタマーマッチを積極的に活用しましょう。

データの安全性について

顧客情報は企業にとって重要なデータです。

カスタマーマッチで顧客情報リストをアップロードする際は、データの安全性を保つために、アップロード時にSHA256 アルゴリズムによりハッシュ化してGoogle 広告へ連携されます。

このハッシュ化アルゴリズムは一方向のデータ変換で暗号化前の形式に戻せないため、不正利用を防止でき、安心して利用できます。

参考:カスタマー マッチご利用ガイド|Google 広告 ヘルプ

このセクションのポイント
  • オーディエンスターゲティングは9つのターゲティングがあります。
  • オーディエンスターゲティングは、ユーザーの興味や関心や属性など「人」をターゲティングする機能です。
  • リマーケティング配信やカスタマーマッチなど、自社商品・サービスを認知しているユーザーへ広告を配信できます。

GDNのコンテンツ ターゲット一覧

コンテンツ ターゲットでは、下記3つを指定することで「広告掲載場所」をターゲティングできます。

  • キーワード
  • トピック
  • プレースメント

ディスプレイ広告で利用でき、デマンドジェネレーションキャンペーンや、P-MAXキャンペーンでは使用できない設定です。

以下で設定できることを紹介するので、配信の最適化をしたい方はぜひお読みください。

キーワード

キーワードを設定することで、そのキーワードと関連性の高いWebページやアプリ、動画などに広告を配信できます。

たとえば、以下のような設定が可能です。

例:キッチン用品の広告を配信する場合
キーワード:キッチン用品、料理用品、フライパン、食器

上記のように設定すると、キッチン用品を紹介するブログやサービスサイトなどに広告を配信できます。

訴求したい商品・サービスに関するキーワードを設定すれば、その商品・サービスと関連性のあるWebサイトを閲覧するユーザーに配信可能です。

ただし、解釈の幅が広いキーワードを設定すると、専門サイトだけではなく幅広い情報を取り扱うサイトにも配信されるおそれがあります

一般的なサイトに配信されると、商品・サービスに興味、関心がないユーザーにも広告が配信され、費用対効果の低下につながりかねません。

効果的にターゲティングするには、ターゲットが商品・サービスを探す際に検索しそうなキーワードを設定することが大切です。

検索広告を出稿している場合は、検索広告でコンバージョン獲得できている検索語句を参考にするとよいでしょう。

なお、キーワードは配信対象の除外にも活用できます。

参考:コンテンツ ターゲットについて|Google 広告 ヘルプ

トピック

トピックは、Google 広告が分類したトピックを選択して広告を配信するターゲティング手法です。

選択したトピックに関連するWebサイトやアプリ、YouTube動画に広告を配信できます。

配信対象の除外としても活用できます。

設定できるトピックは次のとおりです。(下記は大カテゴリだけピックアップしています。)

アート、エンターテインメントインターネット、通信オンライン コミュニティ
ゲームコンピュータ、電化製品ショッピング
スポーツニュースビジネス、産業
フード、ドリンクペット、動物不動産
世界の国々人々、社会仕事、教育
住居、庭健康旅行、交通
書籍、文学法律、行政科学
美容、フィットネス自動車資料
趣味、レジャー金融

さらに小カテゴリを選択することで、より詳細にターゲティングできます。

指定したトピックに関連するWebページに幅広く広告配信をしたい場合は、トピックを活用しましょう。

参考:トピック ターゲットについて|Google 広告 ヘルプ

プレースメント

プレースメントは、以下のような配信先を直接指定するターゲティング手法です。

  • WebサイトのURL
  • YouTubeチャンネル
  • YouTube動画
  • アプリ
  • アプリのカテゴリ

プレースメント単位で実績を確認できるため、すでに効果が出ているWebサイトのURLを指定することで、広告予算を集中的に投下できます。

配信実績がない場合でも、自社商品・サービスに関連性が高いWebサイトを見つけた場合は、直接プレースメントとして設定可能です。

また、広告効果の低いWebサイトを指定して除外することも可能です。とくにアプリ面は広告費のわりに成果が低いケースが多いため、実績を確認して除外すべきか判断しましょう。

