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重宝されるWebライターになるための必須7か条|周りと差別化できる行動とは?
初めまして、LANYでコンテンツディレクターをしている玉置(@htamaki_1989)です。
2021年の9月にLANYに参画し、SEOの記事ディレクターをさせてもらってます。
これまで20人以上のライターさんのディレクションをし、300本以上のSEO記事を編集してきました。
その経験を元に、この記事では「Webライターとして活躍するための必須7か条」を解説します。
「ディレクターの人がどんな目線でライターを評価しているのか」が気になるライターさんに役立つ情報です。
僕と同じディレクターの人も参考になると思うので、ぜひご覧ください。
ライターとして「ソフトスキル」を磨こう
Webライターとして活躍するには「ライティングスキル」はもちろん必要で、それ以上に「ソフトスキル」が重要です。
ソフトスキルはやや定義しづらい概念ですが、主にコミュニケーション能力のような「人間性」の部分を指します。(僕個人の考え)(参考)
LANYのライター採用基準の中に「進行管理ができる人」という要件があり、ここでも「コミュニケーション能力」について触れられています。
僕の周りの編集者・ディレクターに聞いても、ライターさんを選ぶとき「人間性」「仕事のしやすさ」を重視する人が多い印象です。
「Webライターは質の高い記事を納品すれば大丈夫でしょ」と勘違いをせず、きちんとこのソフトスキルを磨いていきましょう。
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重宝されるライターになるための必須7か条
ここから記事の本題である「ライターとして重宝されるためにすべきこと」を解説します。
今回は「納期を守る」「誤字脱字をなくす」「即レスする」といった当たり前の話はしません。
- 「一次返信」ができる
- できるだけ柔らかいテキストコミュニケーションを取れる
- 的確な「報連相」ができる
- ドキュメントやスプレッドシートの体裁にまで気を配れる
- 質問をする前に一度自分で調べるクセがある
- ディレクターがFBした部分以外も自発的に修正対応ができる
- ディレクターに自分の意見を言える
Webライターとして活動している人は、これから挙げる7か条が問題なくできてるか確認してもらいたいです。
1.「一次返信」ができる
仕事上の連絡にはなるべく「一次返信」をするよう心掛けましょう。
一次返信とは、簡単に言えば「その連絡を見ましたよ(確認しましたよ)」という合図です。
この一次返信がないと、「連絡を見たけど返信をしてない」「そもそも連絡を見ていない」かをこちらは読み取れません。
本来は「承知しました」「内容確認しました」みたく文章で返すと丁寧ですが、難しい場合は何らかのアクションで返すようにしてください。
たとえば、SlackやChatWorkのようなチャットツールを使っている場合、スタンプを押してリアクションするだけでも立派な一次返信です。
僕自身、何人ものライターさんとやりとりしてるため、詳細に返信をする必要がない場合はスタンプで一次返信をしています。
もし一次返信がないと、LINEでいう「既読スルー」よりタチが悪い状況です(笑)
「この人はレスが丁寧だな」と思ってもらうためにも、こまめに一次返信をしましょう。
2.できるだけ柔らかいテキストコミュニケーションを取れる
時代の流れもあり、リモートワークで作業すると、必然的に連絡はテキストコミュニケーションが多くなります。
テキストコミュニケーションはなるべく「!」や絵文字を使って、できるだけ柔らかい文体にしましょう。
ちなみにLANYでのチャットはこんな感じの雰囲気です。
テキストコミュニケーションはお互いの顔が見えず、どうしても相手のテンションや雰囲気を読み取りづらいです。
「。」だけで終わるコミュニケーションだと、やや堅苦しい雰囲気となり、やりとりしづらい印象を与える可能性があります。
丁寧な言葉遣いも悪くないですが、「この人怒っているのかな」「機嫌が悪いのだろか」と相手に思われるかもしれません。
最低限相手のテキストコミュニケーションの文体に合わせながら、柔らかい文章でやりとりすることを心掛けましょう。
3.的確な「報連相」ができる
良いこと悪いこと関係なく、きちんと「報連相」ができるライターは重宝されます。
どうしても悪いことは言い出しづらくなりますが、きちんと現状を共有しない方が状況が悪化する可能性が高くなります。
何か問題が起きそうな(起きた)場合でも、以下のように素直に連絡を入れましょう。
- 「〇〇の記事が納期に間に合いません。〇日の〇時までには提出できそうですが大丈夫でしょうか…?」
- 「〇〇の構成書を間違って原本を編集してしまいました。大変申し訳ありませんが、対処法をご教示いただければと思います」
またディレクターもミスすることはあるため、次のようなフォローができると「このライターさん本当にありがたい」と感じてもらえます。
- 「〇〇の記事の初稿を出してから5日ほど経ちましたが、添削の進捗はいかがでしょうか…?」
