【入門】インテント マッチ(部分一致)とは?メリットやフレーズ一致・完全一致との違いも解説!

インテント マッチ(部分一致)とは?メリットやフレーズ一致・完全一致との違いも解説
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インテント マッチ(部分一致)は、リスティング広告のマッチタイプのなかで、もっとも多くの検索語句に対応できる設定です。設定したキーワードと関連性があるものであれば、表示される可能性があり、広告の露出を増やせます。

ただし、関連性の低いキーワードにも表示される可能性があり、誤ってクリックされるリスクがあるため、使い方には注意が必要です。

本記事では、インテント マッチの概要や、活用できるケース、使う際に気を付けるべきことを紹介します。できるだけ関連性のあるキーワードに広告を表示させて、効率的にランディングページへの流入を増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。てください。

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目次

リスティング検索広告のインテント マッチ(部分一致)について

インテント マッチとは、リスティング検索広告で使用するキーワードのマッチタイプの1つです。

キーワードのマッチタイプには大きく分けて3種類ありますが、特にインテント マッチが最もリーチ範囲が広く、多くのユーザーの検索語句を拾う設定です。

また、マッチタイプとは設定キーワードとユーザーの検索語句の関連度合いによって、広告表示の拡張範囲をコントロールする機能です。

以下の画像のように、広告を配信する目的や予算に合わせて選択できます。

引用:インテント マッチのご利用ガイド

上記の中でも、最も幅広いユーザーに広告を届けられるのがインテント マッチとなり、登録したキーワードに関連する意味を含んだ検索語句が広告の表示対象となります。(登録キーワードがユーザーの検索語句に入っていない場合でも広告表示対象になります。

たとえば、キーワード「居酒屋 新宿」をインテント マッチで登録した場合、以下のような検索語句で広告が表示される可能性があります。

検索キーワード「居酒屋 新宿」で広告が配信される可能性

スクロールできます
ユーザーが実際に
検索したキーワード
広告が配信される可能性配信される/されない
理由
居酒屋 新宿あり登録キーワードと一致している
新宿 居酒屋あり順番が違っていても2つの単語が一致している
居酒屋 新宿 安いあり登録していない単語があっても、「居酒屋 新宿」が一致しているため
居酒屋 東京あり新宿も東京内にあるため
飲み屋 新宿あり居酒屋と飲み屋が類似単語のため
日本酒 新宿あり居酒屋との関連性が高いため
ケーキ 新宿なし居酒屋との関連性が低いため
居酒屋 大阪なし場所が異なるため

上記のように、登録したキーワードと関連性があると判断されると広告が表示される仕組みです。

なお、以前は「絞り込み部分一致」という設定もありました。

「絞り込み部分一致」は、軸となる登録キーワードが検索語句に含まれている場合に広告表示されます。

2語以上の掛け合せキーワードを設定している場合は、語順に関係なくそれぞれのキーワードが検索語句に含まれている場合に広告表示されました。

ただ、現在は廃止され絞り込み部分一致は利用できなくなり、既存の絞り込み部分一致の仕様は、フレーズ一致と同じ動作となっています。

このセクションのポイント
  • Google 広告やYahoo!広告のリスティング検索広告では、キーワードのマッチタイプの活用が非常に重要になってきます。
  • マッチタイプのなかでも、最も幅広いユーザーに広告を届けられるのがインテント マッチです。
  • インテント マッチは、設定キーワードに関連する意味を含んだ検索語句が広告の表示対象となりますが、関連性がやや低い検索語句に対しても広告表示される可能性があります。

インテント マッチ(部分一致)と他のマッチタイプとの違い

インテント マッチは、他のマッチタイプ(フレーズ一致、完全一致)とどのように異なるのでしょうか。

それぞれ詳しく見てみましょう。

インテント マッチ(部分一致)とフレーズ一致の違い

フレーズ一致は、インテント マッチよりもユーザーを絞って広告を配信できるマッチタイプです。

登録したキーワードと同じ文字列が含まれていたり、同じ意味の内容が含まれている検索語句(より関連性が高い場合)に対して広告を表示できます。

インテント マッチとフレーズ一致を比較すると、以下の表のようになります。

スクロールできます
検索クエリの状況インテント マッチフレーズ一致
登録キーワードと一致もしくは類似していた場合関連性があれば配信できる関連性があり、意味合いが同じであれば配信できる
登録キーワードが「単語の順番が同じ形」で含まれている場合配信できる配信できる
登録キーワードが「単語の順番が異なる形」で含まれている場合配信できる意味合いが同じであれば配信できる

