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Yahoo!広告の種類や特徴、配信するメリットは?Google 広告との違いも解説!
国内で2番目にシェア率のある検索サイトであるYahoo!には、広告を配信できる「Yahoo!広告」というサービスがあります。Yahoo!広告を利用することで、検索結果やYahoo!のサービス、提携しているパートナーサイトなどに配信でき、認知拡大や購買促進につなげられます。
しかし、広告運用がはじめての人の場合、配信までの操作が複雑で進められ倍場合があるかもしれません。また、配信できる広告も複数あるため、どのように活用すればいいかわからない人もいるでしょう。
本記事ではYahoo!広告をはじめて運用する人向けに、広告の種類やサービスの特徴などを紹介します。アカウントの開設から配信までを画像を用いて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。ていますので、ぜひ最後までお読みいただき、広告運用の参考にしてみてください。
Yahoo!広告とは
Yahoo!広告は、国内最大級のポータルサイトYahoo! JAPANの検索結果画面やサービスサイト、提携パートナーサイトの検索結果画面やコンテンツ枠に掲載される広告です。
Yahoo! JAPANのサービスサイトならびに提携パートナーサイトは以下のようなものがあります。
Yahoo! JAPANの サービスサイト | 提携パートナーサイト (※2024年7月時点) |
---|---|
・Yahoo!ニュース ・Yahoo!天気 ・Yahoo!ショッピング ・Yahoo!知恵袋 など | ・Ameba ・朝日新聞DIGITAL ・goo ・毎日新聞 ・msn ・食べログ ・東洋経済ONLINE ・読売新聞オンライン など |
Yahoo!広告で広告を配信する強みとしては、日本国内におけるYahoo!のシェアの高さがあります。
Yahoo! JAPANのユーザーリーチ数が日本の月間平均アクティブユーザーに占める割合は、スマートフォンユーザーで85%、パソコンユーザーで64%と、かなり高いです。
これは日本のネットユーザーに対して、あらゆるデバイスを通して情報を届けられるメディアであることを指しています。
また、上図からわかるように、Yahoo! JAPANのユーザー層は男女で偏りがありません。
自社の商材やサービスが男女ともにターゲットになるようなものであれば、Yahoo!広告を使うことで特定の性別にしかリーチできないということがないので、安心して利用できます。
国内最大級のYahoo! JAPAN、ならびに提携サイトに広告を配信でき、幅広いユーザーに効率的に情報を届けることができる点がメリットです。
- Yahoo! JAPANは日本最大級のメディアで、日本のネットユーザーに対して、あらゆるデバイスを通して情報を届けられる点が強みです。
- 掲載面に関しては、Yahoo! JAPANのトップページをはじめ、Yahoo! ニュース、Yahoo!メールなどの質の良い広告枠に表示されるため是非掲載の検討してみましょう。
Yahoo!広告の種類は検索広告とディスプレイ広告の2つ
Yahoo!広告には、検索広告とディスプレイ広告の2種類があります。
それぞれ1つずつ解説していきます。
Yahoo!広告の「検索広告」とは
引用:Yahoo!広告
Yahoo!広告の検索広告とは、ユーザーの検索語句(検索クエリ)に応じて検索結果画面に表示される広告です。(旧名:スポンサードサーチ、別名「YSA」とも呼ばれます。)
Yahoo!広告の検索広告は、見出しや広告文、URLからなるテキスト広告です。
広告文だけでなく、短いテキストとリンクを設置できる「クイックリンクアセット」や電話番号を設置できる「電話番号アセット」など、さまざまなオプションを追加して、ユーザーへの訴求力を高めることができます。
ユーザーが検索したタイミングで広告を表示することができるため、興味関心を強く持っているユーザーにアプローチしやすいのが特徴です。また、Yahoo! JAPANだけでなくBingなど提携パートナーサイトにも表示されます。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)
引用:Yahoo!広告
Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)は、Yahoo! JAPANのサービスサイトや提携パートナーサイトの「コンテンツページ」部分に表示される広告です。
検索広告がテキストのみの広告に対して、ディスプレイ広告は画像や動画を使った広告を配信することができます。
ディスプレイ広告の種類には以下のものがあります。
- バナー広告
- テキスト広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- レスポンシブ(画像)/レスポンシブ(動画)
- 動的ディスプレイ広告
Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)の詳細説明は、こちらの記事をご参照ください。
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)は、圧倒的なリーチをもつYahoo! JAPANのトップページを中心に視認性の高い画像や動画の広告を掲載します。
