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Indeed PLUS連携ATSの選び方と比較10選

「Indeedを利用しているけれど、応募者の管理が大変」「他の求人サイトに掲載している分も漏れなく管理したい」
人事や採用担当者の方の中には、応募者や複数の求人サイトの管理でこのようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
掲載や応募管理を一元化し、効率的に採用活動を進めるために有効な方法が「Indeed PLUS連携ATS」です。
本記事では、Indeed PLUS連携ATSの概要からメリット・デメリット、どのATSを選べばよいか押さえておくべきポイントを紹介します。また、代表的なATS10選として特徴も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Indeed PLUSと連携ATSとは

はじめに、Indeed PLUSと連携ATSの基本的な概念と役割について紹介します。
- Indeed PLUS:求人配信プラットフォーム
- ATS:応募から採用まで一元管理できるシステム
以下より、それぞれ詳しく解説します。
Indeed PLUSは求人配信プラットフォーム
Indeed PLUSは、「求人配信プラットフォーム」として2024年1月から提供が開始されたサービスです。
Indeed PLUSと連携した複数の求人サイトと、複数のIndeed PLUS連携ATSをつなぎ、求職者と求人をより効率的にマッチングします。
Indeed PLUSには、主に以下3つのような特徴があります。
- ひとつの求人票を作成するだけで、複数のサイトに配信できる
- 国内の主要な求人サイト利用者の、最大約7割にリーチできる
- 作成した求人票からより適切な求人サイトを自動で選定し、配信する
Indeed PLUSの利用によって、Indeedだけでなく、リクルートが運営するタウンワークやリクナビNEXT、リクナビ派遣、フロムエーナビ、とらばーゆ、はたらいくなどを利用するユーザーにも求人を届けることが可能です。
料金体系は従来のIndeedと同様にクリック課金(クリックごとに費用が発生する)モデルを採用しているため、求職者が求人広告をクリックしてはじめて費用が発生します。
採用目標や予算に合わせて柔軟に予算設定が可能であり、初期費用や連携サイトごとの個別予算設定は不要です。

