クリニックの集客に効果的な方法11選|医療広告ガイドラインの注意点や事例も解説

クリニックの集客に効果的な方法11選|医療広告ガイドラインの注意点や事例も解説
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「クリニックを開業したら、1日でも早く多くの集客(集患)を実現したい」と考える開業医の方が多いのではないでしょうか。

とくに新規患者を獲得するには、患者が受診の必要性を感じたタイミングで接点をもち、アプローチできるような集客をおこなうことが重要です。

この記事では、クリニックの集客に効果的な方法や注意点、成果を出すためのコツを支援事例にもとづき解説します。

クリニックをはじめとした医療領域の記事制作については、以下の記事で流れや注意点を解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

クリニックがSEOに取り組むメリットや施策の種類、成功させるポイントなどを以下の記事で解説しているので、クリニックの集客を詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

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  • クリニックがSEOに取り組むメリット
  • クリニックのSEOの特殊性
  • クリニックのSEOで効果的な施策

 後半:個別無料相談会

開催日時

①2024年10月31日(木)10:00~11:00
②2024年11月7日(木)10:00~11:00

おすすめの対象者の方

  • SEO経由の集患数を増加したい院長、クリニックサイト運営者の方
  • クリニックの新規開業を検討している院長
  • 2院目のオープン、複数院展開を検討している院長、クリニックサイト運営者の方

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目次

クリニックにありがちな集客の失敗例

クリニックにありがちな集客の失敗例

クリニックにありがちな集客の失敗例を5つ紹介します。

  • 認知度が低い
  • 情報発信を一切おこなっていない
  • 差別化につながる強みを打ち出せていない
  • 口コミ・レビューの評価が悪い
  • オンライン予約システムが導入されていない

質の高い医療サービスを提供できるクリニックでも、思うように集客できず苦労するケースは多くあります。集客できない原因を特定することで、最適な集客方法を検討できるので、ぜひ参考にしてみてください。

認知度が低い

開業したばかりのクリニックの場合、まだ地域全体に認知されていない可能性があります。クリニックの近くに住んでいる人や地元の一部の人しか知らない状態だと、定常的な集客は望めません。

認知拡大に向けて情報発信し、多くの人にクリニックの存在を周知することで集客につながります。

情報発信を一切おこなっていない

最近はあらかじめオンラインで情報収集をおこなってから受診する患者が多くいます。とくに参考にしているのが、病院の公式サイトやSNSの発信です。

SNSの内容を見て「この病院は信頼できそう」と判断し、受診するケースが増えています。

逆にいうと、集客向けの情報発信を一切していないと「本当にこの病院に行って大丈夫かな」と不安になり、選択肢から外されることもあるでしょう。

差別化につながる強みを打ち出せていない

クリニックで情報発信をおこなっていても、投稿内容が不十分なケースもあります。

基本的に患者は安心して受診できる「かかりつけ医」に何度も通う傾向があるため、クリニックでは自院の強みや特色を訴求して、ターゲットの患者を獲得することが重要です。

たとえば、歯科クリニックの場合、以下のニーズによって選ぶべき場所は異なるでしょう。

  • なるべく痛くない虫歯治療を受けたい
  • 周りからバレないように矯正(審美歯科)をしたい

自院ならではの特色を明確にしないまま「歯科クリニックです」と発信しても、選ばれる理由がないため、集客につながりません。

口コミ・レビューの評価が悪い

クリニック側が発信する情報だけではなく、実際に受診した患者側の声を重視する動きも見られるため、第三者視点での口コミ・レビューが著しく低いと集客につながらないリスクがあります。

ただし、クリニックの口コミは低くなりやすい傾向がある点に注意が必要です。来院者は不安や苦痛などを抱えており、マイナスな気持ちを解消できたかどうかクリニックの対応を厳しく見ていることから口コミの評価が低くなる傾向があるので、対策には限界があることを念頭におきましょう。

クリニック側の落ち度を指摘されているわけでなければ割り切り、実際に受診した人に真摯に診療してくれることが伝わる対応を心がけることが重要です。

オンライン予約システムが導入されていない

オンライン予約システムの有無も集客に大きな影響を与えます。

働きながら受診を考えている人や、なるべく負担が少ない形で受診したい患者の場合「待ち時間を最小限にして受診したい」と考えている人もいるでしょう。

しかし、予約システムがないと実際はスムーズに受診できても「混雑していて数時間待たないといけないかもしれない」と懸念し、来院の選択肢から外すケースもあります。

患者側の利便性も考慮し、オンライン予約システムの導入を検討しましょう。

新規患者のクリニック集客に効果的なオフライン施策

新規患者のクリニック集客に効果的なオフライン施策の種類は、主に以下の6つです。

オフライン施策特徴費用感効果が出るまでの期間
DM(ダイレクトメール)メールで医療に関する情報やサービスの案内などを送ることで、興味をもってもらいやすくなる高い普通
チラシのポスティング周辺の集客に強い普通~高い普通
看板広告駅のホームや建物など目立つところに広告を設置することで認知度を高められる高い普通
バス車内広告地域集客に強く医療機関でよく活用されている高い普通
フリーペーパー地域に住んでいる人から信頼される情報誌に出稿することで、地域集客を強化できる普通普通
新聞高齢者をターゲットにする場合に向いている高い普通

