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【ライター20名で厳選】webライティング初心者が必ず読むべきおすすめ本8選
世の中には「文章術」と冠した本が山のようにあります。
Amazonで「文章術」と検索をすると、なんと3,000件以上もヒット。
これではどの本を選べばよいのか迷いますよね。
ただ正直、これからウェブライターをはじめる方は「数冊」の良書を読むだけで十分だと考えています。
たとえばサッカーの本をたくさん読んでも、足元の技術が高くなるわけではありませんよね?
それと同じように、文章術の本を読んだだけでは、決してうまい文章を書けるようにはならないのです。
本で文章の基礎固めをしたあとに、すぐさま「実践=記事を執筆する」に移る。
これがウェブライターが早く成長するためのポイントです。
そのため本記事では、すぐに実践に移せるよう「これだけ読んでおけばOK」という良書のみをご紹介します。
なお、SEOの専門家であるLANYメンバー20名にアンケートを取り、8冊を厳選しました。
- これからウェブライターとして活動したい方
- SEOに強い記事を書けるようになりたい方
- 文章の基礎固めをしたい方
このような方々はぜひ参考にしてください。
▼すぐにおすすめ本を知りたい方は以下をタップ
【ジャンル別】webライターにおすすめの本8選を見る>>
SEOに強いライターになるために、本に限らず幅広く学習する方法が知りたい方は下記の記事もご覧ください。
後悔しない本選びのポイント3つ
おすすめの本を紹介する前に、まずは本の選び方について解説します。
そもそも、ひと口にウェブライターといっても仕事内容はさまざまです。
- SEOに強い記事作成(例:Googleの検索結果に出てくる記事)
- ウェブ上の販売ページ作成(例:ランディングページ・セールスレターなど)
- YouTube台本の作成代行
- 取材記事
ですので、大前提としてやりたい仕事内容に適した本を選ぶ必要があるのです。
そこで本記事では、比較的に誰でも仕事をはじめやすい「SEOに強い記事作成」が身につく本の選び方を紹介します。
さて、SEOに強い記事を作れるようになるためには、以下の3つの要素を学ぶ必要があります。
そのため、上記3つのポイントをそれぞれ押さえた本を読みましょう。
今からもう少し補足していきます。
ポイント1.SEOの基礎が学べるか?
SEOに強い記事※を作るためには、SEOについて基礎的な部分だけでも知っておく必要があります。
※本記事では、SEOに強い記事を「検索エンジンで上位表示される記事」と定義
ウェブライターが書く記事は、Googleなどの検索エンジン上で表示されます。
そのため記事が上位表示されるためには、当然ながら検索エンジンに評価されやすい記事を作る必要があるのです。
自己流で好きなことをツラツラ書いた記事では、上位表示できる可能性は限りなく低くなります。
そのためまずは、下記が体系的にまとめられている本を読んで、SEOの全体像を把握しましょう。
- そもそもSEOとは何か?
- Googleが重要視しているポイントは何か?
ちなみに以下の記事でも、3万文字以上を使って詳しくSEOについて解説しています。動画も設置してあるためぜひご覧ください。
ポイント2.文章力の基礎が学べるか?
SEOの基礎をおさえたあとは、基本的な文章力※を身につけていきましょう。
※本記事における基本的な文章力とは「検索ユーザーにとって読みやすい文章を書けるか?」と定義
どんなに素晴らしい内容が書かれてあったとしても、基礎をおさえていないわかりにくい文章だと、そもそも読まれません。
さらに読まれない記事は、SEOにもマイナス要因となります。
たとえば、下記のようなあまり良くないユーザー行動が蓄積され、検索エンジンにも評価されにくくなるのです。
- 記事内の滞在時間が短くなる(=検索ユーザーがすぐに読むのを止める)
- 直帰率が高くなる(=検索ユーザーがそのページだけを読んで止める)
そのため、SEOに強い記事を書けるようになるためにも、文章の基礎固めができる本もあわせて読んでおきましょう。
ポイント3.セールスライティングの基礎が学べるか?
セールスライティングとは「検索ユーザーに行動をうながすための文章術」です。
たとえば、商品を購入してもらったり、サービスを利用してもらったりする文章スキルを指します。
すでにウェブライターとして活動している方ならわかると思いますが、商品・サービスの紹介記事を書く機会はけっこう多いです。
商品・サービスの紹介記事の目的は、基本的に購入や利用につなげることです(※その商品に合った人に購入してもらうことが大切ですが)。
ただ、人を行動させるというのは簡単ではありません。
たとえば、商品の機能・スペックだけを伝えても購入される可能性は低いです。
- 商品を使うとどのようなメリットがあるのか?