ATSは応募から採用まで一元管理できるシステム
ATS(Applicant Tracking System:採用管理システム)は、応募から採用までのプロセスに関する情報を集約し、一元管理できるITツールです。
労働力人口の減少による採用競争の激化や採用手法の多様化が進む現代において、ATSは人材確保の競争力を高めるための重要なツールとなっています。
ATSで利用できる主な機能は、以下の通りです。
- 候補者情報の一元管理
- 求人情報の作成・管理
- 選考プロセスの自動化・効率化
- コミュニケーション履歴の管理
- 採用データの可視化・分析 など
上記の機能により、求人情報の管理から応募者対応、選考スケジュールの調整、内定通知に至るまで、多くの手作業を自動化・システム化することで、採用担当者の時間と労力を大幅に削減します。
また、複数の求人媒体やExcelファイルなどに散在しがちな応募者情報を一元的に管理することで、データの整合性を保ち、入力ミスや情報漏洩のリスクを低減する効果もあります。
Indeed PLUS連携ATSを利用するメリット
Indeed PLUS連携ATSの利用によって、主に以下3つのメリットがあります。
- 応募者を一元管理できる
- 求人掲載の手間を省ける
- 複数サイトへの自動配信でリーチ拡大できる
メリット1.応募者を一元管理できる
Indeed PLUS連携ATSを導入すると、さまざまな求人サイトから集まる応募者情報を、すべて一箇所で管理できるようになります。
従来の採用活動では、Indeedや各求人サイトの管理画面を個別に確認し、応募者データをExcelなどに手作業で転記・集約する必要がありました。これは時間がかかるだけでなく、入力ミスや対応漏れのリスクも高いものでした。
連携ATSを利用することで、Indeed PLUSを通じた複数の求人サイトからの応募者情報が自動的に一元管理され、選考ステータスの追跡やコミュニケーション履歴の記録も統一されたフォーマットで簡単に行えます。
これにより、採用担当者の事務作業負担を大幅に軽減し、より戦略的な採用活動に集中できる環境が整えられるようになります。
メリット2.求人掲載の手間を省ける
Indeed PLUS連携ATSでは、求人情報の作成から掲載までをワンストップで実施でき、手間を大幅に削減できます。
従来は各求人サイトに個別にログインし、同じような情報を何度も入力する必要がありました。しかし、連携ATSを使用すれば、システム内で一度求人情報を作成するだけでIndeedを含む複数の連携求人サイトに自動で配信できます。
また、求人内容の更新や掲載停止などもATSから一括管理できるため、複数サイトの管理に伴う煩雑な作業も削減できます。
求人掲載の手間が省けることで、採用担当者は求人原稿の改善やデータ分析などの戦略的な業務に、より多くの時間を割けるようになるでしょう。
メリット3.複数サイトへの自動配信でリーチ拡大できる
Indeed PLUS連携ATSの大きな魅力は、一度の求人投稿で複数の求人サイトに自動配信できる点です。
Indeed PLUSは、Indeedのマッチングテクノロジー(AI)を活用して、各求人情報を最適な連携求人サイトに自動で掲載します。
AIは求人の内容や特性、閲覧・応募状況などを分析し、もっとも効果的と判断されるサイトへ配信するため、企業は掲載先の選定に悩む必要がなく、より多様な求職者層にアプローチできます。
とくに地方での採用や特定のニッチな職種の募集に苦戦している企業にとって、この自動配信機能は大きな武器と言えるでしょう。
Indeed PLUS連携ATSを利用するデメリット
Indeed PLUSにはメリットがある一方で、注意しておきたい点もあります。導入前にデメリットを知っておくことで、より納得感を持って導入に踏み切れるでしょう。
Indeed PLUS連携ATSを利用するデメリットには、主に以下の内容があります。
- 掲載先の求人サイトを指定できない制約
- 導入時の初期コストと移行作業の負担
- クリック課金制による予算管理の難しさ
中でも注意しておきたい大きな制約は、求人の掲載先を企業側で完全にコントロールできない点です。
Indeed PLUSでは、どの連携求人サイトに広告が表示されるかはIndeedのアルゴリズムが判断します。そのため、特定の媒体に必ず掲載したいという要望があっても、それを直接指定することができません。場合によっては、AIの判断により求人が単一の連携求人サイトにのみ掲載されることもあります。
また、ATSの導入には初期設定費用やデータ移行の手間がかかります。クラウド型ATSの場合は比較的リーズナブルですが、オンプレミス型では高額な初期投資が必要になることもあるでしょう。さらに、新しいシステムの導入に伴い、社内スタッフのトレーニングや業務フローの見直しといった一時的な負担も考慮する必要があります。
これらのデメリットを理解した上で、自社の採用ニーズと予算に合った最適な選択をすることが重要です。