クリニックは、地域社会と密接な関係があるので、オフライン施策も効果的です。

しかし、以下の背景からオンライン施策も重要性が高まっています。

  • あらかじめ情報収集をするユーザーが増えた
  • 患者が受診したいと思ったタイミングでクリニックと接点をもてるようなアプローチが求められている

本記事では、後述のオンライン施策に注力して解説します。

新規患者のクリニック集客に効果的なオンライン施策

新規患者のクリニック集客に効果的なオンライン施策

新規患者のクリニック集客に効果的なオンライン施策は、以下のとおりです。

オンライン施策特徴費用感効果が出るまでの期間
SEOホームぺージが検索上位に掲載されると長期的に大きな集客が見込める普通長期
MEO地域住民を集客しやすい低い普通~長期
Web広告すでに受診したいと考えている人に訴求できる高い短期
SNS(Instagram/TikTok)静止画や動画で訴求でき、ブランディングに活用できる低い普通
ポータルサイト出稿費を支払うことで優先的にサイト内の上位に掲載され、集客につながる高い短期

短期的な集客をする場合は、以下の施策が向いています。

  • SNS
  • Web広告
  • MEO
  • ポータルサイト

ただし、中長期的な集客を考えるなら、検索上位から下落しない限り無料で集客し続けられるSEOがおすすめです。

それぞれの施策の概要を詳しく紹介します。

SEO

SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleをはじめとする、検索エンジン経由の流入数を増やすためのWebマーケティング手法のひとつです。

自院のホームぺージが特定のキーワードで検索上位に表示されるために、ホームぺージの改善やブログ作成などを実施します。

多数のキーワードで検索上位に表示されることで、中長期的に費用対効果の高い集客ができるようになります。

クリニックの集客でSEOを実施する際は、YMYLとE-E-A-Tを理解して記事を作成することが大切です。

YMYLとは「Your Money Your Life」の頭文字をとった略語で、SEOで情報発信するうえで重要な概念です。主にお金や健康など、生活に大きな影響を与える情報のことを指します。

クリニックの場合、病院や病気、薬品など健康に直接かかわる医療記事がYMYLに該当します。

YMYL領域は権威性や信頼性が重視され、コンテンツの質もより高いものが求められるのが特徴です。

間違った情報を提供した場合、ユーザーの健康を害し、命にかかわるケースもあるため、正確な情報を記事に掲載する責任があります。

E-E-A-Tは、以下の4つの頭文字をとった言葉です。

E-E-A-T概要
Experience:経験執筆者本人の経験にもとづいたコンテンツが信頼に値するか
Expertise:専門性執筆者が記事の内容を発信するために必要なスキルや知識があるか
Authoritativeness:権威性執筆者やWebサイトが信頼できるか
Trusutworthiness:信頼性コンテンツの内容が信頼できるか

検索上位に掲載されるには、E-E-A-Tを意識した記事を作成して検索エンジンから評価されることが重要です。

SEOやYMYL、E-E-A-Tの詳細は以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

指名検索で1位を狙う

クリニックでSEOを実施する場合、自院の名前で検索上位に掲載されることが重要です。自院の名前以外のキーワードの場合、1位に表示されない可能性があるためです。

たとえば「新宿三丁目皮膚科」と検索した場合、新宿三丁目にあるほかの皮膚科が上位に表示されてしまうと、自院の集客が難しくなるでしょう。

集客を増やすには、検索面を見て院名が検索に引っかかりやすいかを確認しましょう。

自費診療か保険診療かに応じてキーワード戦略を変える

SEOで検索上位を目指すには、キーワード戦略を立てることが重要です。ターゲットの患者が検索するキーワードで記事を作成しなければ、集客につながりません。

とくにクリニックの場合は、自費診療(脱毛やAGAなど)か保険診療かによって注力すべきキーワードが変わるため、方針を決めて戦略を立てることが大切です。

たとえば、予約までの緊急度が高いキーワードを狙う場合、以下のキーワード戦略を立てます。

  • 自費診療の場合は「施術方法+エリア名」を最優先にする
  • 保険診療の場合「症状・疾患+エリア」を最優先にする

また、上位表示を獲得するためには内部対策や外部対策を適切におこなうことが重要です。被リンク獲得はYMYL領域におけるE-E-A-T(信頼性)の評価にもつながり、検索上位に上がりやすくなります。