フレーズ一致は、登録したキーワードと意味合いが同じであることを広告配信の条件としています。

広告を配信できるユーザーを絞れるため、インテント マッチよりも関心度の高いユーザーに訴求できます。

先ほど例に挙げたキーワード「居酒屋 新宿」で広告が配信される可能性について比較してみましょう。

登録キーワード「居酒屋 新宿」で広告が配信される可能性

スクロールできます
ユーザーの検索クエリインテント マッチフレーズ一致
居酒屋 新宿ありあり
新宿 居酒屋ありあり
居酒屋 新宿 安いありあり
居酒屋 東京ありあり
飲み屋 新宿ありあり
日本酒 新宿ありなし
居酒屋 新宿以外のエリアありなし
※登録キーワードが含まれているが、
意味合いが異なるため

上記のようにフレーズ一致では、関連性はあっても登録したキーワードと意味が異なる場合は広告を配信できません。

インテント マッチ(部分一致)と完全一致の違い

完全一致は、マッチタイプの中で最もユーザーの絞り込みができる広告配信設定です。

キーワードと同じ検索クエリや、同じ検索意図を持つ検索クエリが広告の表示対象となるマッチタイプです。

完全一致についても表で比べてみましょう。

スクロールできます
検索クエリの状況インテント マッチ完全一致
登録キーワード一致している場合配信できる配信できる
登録キーワードと単語の順序が異なる、もしくは類似していた場合関連性があれば配信できる表記ゆれや入力ミスのキーワード、ほぼ同じ意味で使われる単語のみ配信できる
登録キーワードで含まれている場合配信できる配信できない

完全一致は、登録したキーワードと検索クエリがほぼ一致していることが条件で、拡張性が非常に低いです。

ただし、想定したユーザーのみに商品やサービスを訴求できるため、コンバージョンの獲得効率を高められます。

完全一致についても実際の検索クエリごとに広告が配信される可能性について比較してみましょう。

登録キーワード「居酒屋 新宿」で広告が配信される可能性

スクロールできます
検索クエリインテント マッチ完全一致
居酒屋 新宿ありあり
新宿 居酒屋ありあり
居酒屋 新宿 安いありなし
居酒屋 東京ありなし
飲み屋 新宿ありあり
日本酒 新宿ありなし

上記のように完全一致では、「居酒屋」と「新宿」の内容がほぼ一致している場合のみ広告を掲載できます。

このセクションのポイント
  • マッチタイプにはインテント マッチの他に、フレーズ一致と完全一致があります。
  • それぞれ広告表示の拡張性が異なるため、配信の目的に応じて使い分けましょう。

インテント マッチ(部分一致)のメリット

これまで見てきたように、インテント マッチは他のマッチタイプに比べて幅広い検索クエリに対して広告表示することが可能です。

ここでは、さらにインテント マッチの理解を深めるために、インテント マッチを活用する3つのメリットをご紹介します。

  • コンバージョンにつながる新たなキーワードが見つかる。
  • 登録キーワードの管理がシンプルになる。
  • より多くのシグナルを加味した入札ができる。

コンバージョンにつながるキーワードが見つかる

インテント マッチの最大のメリットとしては、コンバージョンに繋がる新しいキーワードを発掘することができる点です。

インテント マッチはキーワードの拡張性が高いため、予測できないような検索キーワードを見つけられます。

広告を出稿するとき、担当者がユーザーの検索意図に沿ったキーワードを選定しているのが一般的です。

しかし、ユーザーは様々な語句で検索をしているため、担当者が想像する以上の検索語句が存在します。

インテント マッチを設定することで想定し得ないユーザーのニーズを拾い上げることができ、事前に設定した登録キーワードと関連性の高い検索クエリが引っ掛かり広告が表示されます。

さらに、広告管理画面から「どの検索キーワードで配信されたか」ということも把握できるのに加えて、「どの検索キーワードでコンバージョンしたのか」まで知ることができます。