Yahoo! JAPANのトップページをベースに、特別な演出やデザインを施した大きな広告フォーマットを利用できるため、短期間で多くの人にリーチし、認知を拡大したいときに高い効果を発揮します。
ただし、こちらはYahoo!とディスプレイ広告(予約型)の取り扱い契約を結んでいるセールスパートナーを通してのみ提供している広告となります。
代表的なディスプレイ広告(予約型)のメニューをまとめましたので、確認してみてください。
商品名 | 基本料金 | 料金タイプ | 掲載期間 | 掲載面 | デバイス |
---|---|---|---|---|---|
ブランドパネル SP | 500万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 1日間〜31日間で選択 | ・ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ ・アプリ Yahoo! JAPANアプリのトップページ | スマホ |
ブランドパネル SP(FQ1) ※フリークエンシーあり | 1,000万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 3日間〜31日間で選択 | ・ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ ・アプリ Yahoo! JAPANアプリのトップページ | スマホ |
ブランドパネル SP(市区郡) | 30万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 5日間〜31日間で選択 | ・ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ ・アプリ Yahoo! JAPANアプリのトップページ | スマホ |
ブランドパネル SP (時間帯ジャック) ※1時間単位での時間帯指定配信が可能 | 時間帯により変動 | 時間帯ジャック購入型 | 1日間 | ・ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ ・アプリ Yahoo! JAPANアプリのトップページ | スマホ |
ブランドパネル PC | 500万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 1日間〜31日間で選択 | ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ | パソコン |
ブランドパネル PC(市区郡) | 20万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 5日間〜31日間で選択 | ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ | パソコン |
ブランドパネル トップインパクト PC | 1,000万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 1日間〜31日間で選択 | ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ | パソコン |
ブランドパネル パノラマ PC | 2,000万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 1日間〜31日間で選択 | ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ | パソコン |
ブランドパネル MD(FQ1) | 1,000万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 3日間〜31日間で選択 | ・ウェブ Yahoo! JAPANのトップページ ・アプリ Yahoo! JAPANアプリのトップページ | スマホ、パソコン、アプリ |
インストリーム MD(15秒) | 100万円〜 | ビューアブルインプレッション購入型 | 7日間〜31日間で選択 | ウェブ Yahoo! JAPANの中面 | スマホ、パソコン |
- Yahoo!広告は検索広告とディスプレイ広告の2種類があります。
- ディスプレイ広告は目的に応じた広告配信をすることで広告効果を最大化できます。多彩な配信設定ができるためプロモーションの内容によって使い分けましょう。
- 検索広告とあわせて積極的に活用することで、認知から獲得まで幅広くユーザーへアピールすることが可能です。
Yahoo!広告で広告配信するメリット
Yahoo!広告で広告配信するメリットは、
検索広告では、国内2位のシェアを誇る検索エンジンに広告配信ができるためニーズが顕在化した多くの検索ユーザーへ広告配信ができること。
ディスプレイ広告では、国内最大級のポータルサイトであり、日本国内で圧倒的なユーザー数を誇るYahoo! JAPANのサービスサイトや提携パートナーサイトへ広告配信できること。
この2点が一番のメリットでしょう。
また、Yahoo!JAPANで日々検索されている81億種類以上の検索キーワードデータや約100のサービスを横断して日々蓄積されるユーザー行動や趣向のデータを活用した広告配信ができる点もメリットの一つです。