- 商品を購入するにあたって検索ユーザーはどんな不安を抱えているのか?
- どのような訴求を伝えれば購入してもらえるのか?
- どのように論理展開すれば納得感を持って購入してもらえるのか?
上記のように、検索ユーザーの購買心理を深く理解し「買いたい!」と思わせる文言を作り出すことが重要です。
そのスキルが「セールスライティング」なのです。
セールスライティングのスキルを身につけることで
- 商品をさまざまな角度から魅力的に紹介できる
- 商品が売れることで企業の売上にも貢献できる
などが可能となるため、企業からも貴重な存在として重宝されるでしょう。
※無料お役立ち資料:「【LANY式最新版】検索上位を獲得し、成果を劇的に伸ばすSEOライティング手法」をダウンロードする>>こちらから
【ジャンル別】初心者webライターにおすすめの本8選
それでは今から、ウェブライターに必須のおすすめ本を紹介します。
以下の3つのジャンルに分けて、合計8冊を厳選しました。
なお、駆け出しのウェブライターが、イチから学ぶことを想定しておすすめ順に並べました。
そのため、初心者の方は基本的に上から順に読んでいくことを推奨します。
一方、すでにウェブライターとして経験を積んでいる方は、課題を持っている部分の本から手にとってみるとよいでしょう。
SEOライティングの基礎が学べる本
まずは、SEOライティングの全体像をつかむことが大切です。
先ほどもお伝えしたように、SEOで上位表示されるためには、Googleなどの検索エンジンに評価されやすい文書術が必要だからです。
それではいまから、SEOライティングの基礎がしっかりと学べる本を紹介していきます。
- 沈黙のWebライティングーWebマーケッター ボーンの激闘ー
- マクサン式 Webライティング実践スキル大全
沈黙のWebライティングーWebマーケッター ボーンの激闘ー
おすすめポイント
- SEOの基礎をマンガでたのしく学べる
- Googleから正しく評価されるための考え方を学べる
- SEO記事を書くための心構えを学べる
弊社アンケートで圧倒的1位を獲得したのが『沈黙のWebライティング』です。
著者は株式会社ウェブライダーの松尾 茂起(まつお・しげおき)さん。
『美味しいワイン』や『素敵なギフト』など、数多くの高品質な記事を生み出しているメディアの運営会社の代表です。
本書は600ページ以上あるいわゆる鈍器本で、SEOの基礎と本質が詰まった良書です。
本の分厚さに思わずたじろぐかもしれませんが、マンガのストーリー仕立てなので、たのしくSEOが理解できるよう工夫されています。
「読者に役に立つ記事を書くための心構え」も、随所にメッセージとしてちりばめられており、SEOの本質がていねいに書かれているのが本書のすばらしい点です。
さらに理論と具体例もほどよくまとめられているため、はじめてSEOを学ぶ方でもサクサク読み進めることができます。
あえて物足りない部分をいうと、細かい文章テクニックはのちほど紹介する本よりも少ないこと。
ただ、SEOの本質を学ばずして良い記事は書けません。
「これからSEOライティングを学んでいく」という方は、まずは手にとってほしい一冊です。
超個人的な感想
わたしはウェブライダーさんと出会うことで、検索ユーザーやSEOと向き合う姿勢がガラリと変わりました。
2014年くらいにはじめて、ウェブライダーさんが運営していた「ナースが教える仕事術(※すでに運営終了)」というメディアを拝見しました。
その当時から圧倒的な記事クオリティで、大きな衝撃を受けたことを記憶しています。
いまではどのメディアでもよく見ますが、
- 記事の信頼性を担保するために監修者を表示したり
- メディアの運営方針をていねいに記載したり
など、いまの時代のSEOを先取りしていました。
検索ユーザーと誠実に向き合っている姿勢にとても感銘を受け、それ以来「自分の記事でどれだけ良い価値を提供できるか?」と私も深く考えるようになりました。
その結果、わたしはウェブライターとして実績を積めるようになったので、駆け出しのウェブライターさんもぜひ一度はウェブライダーさんが運営するメディアをご覧いただきたいです。
マクサン式 Webライティング実践スキル大全
おすすめポイント
- SEOライティングのノウハウを網羅的に学べる
- 読みやすい記事の書き方・具体例が学べる
- ブログで稼ぐための基礎や考え方を学べる
Twitterのブロガー界隈で有名な「マクリンさん」と「サンツォさん」が共同執筆された、SEOライティングの実践スキルがパンパンに詰め込まれた一冊です。
著者のお二人ともが、ブログで本業の収入を超えた実績があるため、信頼性のある内容といえます。
先ほど紹介した『沈黙のWebライティング』よりも、さらに実践的なノウハウが網羅されているのが特徴。
- 検索意図(そのキーワードを検索した目的)を調べる方法
- 導入文の書き方
- 記事のタイトルの作り方や記事構成の作り方
- 読みやすい文書のコツと具体例