コンバージョンにつながると想定できるキーワードはインテント マッチでも入稿することで、新たな語句を発見することができます。

キーワードの管理がシンプルになる

インテント マッチによって、多くの検索クエリを網羅できることから、登録するキーワード数を減らすことができます。

フレーズ一致や完全一致の場合、配信できるキーワード数が限られてしまうので、キーワードの登録数が膨大になります。

とくに完全一致の場合、以下のように1つずつキーワードを設定しなければなりません。

  • 居酒屋 新宿
  • 居酒屋 新宿 安い
  • 居酒屋 新宿 宴会
  • 居酒屋 新宿 個室あり
  • 居酒屋 新宿 飲み放題

キーワードの考案と設定に時間がかかるため、広告担当者の負担が大きくなります。

より多くのシグナルを加味した広告配信ができる

Google 広告ではアップデートにより、インテント マッチが他のマッチタイプでは活用できないシグナルも加味することができるようになり、ユーザーの行動パターンなどから検索意図の解釈をより精度高くし、ユーザーの意図や状況に合った広告を表示しやすくなるようになりました。

これにより、基本的には登録キーワードのマッチタイプをインテント マッチで設定することで、Google 広告側で反応の良さそうなユーザーに対して効果的に広告配信をしてくれるようになります。

拡張性のあるインテント マッチを活用することで、キーワードの登録・運用がシンプルになるため、業務効率化に有効になります。

このセクションのポイント
  • インテント マッチを使いこなすことで、CVに繋がりやすいキーワードを発掘することができます。事前に設定したキーワード以外でもユーザーはありとあらゆる語句で検索をします。そういった隠れキーワードを発掘することが一つのメリットです。
  • Google 広告の機能アップデートにより、インテント マッチが他のマッチタイプにはない固有のシグナルを活用した広告配信がされるようになりました。Google 広告のアップデートの意図を把握し、アカウント構成にも反映できるようになりましょう。

インテント マッチ(部分一致)のデメリット

インテント マッチは、新しいキーワードの発見や管理の簡易化に有効な一方で、デメリットな側面もあるので理解しておきましょう。

インテント マッチの弱点として、自社商品に関心のないユーザーにも広告が掲載される可能性があるという点があります。

たとえば、男性用ヘアワックスの広告を出稿するとして、「ワックス メンズ」とキーワード設定をしたと仮定しましょう。

基本的には、検索意図に沿った検索クエリで広告が配信されます。

しかし、「ワックス 女性用」「ワックス 自動車用」などの検索クエリでも広告が配信される可能性があります。

商品との関連性の低い検索クエリで検索したユーザーに広告を表示しても、コンバージョンにつながりません。

商品と関連性の低い検索クエリで広告費をいたずらに使ってしまい、利益が減少してしまうおそれもあります。

関連性の低い検索クエリでの広告配信を避けるには、除外キーワードの設定が大切です。

インテント マッチでの出稿したのち、定期的に検索クエリを確認し、効果のない検索クエリが見つかればその都度除外しましょう。

このセクションのポイント
  • インテント マッチはキーワードの拡張性の広いマッチタイプです。そのため、想定していたユーザー以外にも広告が表示される可能性があるため、必要のないクリックが発生してしまいます。
  • 新しい検索キーワードが発掘できる反面、想定以上の広告費用が発生することも理解しつつインテント マッチを活用していきましょう。関連性に低いキーワードによるクリックが発生していた際には都度、検索語句を確認しながら除外キーワード設定をしていくことが重要です。

インテント マッチ(部分一致)を積極的に使うべきケース

マッチタイプをうまく使い分けることで、広告パフォーマンスを最大限に引き出せます。

インテント マッチにおいても、以下の3つの使うべきタイミングがあるため、それぞれ紹介します。

  • テールキーワードからのコンバージョン獲得が見込める
  • 完全一致・フレーズ一致メインのアカウントでさらにリーチを拡大したい
  • 自動入札を導入している

テールキーワードからのコンバージョン獲得が見込める

3つ以上の単語からなるロングテールキーワードを活用するときに、インテント マッチが有効です。

ロングテールキーワードは、検索ボリュームが少ない一方、検索意図が明確になるというメリットがあります。

インテント マッチで検索意図に近い関連キーワードにも広告を掲載できるため、コンバージョンにつながりやすいです。

人材サービスや旅行関係などでは、商材の特性上ロングテールキーワードからのコンバージョンが多く見込めるため、インテント マッチと相性がいい傾向があります。

完全一致・フレーズ一致メインのアカウントでさらにリーチを拡大したい

インテント マッチを利用して、完全一致やフレーズ一致で活用できそうなキーワードを探すことも可能です。

完全一致・フレーズ一致キーワードのCPAが目標値に近づいていて、入札によってリーチを拡大できない場合、インテント マッチを設定することで、完全一致・フレーズ一致では対応できなかった検索語句に広告が表示され、獲得数が増えるかもしれません。

