【2024年最新】Facebook広告の画像サイズ一覧。作成・入稿時の注意点も合わせて解説!

Facebook広告の画像サイズ一覧。作成・入稿時の注意点も合わせて解説
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Facebookは、月間で2,600万人以上の国内ユーザーがいるSNSです。

Facebookで広告を効果的に配信することで多くのユーザーにサービスを周知できます。

しかしFacebook広告には、広告作成時に守るべき規定や注意すべき点があります。規定を守っていない広告素材で配信すると、期待していたパフォーマンスが発揮されないリスクがあるため注意が必要です。

この記事では、Facebook広告の規定一覧と入稿時の注意点を解説します。

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目次

【はじめに】Facebook広告の広告フォーマットの種類

広告フォーマットによって配信される場所(Facebook広告では「配置」と呼ぶ)が異なり推奨の画像サイズも変わるため、まずFacebook広告の広告フォーマットの種類を確認しましょう。

Facebook広告には主に次の5種類の広告フォーマットがあります。

  • 画像広告
  • コレクション広告
  • カルーセル広告
  • 動画広告
  • スライドショー広告

それぞれ特徴が異なりますので、詳しく見てみましょう。

画像広告

引用:画像|Facebook広告ガイド

画像広告は、Facebook広告で最も利用されている1枚の画像を用いたスタンダードな広告です。

友達の投稿を見られるニュースフィードや、パソコンでFacebookを閲覧した際に右側に表示される広告枠、Facebookストーリーズなど、様々な広告枠で広告を掲載できます。

Facebook以外にMeta社のサービスであるInstagramやMessenger、さらにFacebookの精度が高いターゲティングを活用して広告配信ができるAudience Networkでも掲載が可能です。

掲載枠は他の広告より多く、FacebookやInstagram、Audience Networkの多くの広告枠で多くのユーザーへ広告配信することができます。

画像広告の配置は下記の通りです。(Facebook面のみ記載。他配置は参考リンクより)

  • Facebookフィード
  • Facebook右側広告枠
  • Facebookインスタント記事
  • Facebookインストリーム動画
  • Facebookマーケットプレイス
  • Facebookストーリーズ
  • Facebook上の検索結果
  • Facebookビジネス発見

参考:画像|Facebook広告ガイド

コレクション広告

引用:コレクション|Facebook広告ガイド

コレクション広告は、メインとなるカバー画像またはカバー動画と複数の商品画像が表示される広告フォーマットです。

タップ後にフルスクリーンのランディングページのように表示される「インスタントエクスペリエンス」を利用し、スマートフォンで訴求力の高い広告を掲載することができます。

表示例:インスタントエクスペリエンス

引用:コレクション|Facebook広告ガイド

インスタントエクスペリエンスによって、画像広告よりも商品を魅力的に伝えられるため、商品の購入や自社サイトへのアクセスを促せます。

また、インスタントエクスペリエンスは複数のテンプレートが用意されており、手間を掛けずに作成できるのもメリットです。複数のテンプレートから選ぶことで自社に合った広告ができます。

コレクション広告の配置は次の4つです。

  • Facebookフィード
  • Facebookインストリーム動画
  • Instagramフィード
  • Instagramストーリーズ

参考:コレクション|Facebook広告ガイド

カルーセル

引用:カルーセル|Facebook広告ガイド

カルーセル広告は1つの広告に複数の画像や動画を設置できる広告フォーマットです。

最大10枚までの画像や動画を設置でき、それぞれにリンクを設定することが可能です。スマホでスワイプして閲覧できるのが特徴です。

複数の商品を紹介したい場合や、共感性を生むストーリーによる宣伝に有効です。
1つの商品の使い方を複数の画像で解説でき、利用者が興味のわく広告を作成できます。

掲載枠はFacebook以外にも、Instagram、Audience Network、Messengerなど、多くの掲載枠で広告を配信できます。

カルーセル広告の配置は下記の通りです。(Facebook面のみ記載。他配置は参考リンクより)

  • Facebookフィード
  • Facebook右側広告枠
  • Facebookインスタント記事
  • Facebookインストリーム動画
  • Facebookマーケットプレイス
  • Facebookストーリーズ
  • Facebook上の検索結果
  • Facebookビジネス発見

参考:カルーセル|Facebook広告ガイド

動画広告

引用:動画|Facebook広告ガイド

動画広告では、1つの動画を使って商品やサービスの紹介を行える広告です。利用者が見ている画面上に広告が出現して自動再生されます。

動きや音声があることで画像よりも多くの情報をわかりやすく伝えられます。利用者の目に留まりやすいため、認知度の向上に有効です。
動画の長さは15秒以内の短い動画が推奨されています。短い動画であるほど視聴者が商品に興味を持ったり、ウェブサイトにアクセスしたりなどエンゲージメントが高くなる効果があります。

