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「ワンチーム」で取り組む – SEO対策の内製化を提案し、流入数を200%に改善した事例
株式会社オールアバウト (All About,Inc.)
株式会社オールアバウトが、株式会社NTTドコモと共同で開設した、みんなの「買ってよかった」に出会えるレコメンドサイトの「イチオシ」。
今回は「イチオシ」のSEOを担当する、中村さん、早見さん、村崎さんの3名にお話を伺いました。
イチオシさんはLANYでも最もお付き合いが長いお客様の一つで、SEOコンサルティングや記事作成など多岐にわたるサポートをご提案しています。
「なぜLANYに依頼しようと考えたのか」「サポートに満足しているか」本音でお話いただきました。
対応にホスピタリティを感じた
– まず、SEOコンサルティングをLANYに依頼いただいた理由を教えてください。
村崎さん:直接のきっかけは、弊社のもう一つのメディア「All About」がSEOおたくさん(弊社代表のTwitterアカウント※)SEOコンサルティングの依頼を考えていると聞いて紹介してもらいました。
※会社設立前は代表の竹内が、個人でコンサルティングを受託していました。
依頼を考えているときに、ちょうどGoogleコアアルゴリズムアップデートが実施されたんです。打ち合わせでコアアルゴリズムアップデートの傾向を共有してもらったり、正式な依頼前にイチオシへの影響を分析してもらえたりしたのが好印象でした。
提案内容にもホスピタリティを感じましたね。
– イチオシさんは弊社に依頼するまで、あまりコンサルを入れていなかったとお伺いしたのですが、依頼を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
中村さん:会社としてあまりコンサルティングを入れない方向でやってきたのは事実です。
ただSEOは専門領域で、さらにメディアを成長させるために、社内でSEOのノウハウを増やしていくには自社だけでは限界がありました。
自分たちで対応できない領域は、外部の人と協力して成長していこうと決め、今回のようにコンサルティングを依頼させていただきました。
– 貴社ならSEOに専門性がある方も採用できそうではないですか?
中村さん:弊社はメディア事業が強く、「編集者」をはじめとするコンテンツに関連するポジションは採用しやすいです。
一方で、SEOのスペシャリストのような職種は獲得しにくいんですよね。とはいえテクニカルな面を気軽に相談できる人は欲しいので、外部に委託することにしました。
常にSEOの情報収集をするのも地味に大変ではあるので、定期的に最新情報などをいただける環境を整えるためにもコンサルティングを導入することを決めました。
– いくつかのSEO会社さんとお話していたと思うのですが、LANYを選んでいただいた決め手は何でしたか?
村崎さん:SEOに力を入れようとした時に、複数社から見積もりを取っていました。その時に、大きな会社だと「誰が担当になるのかわからない」「どんなスキルを持っているかわからない」のが懸念でした。
依頼を検討していた当時は予算もそれほど多くなかったので、少ない予算で大きな会社に依頼しても、経験が浅い人しか担当にしてもらえないのでは? とも思っていました。
中村さん:経験が浅い人が担当になっても、弊社が知っている以上の「気づき」がない可能性があるかなと。
村崎さん:それで個人で発信している方や、小規模のコンサル会社が合うのかなと思っていたところ、ホスピタリティも専門性も申し分ないLANYさんを知り、ご依頼することに決めました。
– 確かに、担当につくコンサルタントは非常に重要ですよね
村崎さん:最初は3ヶ月だけコンサルティングをお願いしたのですが、短期間でコンテンツSEOの方向性がハッキリ決まって、SEOのテクニカルな部分も即改善できたのが好印象でした。
中村さん:提案の内容にも納得感があり、何をしていくべきか非常に明確でわかりやすかったのもよかったです。
村崎さん:目標を達成するまでの数字の昇り方と、手段や方向性の提案が具体的でわかりやすかったです。どういう記事を何本つくって、どのような施策を行うべきか、それでどれくらいSEO流入を伸ばせるかが明確で、達成のイメージがわきました。
竹内:弊社としても提案時にかなり綿密なプランニングをしたのを覚えています。
ノウハウを教えてもらい、内製化の視点で提案がもらえる
– 弊社と取り組みを始めて成果を感じるところはありますか?