SEOはオフライン店舗で集客したい人におすすめです。一方、オンライン診察の場合は後述の広告のほうが向いています。

内部対策や外部対策については、以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてお読みください。

患者の検索意図に着目した情報発信を意識する

特定のキーワードに沿って記事を作成する際は、患者の検索意図に着目しましょう。

「この施術を通してどんな姿になれるだろう」「施術を受けることで人生がよくなるかな」といった患者がもつ気持ちを軸に検索意図を考え、記事で執筆すべき内容を決めます。

LANYの事例においては、美容医療施術に対して以下のようなインサイト(購買意欲の根源)がユーザーインタビューでわかり、症例写真を挿入したところ、順位を爆発的に伸ばした実績があります。

以下のようにターゲットと検索意図を予測し、どのように対策するかを考えました。

WHO(誰に向けて情報発信をするか)美容医療施術(切る系の施術)を検討している女性
WHAT(インテンション:表面的な欲求や検索意図などを予測し、何を知りたいか?)・どのような施術?
・ダウンタイムはどのような感じ?
・料金はどれくらい?など施術に関する概要を知りたい。「ハイフ 料金」「クマ取り ダウンタイム」なども検索ボリュームが大きいため需要があると考えられる
WHY(インサイト:潜在的な欲求や深層心理など、なぜ知りたいか?)・失敗したくない
・コンプレックスを克服して人生を豊かにしたい(周りを見返したい)
HOW(どのように解決するか)・インテンションに対する施策:ユーザーの検索意図を網羅し、すばやく的確に答えるコンテンツを作成する
・インサイトに対する施策:症例写真の掲載や医者の紹介などで「失敗したくない」「どんな自分になれるのだろう/コンプレックスを解消できるのか」といった深層心理にある欲求を解決する施策を実施する
HOWの結果・インテンションに対する施策の結果:競合が当たり前にやってることなので、あまり順位に影響がなかった
・インサイトに対する施策の結果:競合が実施しておらず、真にユーザーが求めてるものだったので、順位がポジティブに動いた

読者の検索意図を深掘りして記事を執筆することで、検索上位に掲載されやすくなります。

検索意図の深掘りは、上位表示だけではなく、予約や問い合わせなどのコンバージョン獲得にも効果的です。以下の記事では、検索意図を深掘りする方法や記事に反映する方法を解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

MEO

MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップ向けの地図エンジン検索結果の上位に表示されるための施策です。

特定のキーワードで検索された際に、マップ上に掲載されるための対策をします。

主な対策は、以下のとおりです。

  • Googleビジネスプロフィール(クリニックのプロフィール)を登録する
  • 最新情報を掲載する
  • 評価の高い口コミを集める

MEOを実施することで地域周辺の人の認知を拡大し、集客促進につなげられます。

Googleビジネスプロフィールに登録し、サイテーション効果を向上させる

MEOは、Googleビジネスプロフィールを登録することではじめられます。Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップや検索などで自院のサービスや情報を届けられるツールです。

以下の項目を登録することで、自院の存在をGoogleマップで周知できます。

  • クリニック名
  • 電話番号
  • 住所
  • 受付時間
  • クリニックの外観・内観の写真

主に地域内の集客に活用でき、実店舗を運営している人や特定のエリアに限定してビジネスをしている人などにおすすめです。

Googleビジネスプロフィールを登録する際は、公式ホームぺージやSNSなどとすべて表記を統一させることが大切です。

すべて小文字や大文字、平仮名、カタカナなどを統一して入力することで、Googleが同一店舗だと認識し、サイテーション(ほかのサイトやSNSに自院の情報が書かれること)の効果が向上します。

サイテーションの効果が向上すると、SEOやMEOで検索エンジンの評価が高まり、上位表示される可能性があります。

口コミの量×質は大事だが、ガイドライン違反に注意

MEOは、まず口コミの量が大切になり、その後口コミの質が重要になっていくと考えられています。

口コミの量の基準は断言できませんが、LANYのコンサルタントの肌感覚として5~7個くらいの口コミがつきはじめると、表示頻度が高くなると感じています。

口コミの質は、以下の2つの目的を達成したい場合に注視しましょう。

  • 表示の順番を上げたい
  • 表示される条件を広くしたい

たとえば「口コミのなかに自分のクリニックの特徴や診察科などと関連するワードがどれくらい入ってるか?」といった観点で見るのが重要と見立てています。

MEOでは高評価の口コミを集めることは重要です。ただし、2023年10月にステマ規制法が施行されたため、口コミの集め方によっては違法になります。

たとえば、デンタルクリニックが「★5の口コミ投稿でミニサイズのマウスウォッシュプレゼント!」といったキャンペーンをすると違法になるため注意しましょう。実際に来院された患者に対し、受付や診察で親身で丁寧な対応を心がけ「このクリニックなら安心して通える」と思ってもらうことが質の高い口コミ獲得につながります。

Web広告

Web広告はホームぺージや検索結果などに表示される広告のことで、以下のような種類があります。

広告の種類概要
リスティング広告検索クエリに応じて検索結果画面に表示されるテキスト型の広告
ディスプレイ広告広告枠をもつサイトを訪問すると表示される静止画や動画タイプの広告