失敗しないIndeed PLUS連携ATSを選ぶ5つのポイント
たくさんあるIndeed PLUS連携ATSの中から、自社に最適なものを選ぶために押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
- 自社の採用課題と目的を整理する
- ATSが連携している求人サイトの種類を確認する
- Indeed認定パートナーのランクを確認する
- 利用できるATSの機能とサポート体制を見る
- 導入費用とランニングコストは妥当か計算する
1.自社の採用課題と目的を整理する
ATSを選ぶ前に、まず自社の採用活動における具体的な課題と目標を明確にすることが重要です。現在の採用プロセスのどこにボトルネックがあるのか、どのような効率化や改善を実現したいのかを具体的に洗い出しましょう。
たとえば、「応募者情報の管理に時間がかかりすぎている」「複数の求人サイトへの掲載と管理が煩雑」「質の高い応募者を増やしたい」などの課題があるかもしれません。目標設定では、「採用にかかる時間を30%短縮する」「応募者数を2倍に増やす」といった定量的な目標と、「候補者体験の向上」「採用の質の改善」といった定性的な目標の両方を考慮するとよいでしょう。
企業規模や採用規模も重要な要素です。小規模な採用活動であれば、シンプルで導入しやすいATSが適しているかもしれませんが、大量採用や複雑な選考プロセスを管理する必要がある場合は、より高機能なシステムが必要になるでしょう。
自社のニーズを明確にすることで、機能過多で高コストなシステムを選んでしまうリスクや、必要な機能が不足したシステムを選ぶミスを防ぐことができます。
2.ATSが連携している求人サイトの種類を確認する
ATSを選ぶ際に見落としがちなポイントが、そのATSがIndeed PLUS以外にどのような求人サイトと連携しているかという点です。
自社の求人と相性の良い複数の媒体を活用することで効率的な採用活動を実現できるため、ATSの連携可能な求人サイトの種類と範囲は重要な選定基準となります。
複数のATSを比較する際は、以下の要素を確認しましょう。
- 連携している求人サイトの数
- 連携している求人サイトの業界
- データを同期するタイミング
- 取り込まれる応募者情報の範囲
自社が特定の業界や職種に特化した採用を行っている場合は、その業界向けの専門求人サイトとの連携が可能かどうかも確認すべきです。
また、単に情報を転送できるだけでなく、データがどの程度リアルタイムに同期されるか、応募者情報がどこまで正確に取り込まれるかといった点も確認しましょう。
将来的な採用チャネルの拡大も視野に入れ、ATSベンダーの連携サイト拡充計画や、新たな連携を追加する際の柔軟性についても確認しておくことがおすすめです。
3.Indeed認定パートナーのランクを確認する
ATS提供企業がIndeedの認定パートナーであるかどうか、そしてそのランク(プラチナム、ゴールド、シルバーなど)は、連携の質や安定性を判断する重要な指標です。
Indeedの認定パートナーは、IndeedのAPIやプラットフォームへの優先的なアクセス権を持ち、最新の機能やアップデートにいち早く対応できる体制を整えています。
とくに上位ランクのパートナーは、Indeedとの連携や知見が深く、技術的な問題が発生した際にも迅速な対応が期待できるでしょう。
Indeedでは、2025年6月からエントリー標準化やクローリング(自社採用サイトや他サイト掲載の求人を自動で収集する仕組み)の終了といった大きな変更を予定しています。
Indeedとの強固なパートナーシップをもつATS提供企業は、これらの変更にスムーズに対応できる可能性が高いと言えます。ATS選定の際には、単にパートナーシップのランクだけでなく、Indeedとの連携における具体的な強みや過去の仕様変更への対応実績なども確認すると、より実態に即した判断ができるでしょう。
4.利用できるATSの機能とサポート体制を見る
ATSを選ぶ際には、基本的な応募者管理機能だけでなく、ユーザーインターフェースの使いやすさやサポート体制の充実度も重要な判断基準となります。
機能面では、以下のような基本機能が揃っているか確認しましょう。
- 求人情報の作成・管理
- 応募者のステータス追跡
- 面接スケジュール管理
- 自動メール送信
- データ分析・レポーティング
しかし、機能が豊富でも使いにくければ効果は半減してしまうため、直感的に使えるかという視点も大切です。モバイル対応やカレンダーツールとの連携など、日常的な業務をスムーズにする機能も重要です。
サポート体制については、導入時のサポート内容、問題発生時の対応窓口と対応時間、トレーニング資料の充実度などを確認しましょう。
さらに、SLA(サービスレベル契約)の内容も確認すべきポイントです。導入後もシステムを効果的に活用し続けるためには、充実したサポート体制が不可欠です。