モバイルアプリ全体を除外したい場合は、「プレースメントの除外」で下記を入力すると除外できます。

mobileappcategory::69500

ただし、指定したWebサイトやアプリ、YouTubeチャンネルに広告枠がない場合は配信できません。

参考:プレースメント ターゲティングについて|Google 広告 ヘルプ
参考:特定のウェブページと動画を除外する|Google 広告 ヘルプ

このセクションのポイント
  • コンテンツ ターゲットの3つの指定方法について解説しました。
  • コンテンツ ターゲットは、キーワードやトピックなどを指定してWebページやアプリ、動画に広告を配信できるターゲティング機能です。
  • 3つの指定方法は「広告配信面」の除外としても設定可能です。とくにアプリ面の配信は配信量が多い反面、成果につながりにくいケースが多いため、実績を確認して除外を検討しましょう。

GDNでターゲティングを設定する前に必要なこと

どのターゲティング設定をするか決める前に、ターゲットユーザーの属性や購入や利用に至るまでのフローなど、下記項目と仮説を交えながら事前に調査しておきましょう

  • 年齢、性別、居住地域、職業、学歴などのデモグラフィック情報
  • 生活スタイル(活動時間、普段どのようなメディア、アプリに触れているか、など)
  • どのような悩み、欲求、興味(ニーズ)をもっているか
  • そのニーズを解消するためにどのような行動を取っているか

上記をベースに想定したターゲットユーザーと、実際にターゲティングできる項目を照らし合わせながら設定を行います。

ターゲティングを活用することでターゲットユーザーへ効率的にアプローチできますが、細かく設定しすぎると配信対象のユーザーが減るリスクがあります。本来CVにつながる可能性があったユーザーへの配信もされなくなってしまう機会損失が発生してしまうため、注意が必要です。

GDNのターゲティング設定方法

GDNターゲティングを設定方法で分類すると、以下の3通りに分けられます。

  • 選択式のターゲティング
  • コンテンツターゲティング
  • カスタムオーディエンス

選択式のターゲティング

選択式のターゲティングは、Google 広告の管理画面上でチェックボックスをオンにすることで設定できます。

<アフィニティやトピックターゲティングなどの設定方法>

  1. 「キャンペーン」→「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」→「オーディエンス」の順にクリック
  2. 「オーディエンス セグメントの編集」をクリック

  3. 任意のターゲティングを設定し「保存」をクリック

コンテンツターゲティング

コンテンツターゲティングは広告グループ単位で設定します。

<コンテンツターゲティングの設定方法>

  1. 任意の広告グループにカーソルをあわせ、設定ボタンをクリック


  2. 「広告グループのターゲット設定を編集」をクリック

  3. 「ターゲットシグナルを追加」をクリックし、コンテンツターゲティングを追加

  4. 任意のターゲティングを追加したら、「保存」を押して設定完了

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンス(カスタムセグメント)は、オーディエンスマネージャーから設定します。

<カスタムオーディエンスの作成方法の設定方法>

  1. 「ツール」→「オーディエンスマネージャー」よりカスタムセグメントのタブを選択
  2. +マークから新規作成をクリック


  3. ユーザーの興味度合いが高いキーワードや、自社と類似したサイトのURLを追加し「保存」をクリックしたら設定完了

GDNのターゲティングを設定する際の注意点

GDNのターゲティングを設定する際は、以下の3点に気を付ける必要があります。

  • 最適化されたターゲティングをオフにする
  • 「ターゲティング」と「モニタリング」を適切に使い分ける
  • 商材と相性がよくない場合は使用しない

設定ミスをすると広告効果が低下するおそれがあるので、以下を読んで適切な運用方法を把握しましょう。

最適化されたターゲティングをオフにする

ターゲットを絞って配信したい場合は「最適化されたターゲティング」を必ずオフにしましょう。

最適化されたターゲティングとは、LPやクリエイティブ、キーワードなどの情報をもとに、広告の目標達成につながりやすいユーザーへ自動的にターゲティングできる機能です。