他にも、Google 広告は個人ブログなどにも配信されますが、Yahoo!広告が配信されるのは大手企業サイトの広告枠が多いため、信頼性の高い媒体に広告を配信できるという点もメリットです。
Yahoo!広告の料金形態
検索広告とディスプレイ広告(運用型)では、基本的に広告がクリックされた回数に応じて課金される「クリック課金制」が採用されています。(ディスプレイ広告では一部動画再生課金やビュー課金もあります。)
クリック課金制なため、実際の広告費用は「クリック単価 × クリック数」の計算式で算出されます。
広告費用の支払い方法は、掲載前に広告アカウントにチャージする前払い制で、クリックされた分だけそのチャージ分から引かれていくシステムです。
前払いのお支払い方法は、「銀行振込」か「クレジットカード」の2つから選択します。
参考:お支払い方法と入金手順
1クリックあたりの費用は商材や登録キーワードにもよりますが、1クリックあたり数十円〜数百円になることが多く、高い場合は数千円になることもあります。
キャンペーンの1日あたりの広告予算の設定が可能で、1クリックあたりの広告費用が高額になっても予算を使いすぎないように、1日に使用する広告費をある程度コントロールすることが可能です。
ディスプレイ広告(予約型)では、予め用意されている広告メニューの中から掲載期間や掲載場所、視認可能な表示回数を指定して申し込み、基本的に配信する前に必要な広告費用が決まります。
- Yahoo!広告は検索広告とディスプレイ広告の2種類があります。
- ディスプレイ広告は目的に応じた広告配信をすることで広告効果を最大化できます。多彩な配信設定ができるためプロモーションの内容によって使い分けましょう。
- 検索広告とあわせて積極的に活用することで、認知から獲得まで幅広くユーザーへアピールすることが可能です。
Yahoo!広告とGoogle 広告の違い
Yahoo!広告とGoogle 広告では、主に以下の項目で違いがあります。
- 広告掲載面
- ユーザー層
- 入稿規定
- 審査日数
- 管理画面
それぞれの違いについて、1つずつ解説します。
広告の掲載面の違い
Yahoo!広告とGoogle 広告では、広告の掲載面が異なります。
Yahoo!広告、ならびにGoogle 広告の掲載先一覧は以下の通りです。
検索広告の掲載面
掲載先 | |
---|---|
Yahoo!検索広告 | ■提携パートナーサイト(※2024年7月時点) ・Bing ・excite ・Sleipnir ・Vector |
Google 検索広告 | ■検索パートナーのサイト ・livedoor ・BIGLOBE ・goo ・OCN ・infoseek など |
ディスプレイ広告の掲載面
掲載先 | |
---|---|
Yahoo!ディスプレイ広告 | ■Yahoo!のサービスサイト ・Yahoo!ニュース ・Yahoo!天気 ・Yahoo!ショッピング ・Yahoo!知恵袋 など ■提携パートナーサイト(※2024年7月時点) ・Ameba ・朝日新聞DIGITAL ・goo ・毎日新聞 ・msn ・食べログ ・東洋経済ONLINE ・読売新聞オンライン など |
Google ディスプレイ広告 | ■Googleのサービスサイト ・YouTube ・Gmail ・Discover ・Blogger ■Googleが提携しているサイト(パートナーサイト)、アプリ(パートナーアプリ) |
Yahoo!広告の検索広告の提携パートナーサイトである「Bing」は国内3番手の検索エンジンであり、Bingへ広告配信できることはYahoo!広告のメリットの一つです。
ユーザー層の違い
Yahoo! JAPANとGoogleどちらも日本国内のシェアが高い媒体ですが、利用しているユーザー層に違いがあります。
ニールセン デジタルの調査によると、2023年12月時点でYahoo! JAPANの利用者数は8,484万人、Googleは8,367万人と、数の上では大差はありません。
ただ、利用している年代や性別で見ると、以下のような違いがあります。
- Yahoo! JAPAN
- 男女で偏りは少ない
- 40代以上の年代が多い
- Google
- 男性の利用者数が多い
- 20代、30代の利用者数が多い
参考:ネット検索で Google を使う人、Yahoo! を使う人の特徴を分析してみた
広告配信予定の商材やサービスの利用ユーザー、ターゲットユーザーと親和性の高い媒体を選択しましょう。
入稿規定の違い
Yahoo!広告とGoogle 広告における、検索広告のレスポンシブ広告文の入稿規定は以下のようになっています。
Yahoo!広告規定 | Google 広告規定 | |
---|---|---|
見出し | ・半角30文字(全角15文字) ・最小3本以上、最大15本まで入稿可能 | ・半角30文字(全角15文字) ・最小3本以上、最大15本まで入稿可能 |
説明文 | ・半角90文字(全角45文字) ・最小2本以上、最大4本まで入稿可能 | ・半角90文字(全角45文字) ・最小2本以上、最大4本まで入稿可能 |
パス(表示URLディレクトリ) | 15文字 | 15文字 |
参考:Yahoo!広告の最適な文字数と使用可能な文字・記号(検索広告・広告表示アセット|ディスプレイ広告)
上記のように、Yahoo!広告とGoogle広告で文字数の規定に違いはありません。