360度動画も使用可能です。
スマホやパソコンで動画を多角的に視聴でき、利用者が動画広告を楽しみながら見ることが出来ます。

動画広告の配置は下記の通りです。(Facebook面のみ記載。他配置は参考リンクより)

  • Facebookフィード
  • Facebook動画フィード
  • Facebookリール
  • Facebookインスタント記事
  • Facebookインストリーム動画
  • Facebookマーケットプレイス
  • Facebookストーリーズ
  • Facebook上の検索結果
  • Facebookビジネス発見

参考:動画|Facebook広告ガイド

スライドショー広告(動画広告の一つ)

引用:既存の画像で、軽量で低価格な動画広告を作成しましょう|Meta

スライドショー広告は、複数の商品やサービスの画像を使って、まるで動画のようにスライドショーで宣伝できる広告です。

テキストや音声を入れることで、ストーリー性のある広告を掲載できます。画像よりも訴求効果が高く、多くの視聴者の目を引くことができます。

動画広告を作成するより手間がかからないのもメリットです。Facebookの広告マネージャーの機能を利用することで、スライドショー広告を簡単に作成できます。

動画広告よりもデータサイズが小さく、読み込みが速いため、通信速度が遅い利用者でもスライドショー広告であればスムーズに再生されやすいメリットがあります。

スライドショー広告の配置は動画広告と同様。

参考:既存の画像で、軽量で低価格な動画広告を作成しましょう|Meta

Facebook広告でこれだけは用意しておくべき画像サイズ

Facebook広告で用意しておきたい画像サイズとして、以下の2つがあります。

  • 1080×1080
  • 1200×628

後半でFacebook広告の配置別の推奨解像度を紹介しますが、この2つのサイズは汎用性が高く、Facebook広告で掲載できる場所のほとんどに配置できます。

それぞれの特徴について解説しますので、詳しく見てみましょう。

1080×1080

  • 画像サイズ:1080×1080px
  • アスペクト比:1:1
  • 拡張子:jpgまたはpng

1080×1080pxは正方形の画像で、Facebookでもっとも汎用性の高いサイズです。
Facebook内のニュースフィード、検索結果、マーケットプレイスで推奨されています。

インストリーム動画以外であればFacebook内のあらゆる場所で広告掲載ができます。

1080×1080pxはスマホやタブレット端末に適しています。
正方形の画像であるため、画面の占有率が高く、利用者の目に留まりやすくなります。

現在、インターネットを利用している人の9割以上がスマホユーザーです。そのため、1080×1080pxの画像さえあれば、多くのユーザーに見てもらえるでしょう。

Facebook以外でも、Messengerの受信ボックスやInstagramフィードでも推奨されている画像サイズです。

1200×628

  • 画像サイズ:1200×628px
  • アスペクト比:1.91:1
  • 拡張子:jpgまたはpng

1200×628pxは横長の画像で、1080×1080pxの次に汎用性が高いです。
Facebookの右側広告枠や検索結果、インスタント記事で推奨されています。

1200×628pxは、PCやスマホ、タブレット端末のユーザーが見やすいサイズです。
スマホの場合、1080×1080pxよりは画面が小さく見えてしまいますが、視認性が高く広告として充分な機能を発揮します。

1200×628pxの画像サイズは、Google 広告やYahoo!広告のディスプレイ広告でも使用できるため、Facebook広告以外の広告媒体で広告配信したい方におすすめです。

Facebook広告配置別の画像サイズまとめ

Facebook広告の配置別で、静止画素材の推奨の画像サイズ(アスペクト比・解像度)を一覧にまとめました。アスペクト比の配信イメージについても記載していますので詳しく見てみましょう。

配置別の推奨アスペクト比・解像度一覧

Facebook広告配置別の静止画素材の推奨アスペクト比および解像度を以下に記載します。

配置推奨アスペクト比推奨解像度
Facebookフィード1:11080×1080
Facebook右側広告枠1.91:11200×628
Facebookインスタント記事1.91:11200×628
Facebookインストリーム動画16:91920×1080
Facebookマーケットプレイス1:11080×1080
Facebook動画フィード1:11080×1080
Facebookストーリーズ9:161080×1920
Facebook上の検索結果1.91:11200×628

推奨の画像サイズのほとんどが「1.91:1」と「1:1」です。
Facebookストーリーズの枠に広告を配信したい場合は「9:16」の画像サイズも用意するといいでしょう。