可能であれば、デモンストレーションや無料トライアル期間を活用して、実際の使用感と操作性を確認することをおすすめします。
5.導入費用とランニングコストは妥当か計算する
ATSの選定において、コストは避けて通れない重要な要素です。ただし、単に表示価格だけで判断するのではなく、初期費用と継続的なランニングコストを含めた総所有コスト(TCO)を把握することが重要です。
ATSの料金体系は一般的に、「初期導入費用」と「月額または年額費用」で構成されています。料金モデルも多様で、サブスクリプション型、ユーザー数に応じた課金、求人数や応募者数に応じた課金などさまざまです。
また、基本料金に含まれている機能と、追加費用が必要なオプション機能を明確に区別することも重要です。
Indeed PLUSの利用に伴うクリック課金型の広告費も考慮に入れる必要があります。コスト評価では、ATSの導入によって得られる業務効率化や採用成果の向上といった価値も考慮し、投資対効果(ROI)の観点から判断することが望ましいでしょう。
主要な連携ATS10選
Indeed PLUSと連携できる主要なATS10選として、その特徴や料金形態を紹介します。比較しながら、自社に最適なATSを選びましょう。
無料プラン | 料金形態 | 主な連携サイト | 業種 | 特徴 | 運営会社 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Airワーク採用管理 | 〇 | ・基本機能は0円 ・Indeed PLUSの利用でクリック課金 | ・フロムエーナビ ・タウンワーク ・リクナビNEXT ・はたらいく | ・飲食 ・小売 ・介護 ・物流 ・サービス | ・シンプルでわかりやすい ・中小企業向け ・現場主導の採用に強み | Indeed Japan株式会社 |
ジョブオプ採用管理 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・タウンワーク ・リクナビNEXT | ・製造 ・物流 ・小売 ・コールセンター | ・初期設定のサポートが手厚い ・店舗ごとに担当者を設定できる | Indeed Japan株式会社 |
HITO Manager | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・求人ボックス ・スタンバイ | ・飲食 ・小売 ・介護 ・アパレル | ・高クオリティな自社サイトが作れる ・分析機能が豊富 | パーソルホールディングス株式会社 |
(ジョブギア) | Jobギア採促〇 | 月額50,000円~ | ・イーアイデム ・求人ボックス ・スタンバイ ・careerjet | ・流通 ・サービス ・小売 ・外食 | ・4つのプランから選べる ・採用特設ページの構築が得意 | 株式会社アイデム |
ビズプラ採用管理 | 要問い合わせ | 月額88,000円~ | ・求人ボックス ・スタンバイ | ・サービス ・事務 ・BPO ・コールセンター | ・オプションでチャットボット機能が使える ・雇用形態を問わず1つのサイトからIndeedni連携できる | 株式会社フューチャート |
テンリク | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・求人ボックス ・スタンバイ | ・人材派遣 ・請負 ・BPO | ・派遣特化型で派遣法対応に強い機能が多い ・ブランディング用のコンテンツ制作に強い | 株式会社天職市場 |
HRハッカー | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・求人ボックス ・スタンバイ ・careerjet ・キュウサク ・LinkdIn | ・スタートアップ ・中小IT、専門職 | ・豊富なデモサイトを確認できる ・求人原稿作成の自由度が高い | インビジョン株式会社 |
リクオプ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・求人ボックス ・スタンバイ | ・チェーン系企業(飲食やコンビニエンスストア、介護) | ・チャットボットが面接日程の調整をしてくれる ・定期的なセミナー開催がある | HRソリューションズ株式会社 |
ジョブオレ | 〇 | 月額24,000円~ | ・求人ボックス ・スタンバイ | ・地方中小企業 ・医療 ・建設 ・物流 | ・無料プランは即時アカウント発行できる ・計測タグの挿入が可能 | 株式会社イオレ |
Findin | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ・IT ・スタートアップ ・エンジニア | ・エンジニア採用に強み ・ビッグデータをもとにした広告配信ができる | 株式会社ツナググループ・ホールディングス |
Airワーク採用管理