ディスプレイ広告の場合は、Google 広告が20種類、Yahoo!広告は6種類のサイズの画像を入稿できます。
Google 広告とYahoo!広告のそれぞれのバナーサイズの早見表は下記でもまとめているのでご参照ください。
審査日数の違い
Yahoo!広告とGoogle 広告では、広告を入稿してから配信するまでに審査を受け、承認が下りた広告のみ配信されます。審査はシステムと媒体担当者の目視の両方によって行われます。
<審査される項目>
- タイトル、説明文
- 画像
- ランディングページ
- 広告で宣伝する商品、サービスの内容 など
審査基準については、主に法律や規定に違反していないか等のポイントに沿って審査されています。
審査にかかる日数は検索広告もディスプレイ広告も共通していますが、各媒体で日数が異なります。
<審査にかかる日数(目安)>
- Yahoo!広告:3営業日
- Google 広告:1営業日
ただし、週末や月末、祝日を挟むなど、時期やタイミングによっては前後する可能性があります。
大量に入稿すると審査期間が伸びる可能性もあります。
Yahoo!広告はGoogle 広告よりも審査日数がかかりますので、余裕を持って入稿しましょう。
管理画面の違い
Google 広告は、検索広告とディスプレイ広告が1つの管理画面にまとめられており、検索広告とディスプレイ広告の管理を横断して行えます。
Yahoo!広告は、検索広告とディスプレイ広告の管理が別のアカウントに分かれています。
請求書も別々なので、広告費を分けて管理するのに便利です。
- Google 広告とYahoo!広告はどちらもWeb広告の2大広告媒体です。
- それぞれの媒体でターゲットを絞り込む方法や掲載先が異なります。
- 予算の都合上どちらか一方にしか出稿できない場合は、より目的にかなう媒体への出稿を選択できるようになりましょう。
Yahoo!広告のアカウント開設から運用開始までの流れ
ここからは、具体的にYahoo!広告の運用を開始するための、手順について解説します。
アカウント開設
まず、Yahoo!広告でビジネスアカウントを作成します。
まだ作成していない場合は、Yahoo!広告のページの「Yahoo!広告を始める」よりアカウントを取得します。最初にYahoo! JAPAN IDのログイン画面が表示されるため、持っていない人はこちらのページから申し込みをしましょう。
入力フォームに従い、
- 事業形態
- 会社名
- 運営サイトURL
- 業種
- 住所
- 電話番号
など必要情報を入力し、利用規約の同意とSMS認証、メールアドレスの確認コードの入力をすればビジネスアカウントの取得は完了です。
広告管理ツールにログイン
アカウント開設完了のメールが送られてきたら、メール内にあるリンクを開きましょう。以下のようなページが表示されます。
リンクを開くとすでに検索広告アカウントと、ディスプレイ広告アカウントが作成されている状態ですので、検索広告から開始したい場合は「検索広告を始める」をクリック。さらに下にスクロールすると
このように「ディスプレイ広告を始める」ボタンもありますので、ディスプレイ広告から始めたい方はこちらをクリックすることで広告アカウントにログインできるようになります。
また、もうすでにアカウントを作成されている方は直接広告管理ツールにログインすると広告の設定を開始することができます。
支払い情報の入力
Yahoo!広告では、支払い方法はクレジットカードか銀行振込が選択できます。
クレジットカードは自動入金、手動入金両方選択できますが、銀行振込は手動入金のみです。
<利用できるクレジットカード>
- VISA
- Master Card
- JCB
- ダイナース
- American Express
クレジットカードならびに銀行振込の支払い方法登録は、以下の手順で設定します。
- 広告管理画面の右上の「料金」→「入金管理」をクリック
- 入金管理画面で「クレジットカードによるお支払い」か「銀行振込によるお支払い」を選択。必要情報を登録する
キャンペーン・広告グループ・広告の作成
広告管理画面で、キャンペーン・広告グループ・広告を作成します。
設定できる内容 | |
---|---|
キャンペーン | ・1日あたりの予算 ・ターゲティング(デバイスや地域、曜日、時間帯) ・広告の掲載スケジュール ・キャンペーンタイプ ・入札方法 ・対象外キーワード など |
広告グループ | ・広告グループ単位の入札価格 ・入札価格調整率 など |
広告 | ・広告文(タイトル、説明文) ・最終リンク先URL など |
キーワード | ・キーワードごとの入札価格 ・マッチタイプ など |
広告審査
広告を入稿すると、審査が始まります。Yahoo!広告の場合、審査にかかる日数は通常3営業日です。
審査は広告掲載基準にのっとって行われます。法律や広告ポリシーに違反していないかという基準のほかにも、取り扱っている商品やサービス、広告の種類によってもそれぞれポリシーが設けられています。
詳細は「広告掲載基準:もくじ」をご確認ください。
- Yahoo!広告のアカウント開設方法を解説しました。
- 開設までは比較的簡単にできます。発効されるIDやパスワードを忘れないように必ずメモをするようにしましょう。
- 広告審査については、Google 広告とYahoo!広告で審査期間が異なるため注意が必要です。
Yahoo!広告の運用でおすすめはインハウス?代理店?