国内の場合、Google 広告やYahoo!広告で配信できます。

リスティング広告とディスプレイ広告の共通する特徴は、以下のとおりです。

  • 場所を問わずに診察できる「オンライン診療」を展開するクリニックでの集客効果が高い
  • 地域や性別、年齢、疾患などでターゲットを絞って広告を配信できる

ただし、医療系の場合、広告配信の審査が厳しい点がデメリットです。

Google広告の場合は、パーソナライズド広告というユーザーの興味関心にもとづいて配信される機能があります。しかし、医療の場合は「個人的な苦難」をベースとしたパーソナライズド広告は禁止されており、該当すると以下のような制限を受ける場合があります。

  • 配信できない
  • 一部ターゲティングが使えない
  • 配信対象に制限がかかる

Yahoo!広告もGoogle同様、健康状態のデータによるターゲティングは禁止されています。

厳しく規定が決まっているため、いずれかの広告・LPを運用する際は遵守しなければなりません。

リスティング広告で急患を集客する

緊急性が高い、今すぐ受診したいと考えている患者の集客には、リスティング広告が向いています。

とくに「地域・エリア+症状・疾患名・診療科」といったキーワードで集客すると効果的です。

たとえば、LANYでは「オンラインピル処方」というキーワードで広告運用を支援しました。「オンラインピル処方」という場所を問わず、緊急性の高いキーワードで運用した結果、CTRが高くなる傾向がわかりました。

検索ニーズのあるキーワードで広告を配信することで、CVの獲得が見込めます。

ディスプレイ広告は患者に刺さるクリエイティブを重視する

ディスプレイ広告は、クリエイティブの訴求の仕方にバリエーションをもたせることが非常に重要です。

たとえば、FacebookやInstagramで配信できるMeta広告では、広告セットごとに反応がよいクリエイティブに予算を寄せていくと配信される傾向があります。

効果の高いクリエイティブにするために、ひたすら訴求のバリエーションを変え、改善のアクションを継続できるかが成果を出すうえで欠かせません。

Meta広告の場合は、セグメント(ターゲット設定)は細かく設定しすぎず、機械学習に任せるのが、広告効果を高めるためのポイントです。

機械学習に任せることで、人間では想定できなかったターゲットを見つけられ、新しい集客方法の提案や改善ができる可能性があるためです。

Meta広告以外のディスプレイ広告は、ターゲットの精度が劣るので、「特定キーワードでの検索履歴のあるユーザー」といったターゲティング配信するのが相性がよいとLANYでは考えています。

SNS

SNS運用は美容系クリニックに向いた集客方法で、とくに以下の2つがおすすめです。

  • Instagram
  • TikTok

SNSでは画像や動画を活用でき、テキストだけではイメージしにくい治療方法も説明しやすいのがメリットです。

潜在的なニーズをもつターゲットにアプローチする手段としても適しており、認知拡大やサービスの利用促進につなげられます。たとえば、自院のことや治療方法などのサービスは知らないが、美容や健康に漠然とした悩みを抱えている方に向けてアプローチできます。