キャンペーン目標を達成するために有効な機能ですが、オンにするとターゲティングした人以外に配信されてしまいます。

ターゲットのみに配信したい場合は、オフに設定しましょう。

オフにする方法は以下のとおりです。

  1. 「キャンペーン」→「広告グループ」から任意の広告グループにカーソルをあわせ、設定ボタンをクリック

  2. 「広告グループのターゲット設定を編集」をクリック

  3. 「最適化されたターゲティングを使用する」のチェックを外すことで、設定完了

「ターゲティング」と「モニタリング」を適切に使い分ける

オーディエンスターゲティングを設定する際、「ターゲティング」と「モニタリング」を選択できますが、適切に選択しないと意図したユーザーに配信できなくなるので注意が必要です。

「ターゲティング」は「設定したターゲティング」のみに広告を配信できます。

一方「モニタリング」を選択すると「設定したターゲティング」以外のユーザーにも広告が配信されます。

「ターゲティング」と「モニタリング」のイメージは以下のとおりです。

アフィニティセグメント:スポーツ、フィットネス を設定する場合

ディスプレイ広告の場合、ターゲティングした配信対象のみに広告を配信したいケースが多いため、基本的に「ターゲティング」に設定することをおすすめします

配信するユーザーを絞らず、オーディエンスセグメントの配信実績を確認したい場合は「モニタリング」を選択しましょう。

参考:「ターゲティング」と「モニタリング」設定について|Google 広告 ヘルプ

商材と相性がよくない場合は使用しない

商品によっては、相性が悪い場合があるため、ターゲティングしないほうがおすすめです。

ターゲティングしないほうがよい商材として、鍵開けや水漏れ工事などの緊急性の高いものが挙げられます。

悩みが顕在化しないと興味をもってもらえないサービスのため、そもそもGDNがは向いていません。

商材によってはリスティング広告が向いているため、ターゲットを意識して利用する広告を使い分けましょう。

GDNのターゲティングを効果的にする方法

GDNのターゲティングを効果的に設定するなら、複数のターゲティングを掛け合わせることをおすすめします。

GDNには統合セグメントという機能があり、複数のオーディエンスセグメントをひとつにまとめられます。

統合セグメントでは、複数のターゲティングを以下2つの条件で掛け合わせが可能です。

統合セグメントの条件概要
AND条件指定したオーディエンスセグメントすべてに該当するユーザーに配信する
NOT条件指定したオーディエンスセグメントをすべて除外する

たとえば、AND条件を活用すれば、リマーケティングのユーザーリストのうち「25~34 歳」だけに絞った配信ができます。

効果的な絞り込みをするには、トピックと類似ユーザーを掛け合わせて、特定のWebぺージに関心のある人をターゲティングする方法があります。

ただし、条件を掛け合わせすぎるとターゲットが狭くなり、配信母数が減ってしまうので注意が必要です。

GDNとYDAのターゲティングの違い

GDNとYDAのターゲティングの違いを以下の5つの観点から紹介します。

  • ユーザー属性の違い
  • 興味関心に関する違い
  • ライフイベントの違い
  • 購入意向の違い
  • トピック・プレースメント・リマーケティングの違い

YDAを運用している人やこれから運用をはじめる方は、両方の違いを知って配信できるようにしましょう。

なお、YDAのターゲティングについては以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ユーザー属性の違い

ユーザー属性では以下の点が異なります。

  • GDNでは「子供の有無」「世帯収入」が設定できるが、YDAではできない
  • 年齢の設定はYDAのほうが細かく年齢層を設定できる

YDAとGDNの年齢の選択肢は以下のとおりです。

GDNYDA
・18〜24歳
・25〜34歳
・35〜44歳
・45〜54歳
・65歳以上
・不明
・13歳〜14歳
・15歳〜17歳
・18歳〜19歳
・20歳〜21歳
・22歳〜29歳
・30歳〜39歳
・40歳〜49歳
・50歳〜59歳
・60歳〜69歳
・70歳〜
・不明

YDAは13歳〜17歳に向けた配信も可能で、中高生をターゲットにした商材にも活用できます。一方GDNは「子供の有無」「世帯収入」によるターゲティングが可能で、家族向けの商材や富裕層向けの商材の宣伝に有効です。