参考:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比|Metaビジネスヘルプセンター

アスペクト比の配信イメージ

適切なアスペクト比を設定することによって、さまざまな配信面に表示されるようになります。

以下にアスペクト比別の配信イメージを記載します。

引用:画像のアスペクト比を確認する|Metaビジネスヘルプセンター

Facebook広告で対応している広告クリエイティブのアスペクト比は、
「1.19:1」「16:9」「1:1」「4:5」「9:16」の5種類です。

この5種類の画像サイズでFacebook広告で配信できるすべての配信面をカバーできます。

そのため広告用の画像を作成する際は、可能な限り画像のアスペクト比をFacebookの規定に合わせましょう。

もし、規定と違うアスペクト比の画像で広告配信をした場合、うまく画像が表示されない場合があります。画質が荒くなったり、トリミングによって商品の写真やテキストが見切れたりします。

配信したあとに間違いに気づくことがないように、配信前にプレビューツールで必ずアスペクト比や表示イメージを確認しましょう。

【ミス防止】Facebook広告の作成・出稿時の注意点

広告を配信した後にミスが発覚しないために、事前に以下の3点に注意して広告を作成しましょう。

  • 必ずプレビュー画面を確認する。
  • 推奨されているテキスト比率か再確認する。
  • 広告ポリシーに違反していないか確認する。

それぞれ詳しく解説します。

必ずプレビュー画面を確認する

Facebook広告を管理できる「広告マネージャ」を利用して、公開前にプレビューを確認しましょう。
プレビューすることで、広告の配置される場所や、メディアごとにどのように表示されるかを知ることができます。

プレビュー時に確認すべきポイントとして、以下の5つがあります。

  • 商品の画像やテキストが見切れていないか
  • スライドショーやカルーセル、コレクション広告にした際、不要な画像が入っていないか
  • リンクが間違っていないか
  • 見出しやテキストに誤字脱字・不適切な表現がないか
  • テキストの最初の2行がユーザーをひきつける文章になっているか

画像やテキストの表示のされ方でユーザーの反応率やクリック率が大きく変わります。
公開後に判明してしまうことを防ぐために、必ず広告プレビューで問題ないことを確認しましょう。

参考:広告作成時に広告をプレビューする|Metaビジネスヘルプセンター

画像内のテキスト比率が20%以内か確認する

Facebook広告で使用している画像内のテキスト比率が推奨比率である20%未満に収まっているか再確認しましょう。

Facebook広告では以前、画像内のテキスト占有率が20%を超えた場合、掲載できないというルールがありましたが現在はルールが撤廃されており、テキスト量により配信できないことはありません。

しかし、Facebookの調査によると、画像内のテキストを20%未満にすることで高いパフォーマンスが得られると明記されています。

Facebook広告の広告フォーマットの多くは画像に加えてテキストによる訴求も可能なため、画像で使用するテキストは短くてシンプルなメッセージのみにしましょう。

もしテキストが20%を超えそうな場合は、フォントサイズを小さくする、または文字数を減らすことで調整し、詳細な訴求文などについては本文の部分に記載しましょう。

参考:ストーリーズ広告とリール動画の広告のテキストオーバーレイとセーフゾーンについて|Metaビジネスヘルプセンター

広告ポリシーに違反していないか確認する

Facebook広告の広告ポリシーに違反していないか確認することも重要です。もし違反していた場合、配信できなかったり、表示されにくくなったりします。

広告ポリシーは規定がたくさんありますが、主に以下のような内容が記載されています。

  • 禁止されているコンテンツでないか(誤解を招く内容や第三者の著作権を抵触している内容など)
  • 条件によって制限されているコンテンツでないか(健康に関わる商品や金融・ギャンブル等のお金に関わる商品など)
  • 広告とリンク先のランディングページの内容が一致しているか
  • ターゲットにしている利用者を中傷するようなコンテンツになっていないか
  • テキストに不適切な表現が入っていないか

画像はもちろん、テキストやURLも審査に影響するため、事前に広告ポリシーを見て必ず問題ないかチェックしましょう。

参考:広告規定の紹介|Meta

出稿ルールを理解してFacebook広告にチャレンジしてみよう

Facebook広告には、画像広告とコレクション広告、カルーセル広告、スライドショー広告、動画広告の5種類の広告フォーマットがあります。

画像サイズに迷ったら、各広告フォーマットで配信できる「1080×1080」もしくは「1200×628」のどちらかで作成しましょう。

また、配信前にはプレビュー機能による広告表示イメージの確認や画像内のテキスト比率の確認、広告ポリシーの確認をすることで、配信されないリスクやパフォーマンス低下のリスクを抑えましょう。

Facebook広告は、クリエイティブが成果に与える影響が非常に大きい媒体です。適切な広告フォーマットの選択と推奨の画像サイズでの画像素材の作成・検証が重要になります。しかし、自社内ですべてをやり切るには非常に労力がかかります。

LANYではさまざまな提案と施策の実行力で、商品やサービスのPRを支援しています。

クリエイティブ検証も二人三脚でサポート可能です。もしFacebook広告でお困りの方やこれから始めてみたい方は、LANYまでお気軽にお問い合わせください。

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