- 「先方からいただいた記事の参考リンクですが、URLの内容が間違っていると思うのでご確認いただけますか?」
気になることがあれば自分一人で勝手に解決せず、状況に合わせて適切な報連相を意識しましょう。
4.ドキュメントやスプレッドシートの体裁にまで気を配れる
記事質の良い文章を書くのと同じくらい「納品物の体裁」にまで気を配るのも重要です。
記事原稿(ワード・ドキュメント)や構成書は「クライアントが目を通すもの」という認識をきちんと持ちましょう。
たとえばLANYでは下記に貼り付けたような構成シートを使ってますが、次のような状態で納品されるパターンがあります。
- フォントサイズが揃っていない
- リンクの部分がきちんと遷移できない
- セルの計算式が壊れている
- セルの枠線が欠けている
原稿を提出する際も次のようなミスをしないよう、事前に確認しましょう。
- フォントの種類が統一されていない
- 文字色が変わっている
- リンク(URL)が添付されているのに遷移できない
納品物の体裁に気を配れないと、クライアントに「雑な仕事をする印象」を与えかねません。
ここに気を配れていないライターさんは原稿の誤字脱字も多い印象です。
記事を納品する際は「クライアントに提出するもの」という意識を持って、細かいところにまで気を配れるようにしましょう。
5.質問をする前に一度自分で調べるクセがある
わからないことをきちんと聞く姿勢は大事ですが、何でも質問すればいいわけではありません。
記事を執筆する上で不明点を質問する前に、一度自分で調べるクセをつけましょう。
基本的に質問することで「相手の時間を奪う」という認識を持つべきで、「調べればわかること」をなんとなく聞くのはNGです。
たとえば「WordPressの〇〇を装飾する方法がわからないので教えていただけますか?」みたいな質問をする前に、一度自分で調べましょう。
「WordPress 装飾 方法」といったワードで調べれば、いくらでも情報が出てくるはずです。
それでも該当のものが出てこなければ「自分でここまでは調べてみたけど、どうしても該当部分がわからなかった」というニュアンスでの質問なら問題ありません。
ライターとして自分で「情報収集する力」は必要不可欠なため、質問をする前に必ず自分でリサーチしてください。
6.ディレクターがFBした部分以外も自発的に修正対応ができる
ディレクターの記事FBに沿って修正ができるのは、ライターとして当たり前です。(ディレクターの言ってることに正当性がある前提)
さらに言えば、ライターは「自発的な修正対応」ができるとディレクターから評価されます。
僕の経験上、ディレクターがコメントした部分しか修正しないライターさんも多く、事例を挙げると以下のとおりです。
- 同じ誤表記が数ヶ所あるのにコメント部分しか直さない
- 修正対応をした結果、今度は「同じ文末が3連続になってる」のに直さない
その他にも、修正対応中に「ここはFBの内容からすると不自然だな」と思った箇所を積極的に修正してもらいたいです。
修正対応時は「記事全体を見ること」を当たり前にしましょう。
7.ディレクターに自分の意見を言える
ライターのみなさんはディレクターに自分の意見をきちんと伝えていきましょう。
「ディレクターが言ってることは全て正しい」という固定観念を持っている方は、今すぐ捨ててください。
もちろんディレクターは経験豊富な人が多いですが、100%正しいわけではありません。
ディレクターのFBに疑問を感じたら、なぜこのFBをしたのか意図を聞いてみたり、自分の意見を提案したりしましょう。
ライターさんは自分の書いた記事に誇りを持って、ディレクターの言いなりにならないようにしてください。
ライターさんが意見をきちんと伝えることで、より良い記事コンテンツが生まれます。
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まとめ|必須7か条を意識して「営業不要」のライターになろう
今回は「ライターとして覚えるべき7か条」について、記事を書かせていただきました。
- 「一次返信」ができる
- できるだけ柔らかいテキストコミュニケーションを取れる
- 的確な「報連相」ができる
- ドキュメントやスプシの体裁にまで気を配れる
- 質問をする前に一度自分で調べるクセがある
- ディレクターがFBした部分以外も自発的に修正対応ができる
- ディレクターに自分の意見を言える
とくに最後の「ディレクターに自分の意見を言える」については、ライターとして活動している人全員に意識してもらいたい内容です。
この7か条すべてができているライターさんは30人に1人くらいです。(完全に体感笑)
逆にこの7か条を当たり前にできているライターさんは自信を持ってください。すでに「重宝されるライター」として、営業せずとも色々な執筆のお仕事を受けているかと思います。
この記事が「ディレクターはこんなところをチェックしてるよ」という視点で、さまざまなライターさんの参考になれば嬉しいです。
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