主要ページのindex率を157%改善。データベース型サイトのSEO改善メソッドで昨対流入数を右肩上がりで伸ばしている事例。

今回のコンサルティングの概要は下記の通りです。

  • サイト:BrushUP学び
  • 期間:2021年11月〜2022年11月(引き続き継続)
  • 内容:SEOコンサルティング、CVRコンサルティング、オウンドメディア運営代行

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目次

コンサルティングの結果

ご依頼いただいた目的は、Webサイト経由の「売上増加」です。

上記のグラフの通り、SEOセッション数が昨対比で右肩上がりで上昇しております。

約1年間のサポートをしてきましたが、現在では当初よりも業務範囲を拡大させていただき、下記を支援しています。

  • データベース型サイトのSEO改善
  • サイト全体のCVR改善
  • コンテンツSEO改善

今回は、データベース型サイトのSEO改善で何を実施してきたのかを中心にLANYの事例をご紹介をさせていただきます。

1. index率向上のための細かな施策の大量投下

サポート当初から、データベース型サイト特有の「多くのページがインデックスされない問題」が根強く存在していました。

LANYは、データベース型サイトの改善方針として、クロールからランキング(順位)までのプロセスでそれぞれ課題設定を行い、細かい施策を実行していくことを得意としております。

> 【LANY流】データベース型サイトのSEO改善メソッド

BrushUP学び様の場合には、下記のような課題がありました。

  • 不要なクロール導線が多い
  • sitemapファイルが最適化されていない
  • 各種ページのユニーク性が低く、クロール済み – インデックス未登録URLが多い

それらの課題を解消するために、技術的な施策からコンテンツSEOを絡めた施策まで多数の施策を実行し、インデックス率を大幅に上昇させることに成功しました。

  • サポート開始時:49%
  • 現在:77%

その後もテンプレート単位の細かな順位上昇施策によって少しずつCVRの高いデータベース型サイト側のページ群で流入を獲得できるようになりました。

インデックス率が高まっていけば、自然とその先の流入数やCV数は増えていきますが、より成果を高めていくために、今後はランキングやCVR改善に注力していければと思っております。

2. SEOを超えた目的ファーストなご提案

BrushUP学び様のサポートを1年近く実施させていただく中で、目的である「サイト経由の売上最大化」のためには、SEO以上のことをすべきであると判断しました。

具体的には、サイト全体のCVRの上昇や、新たなCVポイントの設計などです。

LANYは大きな会社ではないため、クライアント様の成果最大化のために「小回り」を効かせながら実行できることはすべて実行したいと考えています。

そこで、SEO担当者でもアクセス解析を駆使してCVR改善やCRM関連の施策をご提案したり、より専門性の高いCVR担当者を途中からアサインすることで本格的なCVR改善にも乗り出しました。

ABテストも多数走らせながら、少しずつサイト全体のCVRやCRM経由での売上にも貢献できているように感じます。

クライアントの目的達成のために伴走し続けられるように、引き続きSEOを超えたサポートをし続けられればと思います。

3. ワンチームでプロジェクトを円滑に進める

SEOで成果を出していくためのコツは、プロジェクトメンバー全員がSEOに理解を持ち、目線を揃えて進めていくことです。

特にデータベース型SEOでは、技術的な施策が多くなるため、開発エンジニアやデザイナーの方々にも貴重なリソースをいただきながら協力をしてもらう必要があります。

まずはLANYを信頼してもらうために、施策の背景や仮説、目的を丁寧にお打ち合わせの場でご説明することを意識しました。

信頼を得た後は、適切な粒度でデザイナーやエンジニアの方々にタスクをご依頼をさせていただき、スピード感を持って施策を進めることができたと信じています。

BrushUP学びの皆様がSEOへの理解が深く、温かみのある方々である点も大きいですが、円滑にプロジェクトを前に前に進められているのが、成果に繋がっている要因であると考えています。

担当者のコメント

1年間の中でSEOに閉じずに多くの施策をご一緒させていただきました。インデックス率の向上や昨対比でのSEO流入数の増加は成し遂げられていますが、サイトポテンシャル的にはまだまだ伸ばせる余地が大きいと考えています。今後もSEOに閉じずにCVR改善やより上段の戦略設計の箇所もご一緒させていただき、より一層の売上貢献のために尽力できればと思っております。

お客様の声

なぜコンサルティングを依頼しようと思ったのか?

SEOの順位や流入数が鈍化し、売上も伸び悩みはじめたことがきっかけです。

もともと別のSEOコンサル会社にお願いしていましたが、当時はサイトの順位向上による流入数の増加を目的とした提案が多く、こちらが求める売上向上を狙った提案をいただけていないと感じていました。

SEOコンサル会社との契約期間が迫っていたので、他のSEOコンサル会社を探していたのですが、社内でSEOおたくのTwitterをフォローして参考にしていたメンバーが複数いたため、候補に挙がりました。

LANYに発注する決め手を教えてください。

1.弊社の目標に向けて本気で伴走してくれると感じたため

これまでSEOコンサル会社ではサイトの順位を上げることを目的とした提案がほとんどであり、中長期的なロードマップを描いたうえでの提案というよりは単発の提案が多かった印象です。LANY様の場合は事業会社出身のご担当者様だったので、売上向上を目的とした改善をお願いできると感じられました。

2.SEOに関する知見や経験が豊富だったため

こちらからの質問に対して、アカデミックな回答だけにとどまらず、ご自身の豊富な経験から得られた知見をもとにご回答をいただけたことも信頼につながりました。

3.SEOが本当に好きというのが伝わったため

初回面談時にこちらの課題感や疑問に思っていることを数多くご質問させていただいたにも関わらず、楽しそうに細かくわかりやすくご回答いただきました。その時に仕事としてSEOに接しているというよりは「好きで楽しいからSEOをやっている」というのが伝わり、「この人に自社サイトを診てもらったらどんな提案がくるか知りたい」とワクワクしたこともあり発注を決めました。

コンサルティングを依頼した結果どうだったか?

今後の売上向上のための土台が出来上がった印象です。

具体的にはCVRが高いディレクトリのインデックス率の向上やディレクトリ別にクエリバリエーション増加のためにtitleタグやHタグの調整、CVR向上などの売上向上を見据えた施策をご提案いただき成果が出てきています。

また、LANYさんが発行されている月次SEOレポートも有益な情報ばかりなので社内勉強用に使う社員が増え、社内のSEOレベル向上にも寄与していただいていると感じています。

弊社からの相談や要望にも親身にスピーディーにご対応いただき、今後も一緒に取り組んでいきたいと考えています。

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