アカウント構造の再編・継続的な運用改善により、コンバージョンを300%増加させた事例

リスティング広告運用代行のプロジェクト概要は下記の通りです。

  • お客様:日本テレビ放送網株式会社
  • サイト:Dream Coaching
  • 期間:2021年5月〜(現在も継続)
  • 内容:リスティング広告運用代行
目次

コンサルティングの結果

限られたリソースの中で自社で広告を回しているが、最適な運用かどうか分からず、専門的な知見が欲しい。というところから広告コンサルティングを開始しました。

弊社ではいきなり運用ではなく、最初にアカウントを拝見させていただき、改善の提案を実施しております。

Dream Coaching様には初期の改善提案を気にいっていただき、実際に運用に入らさせていただきました。

初期の改善提案と実際の運用時における継続的な運用改善施策の積み上げにより、結果として下記の実績を出すことに成功しています。

CPAを悪化させずに、コンバージョンの総量を300%増加
(月平均100件⇒月平均310件/CPAは107%改善)

この成果を出すための弊社の取り組み内容をご共有させてください。

①アカウント構造の再編

初期のアカウントにおいては多様なキーワードをまとめて管理し、RSAでキーワードに合致するアセットを補完するという構造になっていました。

入稿の手間や運用工数を鑑みるとメリットもあるのですが、キーワードが多くなると広告文で訴求できるバリエーションが減ってしまうというデメリットもあります。

なので、まずユーザーが求めていることを明確に訴求できるような構造を目指すところからスタート。

どのキーワードで何を伝えたいのかを明確にするという下記のアプローチでアカウントの作り変えを実行いたしました。

  • SEOチームとの協働・過去の配信実績から、出稿余地のあるキーワードの洗い出し
  • キーワードをユーザーニーズごとにグルーピングし、適切な訴求を作成
  • グルーピングしたキーワードと訴求(広告文)の1セットを広告グループと定義

上記のプロセスについては、今回運用担当として入った私の下記のnoteをご参考いただけると良いかと思います。

参考:https://note.com/adotaku/n/nb46e9699b494

②配信拡大に向けたキーワード整備

あるタイミングで配信規模を拡大したいというご要望をいただきました。

配信の拡大に向けてキーワードのマッチタイプ整備を実施しております。

アカウント構造の再編時に整備したキーワードグループに対して、過去の配信実績から算出したCVR期待度、Googleでの検索ボリュームを算出し、優先順位を付けて徐々にマッチタイプを拡大していきました。

慎重に拡張させることでクエリの過度な拡張を防ぎ、クエリ精査の手間も削減しています。

  • キーワードごとの拡張優先順位付け
  • 拡張させた後の計画的なクエリ精査

上記の2つを継続的に繰り返すことで、CPAを落とさない形での配信拡大を実現しました。

お客様の声


なぜ依頼しようと思ったのか?

元々、SEO関連の別のお仕事をお手伝い頂いている中で、自社のリソースで運用していたリスティング広告について、いくつかの課題を抱えていたため、ご相談したところ、コンサルティングと運用代行のご提案を頂きました。

LANYに発注する決め手を教えてください。

LANYさんは代理店という立ち位置では無く、実際に一部上場企業のWeb広告を担当しインハウスで実践的な運用をされていらっしゃる方が居るとの事でコンサルティングをお願いしました。

リスティング広告運用の改善のご提案やアカウント構造の再編についても、スピード感を持ってご対応頂きました。また、素晴らしいご提案を頂いた担当の方が、直接弊社の運用をして頂けるというのが一番の決め手でした。

依頼した結果どうだったか?

今までクライアントサイドとして大手広告代理店をはじめ、多くの会社にリスティング運用のお仕事をお願いしてきましたが、間違いなく1番にお奨めできる会社です。

CVの獲得効率は大きく改善されましたし、都度現状の広告における課題を相談すると、すぐに改善のご提案を頂けており、事業メンバーのような温度感で一緒に仕事をして頂ける信頼出来るパートナーだと感謝しております。

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