興味関心に関する違い

GDNでは興味関心を以下の機能でターゲティングできます。

  • アフィニティカテゴリ
  • 購買意欲

YDAの場合は、アフィニティカテゴリの代わりとして、オーディエンスリストターゲティングの「興味関心」があります。もともとはオーディエンスカテゴリーという機能でしたが、2023年10月にオーディエンスリストターゲティングに統合されました。

アフィニティカテゴリと興味関心はどちらも同じような機能です。

ただし、以下のように選択できるカテゴリが異なります。

GDNYDA
・スポーツ、フィットネス
・ニュース、政治
・フード、ダイニング
・メディア、エンターテイメント
・ライフスタイル、趣味
・家庭、園芸
・旅行
・美容、健康
・買い物好き
・銀行、金融
・テクノロジー
・乗り物、交通機関
・スポーツ・フィットネス
・ニュース・情報メディア
・グルメ、料理
・メディア、エンターテイメント
・ライフスタイル、趣味
・インテリア、DIY
・旅行
・美容、健康
・ショッピング
・銀行、金融
・ゲーム

以上はGDNとYDAの大カテゴリの一覧です。小カテゴリを見るとより細かい違いがありますが、共通しているものも多くあります。

ライフイベントの違い

ライフイベントはGDNとYDAの両方ともにありますが、以下のようにカテゴリが一部異なります。

GDNYDA
・マイホームの購入
・転職
・定年退職
・大学卒
・結婚
・引っ越し
・起業
・マイホームの購入
・転職
・退職
・大学卒業
・結婚
・引っ越し
・出産
・就職

GDNは起業が選択できるのに対し、YDAは出産や就職もあるのが特徴です。

購入意向の違い

GDNとYDAの購入意向は、以下のように大カテゴリが異なります。

GDNYDA
・アパレル、アクセサリ
・アート、工芸用品
・イベントのチケット
・ギフト、行事
・コンピュータ、周辺機器
・スポーツ、フィットネス
・ソフトウェア
・デートサービス
・ビジネス サービス
・ビジネス、産業向けの関連商品
・不動産
・季節的な買い物
・家庭、園芸
・家電
・就業状況
・幼児、子供向け製品
・教育
・旅行
・楽器、音楽の関連用品
・美容、パーソナルケア
・自動車、乗り物
・通信
・金融サービス
・アパレル、アクセサリー
・食品、飲料
・行事
・ギフト
・コンピューター、周辺機器
・スポーツ、フィットネス
・ソフトウエア
・ダイエット、健康
・ビジネスサービス
・ペット、ペット用品
・不動産
・家具、インテリア
・DIY、工具
・家電、スマホ、カメラ
・求人
・幼児、子供向け製品
・教育
・旅行、交通
・アウトドア、釣り、旅行用品
・コスメ、美容、ヘアケア
・自動車、バイク
・飲食店
・金融
・ゲーム、エンターテインメント

GDNは大カテゴリが23項目、YDAには24項目あります。

GDNはアート・工芸用品、デートサービスがありますが、YDAにはありません。一方でYDAにのみ食品、飲料やゲーム、エンターテインメントがあります。

それぞれ小カテゴリも確認し、自社ターゲットにあったものを選択しましょう。

トピック・プレースメント・リマーケティングの違い

トピックやプレースメント、リマーケティングはGDNとYDAどちらにもあります。

ただし、機能は同じであるものの、呼称は以下のように異なります。

GDNYDA
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プレースメントプレイスメント
マーケティングリターゲティング

GDNだけではなくYDAを使用する方は、同じ意味であることを知っておきましょう。

GDNのターゲティングを理解して広告運用に役立てよう

GDNではターゲティングの設定が重要です。

GDNのターゲットを大きく分けると「人」と「広告掲載場所」の2種類があります。

誤ったターゲティング設定をすると、意図しないユーザーや配信面へ広告が配信されてしまい、成果の悪化につながる可能性があります。

適切に設定するためにはターゲットユーザーへの理解と、それぞれのターゲティングに関する十分な知識が必要です。

LANYでは、GDNをはじめとしたPR施策を、出稿から運用まで一気通貫で支援しております。商品やサービスのPRにお悩みの方は、ぜひLANYまでお気軽にご相談ください。

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