- 推敲のチェックリスト
など、実務に役立つ内容が豊富に載っており、まさにウェブライティングの教科書といえます。
ただ、380ページ以上もあるうえに、専門用語もところどころ含まれているため、初心者の方は完全に理解するまでに時間がかかるかもしれません。
ですので、最初はひと通りザッと読んで大まかに理解したあと、本書を参考にしながら実際に記事を執筆してみることをおすすめします。
ウェブライターとして成長していくにつれ本書の理解が深まり、その時々にいろいろな角度から学びが得られる一冊になるはずです。
超個人的な感想
わたしは著者のマクリンさんとサンツォさんと一切面識はないのですが、忖度(そんたく)なしに、現段階のSEOライティング本の最高峰なのではないかと感じています。
ここまで実践的な内容を網羅している本は、いまの時点では片手で数えるほどしかないと思います。
本書が手元にあれば、ムリに高額スクールに通ったり教材を買ったりする必要はありません。それほどSEOライティングに関しては、ほぼ完成されている一冊だと感じています。
SEOライティングの基礎は、『沈黙のWebライティング』と本書を読むだけですべてカバーできるといっても言い過ぎではありません。
ちなみに以下のLANYブログでも、SEOライティングの具体的な書き方が学べます。数百社のお客さまにSEO記事を納品してきた経験で得た知見を、余すことなく解説しています。
文章力の基礎が身につく本
SEOライティングを学んだあとは、文章の基礎を学べる本を読むことをおすすめします。
どれだけSEOの知識があっても、どれだけ情報を集めても、読者に伝わる文章が書けないと意味がないからです。
小説家のような琴線に触れる文章力は必要ありません。中学生くらいに伝わる文章が書ければ大丈夫です。
ぜひいまから紹介する本を参考にして、伝わる文章の基礎を学んでいきましょう。
- 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
- 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
おすすめポイント
- 文章の基礎をすべて網羅できる
- 完読される文章のノウハウを学べる
- 豊富な具体例で良い文章と悪い文章を比較できる
さまざまなブログやYouTubeで、必ずといっていいほどおすすめされている文章術の本です。
わたしたちも例にもれず、アンケートでも2位という高い結果でした。
本書の特徴をひと言であらわすと「文章の基礎をとにかくわかりやすく網羅的に学べる一冊」です。
読みやすい文章にするための方法が、細部にわたってかなり詳しく解説されています。
また、具体例も豊富なので
- 「なぜこの文章がわかりにくいのか?」
- 「どうやったら読みやすい文章になるのか?」
ということが、本書を通してかなりわかると思います。
そして、さすが文章術の本だけあって、本書自体もサクサクと読み進めることができます。
頭にスッと内容が入ってくるため理解もしやすく、読んだだけで文章の基礎が身につくといっても大げさではありません。
世の中には文章術の本があふれかえっていますが、本書のわかりやすさと網羅性はトップクラスだといえます。
「文章の基礎をイチから学びたい」という方には、自信を持っておすすめできる一冊です。
超個人的な感想
わたしがはじめて本書を読んだときに、とにかくたくさんの学びを得られて感動した一冊です。
当時ウェブライティングの右も左もわからないときに、ボロボロになるまで何度も何度も読み返しました。つねに持ち歩いていて、暇さえあれば本書を開いていたと思います。
本書のおかげで、記事の修正も大幅に減ったので精神的にもラクになったことを覚えています。それほど初心者のころのわたしにとって影響が大きい本でした。
SEOライティングに特化した本ではありませんが、ウェブ上で文章を書くときに必須の知識がふんだんに詰まっているので、初心者の方はぜひ読んでいただきたいです。絶対に後悔はさせません。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
おすすめポイント
- 文章術の名著100冊のエッセンスが学べる
- プロがもつ共通ノウハウをランキング形式で学べる
本書は、文章術の名著100冊のなかから、プロのライターの共通ノウハウをまとめた斬新な一冊。
プロがよく使う文章テクニックがランキング形式で整理されているため、わかりやすい文章を書くうえで何が重要なのかが初心者でもすぐに理解できます。
重要なポイントだけに絞ったムダのない本なので、「たくさんの本を読むヒマはない」という方は本書を読むだけでこと足りるでしょう。
ただ、これまでに複数の文章術の本を読んできた方には、正直目新しい内容はあまりないかもしれません。
しかし、文章の基礎を復習したい方、もしくはこれから文章力を鍛えていきたい方には強くおすすめできる一冊です。
超個人的な感想