医者指名患者数を増やすための投稿を心がける

SNSを運用する際は、担当した症例の紹介によって「この医者に診てもらいたい」と選ばれるアプローチが大切です。

症例を紹介することで、医師の技術の高さをPRできる場となり、特定の医者を指名する患者の数を増やせます。

ただし、投稿の際は医療広告ガイドラインの限定解除要件を満たしているか必ず確認しましょう。

医療広告ガイドラインで記載すべき内容として、以下の5つがあります。

  • 問い合わせ先
  • 標準的な費用
  • 詳細な治療内容
  • 副作用
  • 治療回数

クリニックでSNSを運用する際は、これらの内容を明記して、患者に誤解を与えないことが鉄則です。

院内の雰囲気を伝える

SNSで自院の魅力を伝える方法として、院内の雰囲気を静止画や動画にして投稿するのも効果的です。

明るく安心するような雰囲気や、清潔感がある様子は来院率に影響します。

SNSなら写真や動画を活用して発信できるため、クリニックのブランディングに寄与します。

ポータルサイト

ポータルサイトとはさまざまな情報が網羅的にまとめられているサイトのことで、クリニックの場合はエキテンやEPARKなどが該当します。

ポータルサイトに掲載することで多くの利用者の元に情報を発信でき、認知拡大につなげられます。

ただし、費用がかかりやすい点と、競合も掲載して患者の争奪戦になる点がデメリットです。

ポータルサイトのみを集客経路として活用するのではなく、SEOやMEOなどと組み合わせた戦略的な活用が重要です。

上位表示のために出稿料を払う

ポータルサイトは、基本的に出稿料を多く支払っているクリニックが上位表示やおすすめ表示がされやすいため、以下のクリニックにおすすめです。

  • 開業したてのクリニック
  • 新しい医療サービスへの集客を強化したいクリニック

短期間で集客できるよう、一時的に出稿料を多めに見積もって、ポータルサイトを活用しましょう。

得意な診療科や施術のキーワードを掲載する

ポータルサイトに掲載するテキスト情報では、差別化を図りたい特徴や強みを表すキーワードを使用しましょう。

口コミで特定の診療科・施術に関する内容が投稿されるほど、SEOやMEOにおける評価が高まりやすくなります。

キーワードはSEOと連動させると統一感が生まれ、ブランドの浸透につながります。

その他の集客・リピート増加に効果的な施策

その他の集客・リピート増加に効果的な施策

来院のハードルを下げたり、リピーターを獲得したりするアプローチも重要です。

効果的な施策は以下のとおりです。

  • 会計のタイミングで次回予約をとる
  • オンライン予約システムを導入する
  • メルマガやLINEを活用する

会計のタイミングで次回予約をとる

継続的な治療が必要な場合は、会計のタイミングで次回の来院予約を一緒にとれるような声がけや予約管理をおこないましょう。

予約を決めることで再来院を促し、そのままリピーター獲得につなげられます。

次回以降の来院が不要な場合でも「〜ヶ月後を目安に定期健診を受けに来てください」「〜な症状が出たらすぐに来院してください」などとアドバイスすることで、信頼感を与えられます。

オンライン予約システムを導入する

オンラインから予約できるように整備することで、来院のハードルを下げられます。予約を受けつけることで、来院者の人数も把握できるようになり、待ち時間の緩和も期待できるでしょう。

オンライン予約システムは、以下のポイントで選びましょう。

  • 電子カルテと連携できるか
  • 予約方法が豊富か
  • 院内のディスプレイと連携できるか など 

費用と機能のバランスも考慮して選ぶことをおすすめします。

メルマガやLINEを活用する

メルマガとLINEは、定期的に患者との接点をつくる施策として効果的です。

とくに、LINEはともだち登録を促すことで、以下のようなアプローチができます。

  • お知らせや最新情報の配信(メッセージ機能)
  • LINEでの受診予約(予約機能)
  • お得に自由診療メニューが受けられるクーポンの配信(クーポン配信)

定期的に接点をもつことで来院へのハードルを下げられるため、リピーター獲得を期待できます。

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クリニックが集客施策に取り組むときの注意点

集客に着手する前に、まずは自院の運営が適切におこなわれているかチェックしましょう。患者を集めても自院のサービスや施設などに問題があれば、リピーターを獲得できないためです。

さらにクリニックは医療領域になるため、SEOや広告、SNSでアプローチするときは医療広告ガイドラインを踏まえた慎重な情報発信が求められます。

注意すべき点は、以下のとおりです。

  • 院内の内装は清潔に保たれている状態か確認する
  • 窓口・看護師・医師の対応に関して複数の指摘があれば改善する
  • 一次情報やエビデンスのあるデータのみを使用する
  • 必要に応じて専門用語の補足もおこなう
  • 医者や有資格者の監修をつける
  • 誇大広告をしない
  • 特定の医薬品や化粧品を誹謗しない
  • 他の病院や診療所と比較して優良であることを強調する表現をしない
  • 患者の主観による治療の内容や効果の口コミ、体験談を使わない
  • 治療効果に関して、読者が勘違いするような写真を使わない

集客の失敗を防ぐためにも、ぜひチェックしてみてください。

院内の内装は清潔に保たれている状態か確認する

クリニックで集客をする前に、内装の掃除が行き届いているかチェックしましょう。

院内が清潔だと「きちんと管理の手が行き届いており、居心地がよい・安心する」という印象を与えられ、再来院につながります。

はじめて来院した患者に対し、好印象を残すために院内の雰囲気をあらためて見直しましょう。傷や汚れがひどい場合は、業者に依頼することも検討しましょう。

窓口・看護師・医師の対応に関して複数の指摘があれば改善する

クリニックの集客が成功しても、実際の対応が悪いとリピートにつながりません。

口コミを見て受診を決める動きもあるため、よい口コミを投稿してもらうためにも対応の見直しは重要です。

クリニックの悪い口コミでよく見られるのが「対応が雑だった」「不親切だった」といった対応の悪さを指摘する内容です。なかには身に覚えのないことを書かれるケースもありますが、同じことに言及している口コミが複数見られる場合はクリニック側に問題があると考えられます。実際にスタッフの対応を確認し、問題があれば改善に取り組みましょう。

一次情報やエビデンスのあるデータのみを使用する

医療領域でなんらかの情報発信をおこなうときは、科学的根拠にもとづく情報や、大学病院や第一線で研究をおこなっている医学者が発表している論文などの一次情報を使うようにしましょう。

誤った情報を発信すると信頼性や正確性を損なうだけではなく、情報を信じたことで行動を起こした読者の健康を害するリスクもあるためです。

医者自身が発信している情報のなかにも独自の偏った見解が含まれていることがあるため、必ず複数のソースを確認しましょう。

記事を投稿する際は、使用したデータの発リンクも必ず設置してください。

一次情報の効率的な探し方については以下の記事で紹介しています。信頼度の高い記事を作成するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