Yahoo!広告を運用するとき、大きく分けて自社内で行う「インハウス運用」と広告代理店などの「外注」へお願いする形の2つの選択肢があります。
広告運用には知識や経験が必要であり、成果が出るまでに期間を要します。インハウス運用と外注のメリットをそれぞれ紹介しますので、どちらが自社に適しているか検討してみましょう。
インハウス運用
Yahoo!広告の運用を自社内で行う方法です。
外注費用がかからないのでコストを抑えて運用できるという点や、スピード感をもって施策を動かすことができたり、社内にノウハウが蓄積されるという点がメリットです。
一方で、広告運用のスキルを持っている人材がいない場合は、社内で教育を行うか、運用経験のある人材を採用する必要があるため、安定して成果が出せる体制を構築するには教育と採用という高いハードルがあります。
また、社内に広告運用担当者を評価する仕組みが整っていないと、せっかく経験のある広告運用担当者を採用できたとしてもすぐに転職・退職してしまい、成果も安定して出せず運用ノウハウの蓄積もできない、といった状況になる可能性があります。
代理店へ運用代行をお願いする
社内に広告運用のスキルや経験を持った人材がいない、採用や育成にコストを割けないという場合には、専門のWeb広告代理店へ運用代行をお願いするという方法があります。
専門のWeb広告代理店へお願いするメリットは、下記2点が大きなメリットです。
・育成や採用、社内体制構築のコストがかからない点
・プロの知見を活かした広告運用が行えるため、安定して成果が出せる
一方で、運用代行をお願いするための手数料などのコストが発生するデメリットもあります。
メリットである「社内の運用体制構築費用の削減」や「早期に広告成果が出せること」と運用代行手数料を天秤にかけて、成長目標に対するギャップ、時間軸、投資余地などの事業状況から適切な選択をしましょう。
- Yahoo!広告の運用を始めようとお考えの方に「インハウス運用」と「広告代理運用(外注)」の2つの方法をご紹介しました。
- 「インハウス運用」では、他社の成功事例が手に入りにくいため、自社内で試行錯誤を繰り返していく必要があります。その分、自社内に運用知見が貯れば新しい取り組みにもスピード感を持って対応できます。
- 「広告代理運用(外注)」は、代理店側が持つ様々な商材の事例を運用に転用できるため、仮説立てから効果改善までの最短距離で対応可能です。その分、手数料等のコストも掛かります。社内事情も含め検討しましょう。
自社の商品やサービスにあわせてYahoo!広告を活用しよう
Yahoo!広告はYahoo! JAPAN、ならびにサービスサイトや掲載パートナーサイトで配信できる広告です。
Google 広告とは主に掲載面や利用ユーザー層が異なるため、自社の商品やサービスのターゲットに適した媒体での配信を検討することをおすすめします。
Yahoo!広告には大きく分けて検索広告とディスプレイ広告があり、それぞれ掲載される仕組みや掲載できるアセットや入稿規定が異なるので、注意しましょう。
なお、広告運用には知識や経験が必要になるため、実績豊富なプロに任せるのも1つの方法です。
LANYでもリスティング広告の運用代行を受け付けていますので、自社でなかなか成果が出ずに悩んでいる方はお気軽にお問い合わせください。