当初こちらの本が出版されたとき、キャッチーなタイトルに目を引かれ気づいたら購入していた記憶があります。
ランキング形式で重要なポイントが羅列されているため、文章を推敲するときのチェックリストとしても使わせてもらっています。
ぜい肉を極限までそぎ落としたような本なので、「本を読むのが大変……」という方はこの一冊を手元においておくだけでよいでしょう。
100冊もの本からエッセンスを抜き出した筆者のお二人には頭が下がる思いです。
セールスライティングの基礎が学べる本
次はセールスライティング本を紹介します。
先ほどもお伝えしたように、ウェブライターとして仕事を受けていると、商品・サービスの紹介記事を書く機会がよくあります。
そのため、購買行動をうながすセールスライティングの知識もぜひ身につけておきましょう。
- セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方
- Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー
- シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方
おすすめポイント
- セールスコピーを体系的に学べる
- 売れるキャッチコピーの具体例を学べる
- 説得力を高める文章テクニックを学べる
『セールスコピー大全』というタイトルだけあって、セールスライティングの知識・テクニックが網羅された一冊となっています。
著者は、セールスコピーライターの大橋一慶(おおはし・かずよし)さん。
これまで1,000件以上の広告にたずさわり、総計100億円以上の売り上げに貢献されている化け物セールスライターです。
本書では、「売れるキャッチコピー」や「説得力を高めるテクニック」などを、豊富な具体例を通して学ぶことができます。
さらにテクニック論だけでなく「そもそもなぜ人はお金を払うのか?」という点についても触れています。
そのため、これまでウェブ上で商品・サービスを販売してきたことがない人は、参考になるポイントがたくさん見つかるでしょう。
超個人的な感想
わたしもセールスライターの端くれなので、これまで多くのセールスコピー本を読んできました。
なかでも本書は、とてもわかりやすく体系的にまとめられていると感じます。
さらにすばらしいと思ったところは、「ターゲットの購入意欲の違いによってキャッチコピーを変える方法」という、マニアックな部分に触れている点です。
とはいえ、SEOライティングの初心者は本書をすべて読み込む必要はありません。
まずは「第1章」と「第2章」でセールスライティングの基礎をおさえることをおすすめします。
そのあと、実際にSEO記事のタイトルを書くときに「第8章」に書いてあるキャッチコピーの例を参考にするとよいでしょう。
そして、説得力のある文章を書くコツが「第13章」や「第14章」に書かれてあるので、そちらを参考にしながら自分が書いた文をブラッシュアップします。
本書は300ページを超える分厚い本なので、このような辞書的な使い方がおすすめです。
Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー
おすすめポイント
- マイクロコピーの重要性を学べる
- マイクロコピーの豊富な具体例を学べる
マイクロコピーとは、ボタン内の文言や入力フォーム周りの文言(コピー)を指します。
ブログ記事にて、以下のようにボタン内や上部に小さく書かれた文言を見たことはありませんか? これがマイクロコピーです。
マイクロコピーは地味で軽視されやすいですが、実は手軽に売上アップが期待できる施策なのです。
たとえば、ボタンを押そうか迷っている人は、商品・サービスを購入する可能性がある人だと考えられます。
そのため、上記の画像のようにボタン周りでユーザーの不安を取り除いたり、メリットを訴求できたりすると、ボタンをクリックしてもらえる確率が高くなります。
つまり商品・サービスのページに多くの人が遷移するため、購入してくれる人が増える可能性が高まるのです。
たった一文を変えるだけで収益が上がることがあるため、マイクロコピーを学ばない手はありません。
本書はマイクロコピーの具体例が豊富なので、文言に迷っても参考になる部分がたくさん見つかると思います。
超個人的な意見
マイクロコピーの威力はわたしも身をもって体感しています。
実際にボタン内に「無料」という文言を入れただけで、2倍近くのクリック率を叩き出したこともあります。
直近だと「ブラックフライデーセール中」という文言を入れただけでも、クリック率の大幅な改善がみられました。
中級者以上のライターで、まだマイクロコピーを学んだことはない人は、ぜひ本書を手にとってみると新たな発見があると思います。
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
おすすめポイント
- 購買心理の原理原則が学べる
- 人を行動させるためのヒントが得られる