必要に応じて専門用語の補足もおこなう

一般の人でも内容をスムーズに理解できるよう、専門用語は補足して伝えましょう。内容が理解できないと、離脱につながりやすいため、集客効果が下がるおそれがあります。

ただし、医療領域では「実際に医師が書いたかのような文章か(≒医師界隈でしか使わない用語を使ってるか)」も重要になるため、専門用語は積極的に使いましょう。

たとえば、AGA領域の場合、多くのサイトで「AGAとは、男性ホルモン型脱毛症のこと」と説明しています。しかし、1位のサイトは「AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のこと」と説明しているのです。

「AndrogeneticAlopecia」と記載することで、検索エンジンが「医師しか言及しない用語の可能性があり、専門性が高い」と評価し、検索順位が1位に表示されていると考えられます。

クリニックの集客では、専門用語を使いつつ、想定読者に応じて補足説明をする形で理解を促進させましょう。

医者や有資格者の監修をつける

クリニックの集客で記事や動画コンテンツを制作するときは、コンテンツの信頼性を担保するために監修者をつけましょう。監修とは、執筆・撮影したコンテンツを監修者がチェックし、正しい情報かを確認することです。

監修をつけることで、以下のメリットがあります。

  • 情報の正確性を担保できる
  • E-E-A-Tが強化され、検索順位向上につながる
  • 被リンク獲得につなげられる

とくに医療領域であれば医師免許や薬剤師免許などの有資格者に監修を依頼するのが効果的です。監修者の情報にわかりやすい資格が書いてあれば「この人は信頼できる」と判断されやすくなるでしょう。読者に信頼感を与えられれば、文章を読み込んでくれる可能性も高くなります。

医療系コンテンツで監修してもらいたいときは、以下の方法がおすすめです。

  • 医師監修サービスを使う
  • 病院ホームページのフォームから依頼する

ただし、記事のファクトチェックは監修者だけではなく、自院でもおこないましょう。情報を発信するときは、監修者として自院の医者の名前とプロフィールも明記すると効果的です。

記事監修者を選ぶポイントは、以下の記事で具体的に解説していますので、E-E-A-Tを高めるためにもぜひチェックしてみてください。

記事監修サービス資料はこちら>>

誇大広告をしない

クリニックの集客では、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で禁止されている誇大広告をしないようにしましょう。

薬機法は健康に関する商品・サービスの品質や有効性、安全性の確保を目的に作られた法律で、広告のルールが詳細に記載されています。

医薬品や医療機器などを紹介する際に、不適切な表現で伝えると違法になるケースがあるため、注意しましょう。

たとえば、以下のような宣伝の仕方は、薬機法で禁止されています。

禁止事項具体例
虚偽(ウソ)の効果を書かない視力がすぐに回復します
根拠のない効果を書かない3日で症状が改善します
断定表現をしない手術のリスクは一切ありません

著しく事実と異なる宣伝をした場合、患者は効果の薄い医療を受ける可能性があるため、誤認させないよう注意しましょう。

厚生労働省の医療広告ガイドラインでも、誇大広告の具体例が記載されているため、チェックしてみてください。

医療広告ガイドライン(厚生労働省)

特定の医薬品や化粧品を誹謗しない

薬機法で定められている禁止事項として、特定の医薬品を誹謗する行為があります。

たとえば、根拠がないのに「A社の医薬品は製造方法が古い」「あの医院は効果がない」と宣伝した場合が該当します。

他社商品・サービスの品質や効果などを実際よりも悪く伝えるだけではなく、事実に対しマイナスな印象を与えるような情報を伝えることもNGです。

厚生労働省が発行している「医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について」でも禁止事項が掲載されているため、目を通してみましょう。

ほかの病院や診療所と比較して優良であることを強調する表現をしない

医療広告ガイドラインでは他の医療機関や医薬品などと比較して、自院の商品・サービスが優れていることを強調して伝えることを禁止しています。

たとえば、「日本最大の医療施設」「世界一の医療サービス」といった表現をしてはいけません。とくに「日本最大」「世界一」などの最上級表現は、患者に誤認を与えやすく、事実だとしても使用してはいけない表現となっています。

また、著名人との関連性を強調するような表現もNGです。「芸能プロダクションと提携」「あの〇〇が利用」といった表現も医療広告ガイドラインに反するため、使わないようにしましょう。

患者の主観による治療の内容や効果の口コミ、体験談を使わない

医療系の場合は、UGC(User Generated Content)といわれる、ユーザー自身が生成したコンテンツを利用するのは避けましょう。

多くのジャンルでUGCを活用したマーケティングがおこなわれていますが、医療行為の場合は患者ごとにその効果や感想は異なり、誤認を与えるおそれがあるためNGとなっています。

内容が適切であっても、集客目的で口コミやSNSの投稿を紹介するのは避けましょう。

医療広告ガイドラインでも記載されているため、ぜひ確認してみてください。

医療広告ガイドライン(厚生労働省)