獲得できた検索語句から登録すべきキーワードが見つかり完全一致やフレーズ一致のキーワードを増やすことにつながるかもしれません。

自動入札を導入している

「自動入札」を導入している方にも、インテント マッチをおすすめします。

自動入札では、オークション単位(≒検索クエリ単位)で目標に合わせた入札単価の設定が可能です。

インテント マッチを導入することで広告が表示される検索クエリの幅が拡大し、より多くユーザーに広告配信可能になります。

自動入札とインテント マッチをセットで活用することで、パフォーマンスを維持したままリーチを拡大しコンバージョンを増える可能性があります。

このセクションのポイント
  • 広告パフォーマンスを最大限に引き出すには、キーワード選定だけでなく設定するマッチタイプの使い分けも重要です。
  • インテント マッチのメリット・デメリットを踏まえた上で、状況に応じた最適な施策を打てるように、あらゆる選択肢を自身のなかに取り入れておくことが重要です。

インテント マッチ(部分一致)を使う場合にやるべきこと

インテント マッチを活用するのであれば、以下の3つを実施しましょう。

  • 除外キーワードを設定する
  • 意図しないキャンペーン・広告グループでの広告表示に繋がっていないか確認する
  • 自動入札機能を使う

それぞれ詳しく解説します。

除外キーワードを設定する

明らかにコンバージョンを獲得できないと想定されるキーワードは除外しましょう。

下記のようなキーワードは成果が見込めません。

  • 商品やサービスに関連していない
  • 検索意図と乖離している
  • CPAやROAS等の指標が悪い

もしそのようなキーワードで広告が出稿されていたら、すぐに除外キーワードに追加してください。

除外キーワードによって、自社商品に興味のないユーザーが広告をクリックすることによるコスト増加を抑えられます。

意図しないキャンペーン・広告グループでの広告表示に繋がっていないか確認する

インテント マッチでは、担当者の予期せぬ検索語句で広告が表示される可能性があるため、「本当はA広告グループに登録したa広告文を表示させたかったのに、B広告グループに登録したb広告文が表示されてしまっていた」ということが起こりえます。

この場合ですとb広告文は、その検索語句向けに作った広告文ではないためパフォーマンスが悪化する可能性があります。

対処方法として、検索語句レポートを見て広告のインプレッションや費用を確認しましょう。

意図と違うキャンペーンで表示している検索語句があれば、状況に応じてキャンペーン単位や広告グループ単位など適切な単位で除外キーワードを設定しましょう。

検索語句の調べ方<Google 広告の場合>

  1. トップページの左から「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」→「検索キーワード」をクリックして、キーワードの管理画面に遷移します。



  2. 検索語句を調べたいキーワードにチェックを入れ、「検索語句」をクリックします。



  3. チェックを入れた登録キーワードの検索語句が表示されます。検索語句のレポートも確認できるため、効果を見て追加していきます。

検索語句の調べ方<Yahoo!広告の場合>

  1. 管理画面から「キーワード」をクリックして、キーワードの管理画面に遷移します。




  2. 検索クエリを調べたい登録キーワードにチェックを入れ、「検索クエリを表示」→「選択したキーワード」をクリックします。


  3. チェックを入れた登録キーワードの検索クエリが表示されます。検索クエリのレポートも確認できるため、効果を見て追加していきます。


自動入札機能を使う

自動入札機能とインテント マッチの掛け合わせによって、広告のパフォーマンスを最適化しましょう。

入札方法には、自動入札と手動入札があります。

手動入札は、1つずつキーワードごとに入札単価を設定する方法です。

インテント マッチの場合は拡張された検索語句すべてで同じ入札単価で配信されるため、検索語句のパフォーマンスに応じた細かい入札単価の調整ができません。

また、知見を活かした細かい入札設定が可能ですが、設定に時間がかかるというデメリットもあります。

一方で自動入札は、機械学習を活用し配信実績だけではなく媒体側が持つ様々なシグナルを基に、オークション単位(ユーザーが検索する度に)で自動で入札単価を調整してくれる入札方法です。