Airワーク採用管理の特徴は、基本機能を無料で利用できる点です。
採用ホームページの開設、求人情報の作成・管理、応募者の一元管理といった機能を0円ではじめられるため、はじめてATSを導入する企業にも負担が少なく導入しやすいシステムです。
とくに、飲食店のホールスタッフや小売業での販売員、介護などのサービス業で人材を採用したい中小規模の事業者に向いています。Indeedとの自動連携で現場主導の採用に強いのが特徴です。
有料オプションを利用することでIndeed PLUSとの連携が可能になり、自動アプローチ機能も活用できます。
自動アプローチ機能は、求人要件に近い候補者へ自動でアプローチできる機能で、とくに応募が集まりにくい中途採用の職種などで効果を発揮します。
以下の記事では、Indeed PLUSにおけるアプローチ機能の具体的な設定やメリットから、より効果的な使い方、利用する際の注意点まで徹底解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

ジョブオプ採用管理

ジョブオプ採用管理は、中小企業から大企業まで幅広く対応するオールインワンの採用管理システムです。主な機能には、以下のようなものがあります。
- SEO対策が施された自社採用ホームページの作成
- Indeedへの求人情報自動転載(3時間に1回)
- 幅広い求人メディアからの応募者情報の一元管理
- 面接日程調整の効率化
- 採用状況を可視化する効果レポート機能 など
とくに多店舗展開している企業や、製造や物流などの作業員、コールセンタースタッフなどの職種で大規模な採用を行う企業の、複雑な採用業務を効率化することに強みがあります。
スマートフォンからのアクセスや操作にも対応しており、外出先からでも採用業務を管理できるのもポイントです。
HITO Manager

HITO Managerは、専門のデザイナーやマーケターのノウハウを活かした、デザイン性の高いオリジナル採用ホームページを作成できるATSです。
これまでに400以上のLP制作の実績があるため、自社にデザインやマーケティング専任のスタッフがいない場合も、安心して依頼できます。
中でも、飲食店や小売、アパレル業などの店舗型ビジネスに強く、ブランド単位での採用ページ構築やマルチ店舗管理を得意としています。
豊富なデータ分析機能や導入後の運用を支える手厚いサポート体制も強みです。分析機能は最大7種類あり、シンプルな操作で分析・レポート出力ができるため、手間や負担を減らしながらも効果測定が可能です。
Jobギア採促(ジョブギア)

Jobギア採促は、ニーズに合わせて以下4つのプランから選べるATSです。
- カスタムプラン:採用サイトを完全オリジナルで制作できる
- ミドルプラン:4種類のテンプレートから選んで採用サイトを制作できる
- スタンダードプラン:固定テンプレートで採用サイトを制作できる
- クイックプラン:求人情報のみを10件無料で掲載できる
イーアイデムとの連携や検索エンジン対策に強みがあります。とくに流通業での物流スタッフやサービス業の販売員・ホールスタッフといった職種で人材を募集するために、採用特設ページを構築したい企業などにもおすすめです。
Indeedプラチナムパートナーという立場から、Indeed PLUSの機能を最大限に活用した運用ノウハウの提供が期待できます。
とくに、Indeedの掲載ガイドラインや審査基準に関する深い理解があるため、求人情報の審査通過率向上や効果的な求人原稿作成のサポートが充実しています。
これまでに48,000社を超える導入実績がありながらも、低価格から試せるのが大きな魅力と言えるでしょう。
ビズプラ採用管理

ビズプラ採用管理は、使いやすいインターフェースと柔軟なカスタマイズ性を備えたATSです。
SMSやLINEでのメッセージ送信が可能なほか、チャットボットが応募者にヒアリングを行い、条件を満たす応募者だけと面接予約できる機能も備えています。
充実した応募者対応機能やチャットボット連携で、採用のための工数削減に重きを置く企業に適しています。料金設定は登録が500店舗まで月額88,000円の定額で、わかりやすいのも特徴です。
サービス業や事務系・コールセンタースタッフなどの業種に強く、連携している求人サイトは約100種類あり今後も要望に応じて対応を検討しています。
応募者データの取り込みスピードは最短5分となっており、応募者との迅速なコミュニケーションにつながっています。
テンリク