治療効果に関して、読者が勘違いするような写真を使わない

医療広告ガイドラインに反するため、効果を誤認させるおそれがある写真は使わないようにしましょう。

効果がわかる写真だけを載せるだけでは、患者にあった商品・サービスであることが判断できません。

ただし、以下のような情報も明記すれば、掲載しても問題ありません。

  • 術前または術後の写真
  • 通常必要とされる治療内容
  • 適切な費用相場
  • 治療の主なリスク・副作用

効果を伝えることを目的とした写真ではなく、治療内容を正しく伝えるための写真を掲載することで、医療広告ガイドラインに適したコンテンツとしてみなされるでしょう。

患者が自発的に調べて入手する情報については規制が緩和されることも

費用を支払って掲載する広告や、医療機関からアプローチをおこなうメルマガなどは医療広告ガイドラインの遵守が原則です。ただし、患者が適切な医療を選択するために必要な情報は、医療広告ガイドラインの限定解除に該当する場合があります。

限定解除の条件は以下のとおりです。

  • 医療に関する適切な選択に資する情報であって患者等が自ら求めて入手する情報を表示するウェブサイトその他これに準じる広告であること
  • 表示される情報の内容について、患者等が容易に照会ができるよう、問い合わせ先を記載することその他の方法により明示すること
  • 自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用等に関する事項について情報を提供すること
  • 自由診療に係る治療等に係る主なリスク、副作用等に関する事項について情報を提供すること

引用:医療広告ガイドライン

1つ目は、一般的な医療機関のホームぺージであれば要件を満たします。ホームぺージに電話番号やお問い合わせフォームなどがわかりやすい位置に設置されていれば、2つ目の条件も満たせるでしょう。

3つ目と4つ目は、以下を明記する必要があります。

  • 一般的な治療内容
  • 費用相場
  • 治療期間
  • 副作用 など

医療機関によって治療内容や費用など異なるため、一般的な情報を記載できるようにしましょう。

クリニックの集客を外注するときのポイント

クリニックでの集客の注意点を踏まえて、自分たちで集客施策を推進するのは難しいと感じた場合は外注もひとつの手です。

外注する際は、以下の4つのポイントを押さえて代行会社を選びましょう。

  • 医療領域における実績や知識があるか確認する
  • 包括的なWebマーケティング支援を受けられるか確認する
  • 安さだけで依頼先を決めない
  • 丸投げせず、一次情報の提供や内容のファクトチェックなどは自分たちでおこなう

集客効果を最大化するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

SEOにおいて外注するか内製するか悩んでいる方は、選び方のポイントを解説した以下の動画を参考にしてみてください。

医療領域における実績や知識があるか確認する

クリニックが集客をおこなうための施策を進めるには、医療領域特有のルールの把握や専門的な知識を有している必要があります。難易度が高いため、ノウハウがない場合自院だけで施策を進めるのは難しいでしょう。

外注する際は、医療領域の支援実績があるかどうかで判断するのがおすすめです。代行会社のホームぺージを確認し、どのような企業に向けて何の施策をしたかを確認しましょう。

包括的なWebマーケティング支援を受けられるか確認する

集客はひとつの施策だけよりも、複数の施策をかけ合わせることで相乗効果が期待できるため、包括的なWebマーケティング支援を得られる外注先を選ぶのがおすすめです。

たとえば、リスティング広告とSEOを同時並行でできる企業を選んだとしましょう。この場合、最初はリスティング広告で短期間で集客し、SEOの効果が現れたら広告配信を少しずつ減らし、自然流入での集客をメインにするといった戦略を実現できます。

LANYでもSEOコンサルティングリスティング広告運用代行CROコンサルティングなどを提供しています。幅広いサービスを利用することで、集客の成果を最大化させることが可能です。

安さだけで依頼先を決めない

医療領域の集客は実績豊富なコンサルタントに依頼したり、有資格者に監修を依頼したりすると、通常の施策と比較して単価は高くなる傾向があります。にもかかわらず明らかに単価が安い依頼先はなんらかの工程を省いている可能性が高く、品質に波があるかもしれません。

外注先を選ぶ際は、安さだけではなく内訳や支援領域と照らし合わせたうえで決めるのがおすすめです。

丸投げせず、一次情報の提供や内容のファクトチェックなどは自分たちでおこなう

クリニックの集客を外注する場合も、すべての工程を丸投げせず、自院でできる範囲のことは対応しましょう。

一部の作業に協力することでコンテンツの質を担保できます。

たとえば、以下のような施策をすると、自院でおこなうとよいでしょう。

  • SEO記事で使用できる一次情報を提供する
  • 初稿の内容に誤りがないか直接自分たちが確認する
  • 修正依頼を出す

ライティングを外注した場合でも、内容確認を自分たちでおこなうことで監修者として記載でき、権威性の向上につながります。

クリニック・病院の集客事例

実際にLANYが支援したクリニック集客の施策と成果を紹介します。

SEOとリスティング広告の事例を紹介するので、それぞれの施策を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