インテント マッチの場合は拡張された検索語句単位で入札単価が調整されるため、手動入札よりも効果的に広告を配信できます。

インテント マッチを活用する場合は自動入札機能も同時に活用することで、同じ予算内でもコンバージョン数を最大限に増やせる可能性があるため、ぜひ自動入札はセットで利用してみてください。

参考:スマート自動入札について

このセクションのポイント
  • インテント マッチは想定していない検索ユーザーにも広告が表示されることがあるため、除外設定を駆使してリーチを調整しましょう。
  • インテント マッチと自動入札の併用は利点が多いです。特に、Google 広告ではインテント マッチの拡張性も進化しているため、他のマッチタイプでは使えない固有のシグナルを活用した自動入札の効果向上が期待できます。

インテント マッチ(部分一致)の設定方法

インテント マッチの設定方法について、新規で登録する場合と変更したい場合の2パターンを紹介します。

新しくキーワードをインテント マッチ(部分一致)として登録

<Google 広告の場合>

  1. トップページの左から「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」→「検索キーワード」をクリックして、キーワードの管理画面に遷移します。
  2. 青い十字ボタンをクリックします。キャンペーンの一覧が表示されるので、キーワードを追加したいキャンペーン・広告グループを選びます。


  3. キーワードの入力窓が出てくるので、任意でキーワードを追加しましょう。


  4. 入力したキーワードは以下のように記号で囲むことでマッチタイプを設定できますが、インテント マッチで登録する場合は、記号で囲まない状態で記載します。



    ・インテント マッチ:記号なし(例:居酒屋 新宿)
    ・フレーズ一致:ダブルクォーテーションで囲む(例:”居酒屋 新宿”)
    ・完全一致:角括弧で囲む(例:[居酒屋 新宿])
  5. 保存して、設定完了です。

<Yahoo!広告の場合>

  1. キーワードの管理画面「キーワードの作成」をクリックします。


  2. キャンペーンの一覧が表示されるので、キーワードを追加したいキャンペーン・広告グループを選びます。
  3. キーワードの入力窓が出てくるので、任意でキーワードを追加しましょう。

    Yahoo!広告は下のマッチタイプの設定からインテントマッチを指定して、「キーワードを追加」をクリックします。
  4. 「キーワードのみ作成して完了」を押して、設定完了です。

なお、リスティング広告のキーワード選定については、こちらの記事を参考にしてみてください。

フレーズ一致・完全一致のキーワードをインテント マッチ(部分一致)に変更

他のマッチタイプで入稿したキーワードでも、あとからマッチタイプの変更は可能です。

Google 広告、Yahoo!広告共に、キーワードを編集すると、元のキーワードは削除され新しいキーワードを作成することになります。
この場合、変更前のキーワードに蓄積されていた配信データはゼロにリセットされますので、特に理由がない限りは既存キーワードのマッチタイプを変更するのではなく、新規キーワードとして追加するようにしましょう。

Google 広告、Yahoo!広告の切替の方法を記載します。

<Google 広告の場合>

  1. 広告キャンペーンのキーワード管理画面から、マッチタイプを変更したいキーワードを選びます。
  2. マッチタイプの部分にカーソルを合わせると、▼が表示されるのでクリックしてください。
  3. ドロップダウンリストで、以下の3つが表示されるため、インテント マッチを選択します。
    • 完全一致
    • フレーズ一致
    • インテント マッチ

以上で設定は完了です。

インテント マッチ(部分一致)でリーチ拡大を目指そう

インテント マッチは、広告のリーチを拡大するために活用できるマッチタイプの1つです。
多くの人に広告を配信できることから、コンバージョンやインプレッション数の向上に効果があります。

完全一致やフレーズ一致を利用している人でも、新しいキーワードの発見に活用できます。
定期的にインテント マッチに設定し、キーワードのデータを収集して、新規でキーワードを追加するといいでしょう。

また、インテント マッチと自動入札機能を掛け合わせることで、同じ予算内でコンバージョンを最大化できる可能性があります。

コストパフォーマンスの高い広告運用を実現できるので、ぜひ試してみてください。

インテント マッチは年々拡張の精度が上がっており、今後も改良されると考えられます。まずはコンバージョンが獲得できている検索語句や、2〜3単語の掛け合わせの検索語句をインテント マッチで追加するなど、スモールスタートで広告を運用してみましょう。

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