テンリクは、各社のペルソナに合わせた、高いカスタマイズ性をもつATSです。
オーダーメイドの採用ページ作成が可能で、採用ターゲットに合わせたデザイン対応が特徴です。採用ホームページ内に「30秒動画」を埋め込める機能があり、テキストや写真だけでは伝わりにくい職場の雰囲気や仕事内容を視覚的に訴求できます。
人材派遣業界に特化しており、求人票を大量に用意したい場合に、一括で生成できる機能や、派遣法対応に強い機能を持つのが特徴です。
人材派遣を行う企業で、採用ブランディングを重視し、ターゲットを明確に設定した採用活動を行いたい企業に適しています。
HRハッカー

HRハッカーは、独自ドメインを設定し、ノーコードでオリジナルの採用サイトを制作できるATSです。
選考状況を可視化しやすく、コストパフォーマンスのよさや使いやすさに定評があり、スタートアップ企業やIT系、専門職系の中小企業に適しています。企業の基本情報だけでなく、インタビューやブログ記事なども最大30ページ作成できます。
公式サイトでは、豊富な実績やデモサイトを確認できるため、どのようなホームページが作れるのか具体的にイメージできるでしょう。
サポートも手厚く、業界や職種ごとに異なる求人原稿の事例も確認できます。
リクオプ

リクオプは、2012年から提供をはじめて以降、1,000社以上の導入実績があるATSです。
長年、導入企業からの声をもとにアップデートを続け、採用課題を解決するための豊富なオプションを選べるのが大きな特徴です。
大量採用や多店舗での横断的な運用に強く、本部一括管理に向いているため、全国に店舗を持つチェーン系企業に向いています。とくに、飲食店やコンビニエンスストア、介護などの業種が得意です。
分析は「集客力」「選考スピード」「採用コスト」の3つの指標を可視化し、改善策の提案までするツールが利用できます。
強固なセキュリティ体制もリクオプの特徴で、業界でもトップクラスと言われています。
ジョブオレ

ジョブオレは、自社サイトの作成から応募者管理まで、ワンストップで行える「応募獲得を目的」としたATSです。2023年にはIndeed認定パートナー制度における「ゴールドカテゴリ」で1位を獲得しています。
地域密着型の採用に適しており、飲食業やサービス業、運送業や医療・福祉業などへの実績が豊富です。
料金プランは求人枠によって変動し、シンプルでわかりやすいのが特徴です。求人上限が50枠まで、応募者上限が月4名までの無料で利用できるライトプランもあります。
Findin

Findinは、データ分析と人工知能を活用し、エンジニア採用に特化したATSです。
AIを活用した高度なマッチング技術と、データ分析にもとづく採用プロセスの最適化機能が特徴で、応募者のスキルや経験を自動的に分析し、求人要件との適合度を評価します。
候補者とのコミュニケーション自動化機能も備えており、応募から面接までのプロセスをスムーズに進めることができます。
テクノロジーを活用した効率的な採用活動を目指す企業や、大量の応募者を効果的に選考する必要がある企業に適していると言えるでしょう。
まとめ
Indeed PLUSと連携するATSの活用は、煩雑な採用業務を効率化し、採用成果を高める鍵となります。自社に最適なATSを選ぶためには、まず採用における課題と目的を明確化することが不可欠です。
その上で、ATSの機能や連携求人サイトの種類、サポート体制、そして導入・運用コストを多角的に比較検討しましょう。自社の課題に適切なATSを導入することで、採用活動の効率化が実現できます。
Indeedの自社運用にお悩みの方は、プロに任せる「運用代行」の検討もおすすめです。
もし採用でお困りの方は、ぜひLANYにお問い合わせください。