村崎さん:大前提、SEOの流入がかなり伸び、導入前と比べてSEO流入数が2〜3倍になりました。やはり数字面で結果が出ているので、ここまで長いお付き合いになりました。
取り組み方としても、施策の中身だけを渡されるのではなく、その背後にあるノウハウも共有してくれるのがありがたいです。
「記事の作り方」「SEO施策の決め方」など、弊社がSEOの対策を「内製化」できるように教えてくれるのが非常に助かりました。
浅井:イチオシさんには自社のライターさんがいて、イチオシさんが自分たちでSEOを改善できる、効果的な記事作成ができるとさらに効果が出ると思っています。そこでノウハウを共有して、イチオシさん内でうまく活用してもらったのがよかったです。
施策を行った背景や考え方、仮説を資料にまとめたり、キーワード選定の方法も毎回共有したりしていましたね。
イチオシと「ワンチーム」で動いてくれる
– 定性的な面ではいかがですか?
中村さん:「すぐに頼れる存在」という形で、非常にありがたいです。SEOは想定外の事態が起きやすいんですよね。コアアルゴリズムアップデートのような大きなもの、インデックスの問題やサイトスピードなどの小さいものまで、テクニカルな問題が様々あります。
問題が起きたときに、すぐに相談できて、素早い反応をもらえるのが助かるポイントです。
早見さん:「ワンチーム」というか、イチオシのチームの一部として動いてもらっているのを感じています。
また、Google ディスカバーの対策も含めて、SEOだけではない相談もできるのも嬉しいポイントです。
村崎さん:問題が起きたとき、検索すればいろいろな対処法が見つかりはしますが、どれを優先度高く行うべきか、わかりにくいことも多くて。
LANYさんに相談すれば、優先度を考えた対策を教えてもらえるので、非常に助かっています。
– イチオシさんのチームも雰囲気がとても良いので、弊社としてもやりやすいです!弊社はお客様とワンチームで取り組みたいという思いを掲げているので、このようなお言葉をいただけて非常に光栄です!
「機動的に動ける会社」ならLANYがおすすめ
– どんな会社にLANYをおすすめしますか?
中村さん:「機動的に動ける」会社さんには非常におすすめです。
そもそもSEOは提案事項を実施するのに時間がかかると、成果が出にくいものです。特にLANYさんは小回りが効く分、依頼者側で対応に時間がかかるとお互いにメリットがないですね。
メディアの担当者や会社の中に知見がない会社さんにも頼れる存在だと思います。
早見さん:リソースがあるけど「SEOのやり方がわからない」会社さんにはおすすめですね。弊社はライターさんや編集者はいるのですが、知識がなかったので。先ほどもありましたが、ノウハウをためていきたい会社さんもLANYさんが合うと思います。
村崎さん:同様に、編集の知識はあるけど、そこまでSEO知識に自信がない編集プロダクションにもおすすめできます。クライアントに対して、担当サイトの検索流入の現状や、SEO施策の説明や提案をする必要があるとき、LANYさんのアドバイスを活用できそうです。
– 今後LANYとやってみたいことはありますか?
中村さん:メディアとしてオリジナリティを出して「自分たちの足で立っている感」を持ちたいです。SEOを超えた方向性を決められると両者にとって知見を広げられると思います。
村崎さん:事業としてマネタイズを考えた時に、SEOに限らない方法があれば見つけたいと思っているので、LANYさんと一緒にできると良いなと考えています。例えば広告とか、実際のプロダクトを使ったものとか、幅広く考えたいですね。
– 貴社の「イチオシストア」も好調だと思いますし、相乗効果のでる施策を今後考えていきたいですね!
まとめ
イチオシさんにはSEOコンサルティングと記事作成の両方で協力させていただきました。
LANYとして、ただ記事を作って納品するだけではなく、「LANYがどう記事を作っているのか」も共有して、イチオシさん側でも効果的に記事作成ができるようになることを目指してきました。
イチオシさんのように自社でコンテンツを作れる体制があるのに、まだまだ改善できる余地がある場合には、自走できるようにサポートするのが弊社の役目だと考えています。
今後もLANYでは施策だけではなく、お客様に最適な提案を続けていきます。