SEOの事例1|e-クリニックさま

クリニック・病院の集客事例 e-クリニック

e-クリニックさまは、美容整形・美容外科医院を全国に9院展開し、美容に関する悩みを抱えている方に対して幅広い施術を提供しています。

集客施策としてSEO対策に注力する方針が決まった際に、社内のリソースが足りていないなかで、マーケティングの一環としてSEOをサポートしている点でLANYにSEOコンサルティングをご依頼いただきました。

リソースが限られている状況でチームの一員として、美容医療領域を得意とするLANYのコンサルタントが支援したことで、的確な課題設定とアプローチによって集患に近い多くのキーワードが上位にランクインしました。SEOで成果があらわれることが社内に浸透するきっかけにもなり、体制強化をかなえられたのも大きな成果です。

クリニックの集客施策としてSEOに取り組んでいるものの、体制構築や成果の創出に課題を感じている方は、ぜひ以下の事例ページをチェックしてみてください。

SEOの事例2|医療機関

LANYでは、医療機関のSEOを支援した実績があります。

その医療機関は指名検索数が少なく認知度が低いことが課題でした。

そこでLANYの記事制作サービスを利用し、SEOに注力しました。主に一般キーワードで記事を作成しつつも、随所で「そのクリニックなら」というPRを取り入れました。

毛嚢炎(脱毛した後に赤くなる症状)に関する記事を読み進めると「自院なら毛嚢炎ができたら無料でお薬を提供しています」というPRを随所でおこなった結果、一般検索KW経由の集患数と指名検索数の増加につながりました。

SEOコンサルティングサービス資料はこちら>>

SEOキーワード選定代行サービス資料はこちら>>

リスティング広告の事例

リスティング広告の運用代行として、オンラインピル処方の集客をサポートした実績もあります。

支援したクリニックではもともとピルの定期購入件数を最大化させたいという理由で、リスティング広告を運用していました。しかし、同業他社が多く、広告においての掲載順位が低いことがわかったのです。

そこで、LANYのリスティング広告運用代行サービスを利用し、掲載順位の向上を目指しました。

対策として、非指名KWをニーズごとにジャンル分けし、ジャンルごとに検索広告を出し分けて配信します。

たとえば、顕在層向けであれば「ピル 定期購入」「〇〇(特定のピル名) オンライン処方」などのキーワードを設定し、「〇〇の定期購入なら▼▼(クリニック名)」と訴求しました。一方、購入を検討している層には「ピル おすすめ」「ピル 不安」などのキーワードを設定し「はじめてのピルでも安全な▼▼」と訴求しました。

リスティング広告運用代行サービス資料はこちら>>

自院に適したアプローチで効果的に集客しよう

クリニックの集客には以下のような方法があります。

集客方法特徴費用感効果が出るまでの期間
DM(ダイレクトメール)メールで医療に関する情報やサービスの案内などを送ることで、興味をもってもらいやすくなる高い普通
チラシのポスティング地域周辺の集客に強い普通~高い普通
看板広告駅のホームや建物など目立つところに広告を設置することで認知度を高められる高い普通
バス車内広告地域集客に強く医療機関でよく活用されている高い普通
フリーペーパー地域に住んでいる人から信頼される情報誌で、地域集客に活用できる普通普通
新聞高齢者をターゲットにする場合に向いている高い普通
SEOホームぺージが検索上位に掲載されると長期的に大きな集客が見込める普通長期
MEO地域住民を集客しやすい低い普通~長期
Web広告すでに受診したいと考えている人に訴求できる高い短期
SNS(Instagram/TikTok)静止画や動画で訴求しやすく、ブランディング効果に活用できる低い普通
ポータルサイト出稿費を支払うことで優先的にサイト内の上位に掲載され、集客につなばる高い短期

自院に適したアプローチ方法を選び、費用対効果の高い集客を実施しましょう。

なお、デジタルマーケティングによる集客をおこなうのが難しいと感じた場合は、外注を検討することも方法のひとつです。外注先を選ぶ際は、ホームぺージで医療領域での実績を確認し、信頼できる会社か判断しましょう。

LANYでもSEOコンサルティングサービスリスティング広告運用代行を提供しています。少数精鋭のSEOコンサルタントが要望や課題をヒアリングし、最適な戦略や施策内容を提案します。SEOだけではなく、リスティング広告の運用もサポートして短期から長期にかけて費用対効果の高い集客を実現いたしますので、気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者

LANYブログ編集部のアバター

LANYブログは「SEOを中心とするデジタルマーケティングの情報を発信するブログ」です。一次情報に溢れた独自性のあるコンテンツと読者の方が何かしらのアクションが起こせる情報を執筆しています。

この記事を監修した人

林佑樹のアバター
林佑樹 SEOコンサルタント

株式会社LANY SEOコンサルティング サービスメディアユニット マネージャー
サービスサイト・メディアのSEOを中心に各種コンサルティングプロジェクトに従事。
過去にメディアの立ち上げからグロース、クリニックマーケ、デジタルマーケ全般を経験。

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