「人は感情でものを買い、論理で正当化する」。
これはセールスコピーライターが常識として知っている言葉です。
つまり人は、何かしらで感情を動かされて「買いたい!」という気持ちになり、その気持ちを正当化するために論理をはたらかせるのです。
たとえば、限定セールなどがよくある例です。
普段は見向きもしない商品でも、【限定】と書かれてあるとついつい衝動買いして「今だけのセールだから」と論理で正当化してしまう。
このように感情を動かす方法は複数あるのですが、そのパターンを31個学べるのが本書になります。
少し前の翻訳書なので、事例にあまりピンとこない部分もあるのですが、購買心理の原理原則が学べるのでおすすめです。
購買心理を学ぶことで、どうやったら検索ユーザーに行動をうながせるのか、そのヒントを得られるでしょう。
超個人的な感想
著者は、セールスコピーのバイブル本『全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術』でもおなじみのジョセフ・シュガーマンです。
伝説のダイレクト・マーケターと言われている人物で、たとえば通販でサングラスを2000万本以上売ってきたなど驚愕の販売実績をほこっています。
このような数多くの販売経験をもとに、お客さんの購買心理をまとめたのが本書です。
セールスコピーライターのあいだでは、おそらく知らない人はいないという一冊で、わたしも先輩ライターから強くすすめられた記憶があります。
本書で購買心理を学んだうえで、企業が日々発信しているセールスメッセージを分析してみると、さまざまな発見があると思いますよ。
余談ですが、メンタリストDaiGoさんがおすすめしている一冊にもなります。
LANYのSEOコンサルティングの内容や事例をより詳しく知りたい方へ
「デジタルマーケティング全体で成果に向き合ってくれる」
「信頼出来るパートナー」など、
おかげさまでご好評いただいております!
クライアント様の改善実績をぜひご覧ください!
>>実績はこちら
SEOの重要概念と実践的なSEOライティングの両方が学べる本
冒頭でもお伝えした通り、SEOに強い記事作成をするためには、Google検索エンジンにも読者にも記事の内容がわかりやすく伝わるような文章を書くことが求められます。
そのためには検索エンジンのアルゴリズムや検索品質評価ガイドラインの概要を通して「Googleが実現したい検索結果のあり方(=上位表示される記事の条件)」を理解する必要があります。さらに、文章を書くスキルだけでなく、読者にとって本当に有益な記事を作るためのスキルを磨き込むことも重要になります。
そこでおすすめしたいのが2024年11月1日(金)にエムディエヌコーポレーションより発売された、LANY代表・竹内が執筆した書籍『強いSEO』です。
タイトル | 強いSEO SEOおたくが1000のサイトを検証してわかった成果を上げるルール |
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著者 | 竹内 渓太 |
出版社 | エムディエヌコーポレーション |
発売日 | 2024年11月1日(金) |
ページ数 | 352ページ |
形式 | 単行本(ソフトカバー) |
価格 | 2,420円(税込) |
SEOコンサルティングをはじめとした幅広いデジタルマーケティングを提供するLANYの代表であり、SEOの最新情報を発信する「SEOおたく」の中の人でもある竹内が、自身の実績と経験から導いたノウハウを余すことなく伝える本です。
本書は5つの章から構成されております。
Chapter 1 SEOの基本をおさらい
Chapter 2 SEOの流れをつかむ
Chapter 3 サイトタイプ別のSEO戦略
Chapter 4 手法別にSEOを実践する
Chapter 5 SEOの地頭力を鍛える
SEOの概論から一歩踏み込んだ実践的なノウハウを中心に紹介し、実務で成果を出せるようになることを目指した内容に仕上がっています。その分内容は専門性が高いですが、SEOの全体像や考え方を身につけることで「SEOに強いライター」として現場で重宝されるため、一通りの入門書は読み終えており、さらなるスキルアップを目指したい方に特におすすめです。
SEOの重要概念はもちろん、
- キーワード選定の考え方と方法
- 記事構成の作成方法
- SEOライティングの方法
といったSEOライティングの実践的なスキルについても徹底的に解説しておりますので、ぜひお手に取ってみてください。
次のYouTube動画では、書籍販売の背景や、書籍の一押しポイントといった『強いSEO』の強みなどを竹内自身が紹介しています。
本よりも早く文章が上達する方法とは?
今回紹介したウェブライター向けの本はすべて、SEOに強いLANYだからこそ、自信を持っておすすめできます。
まとめになりますが、以下の本を何度も何度も読み返すことで、必ずあなたの血肉になることは間違いありません。
ウェブライターとして着実にスキルアップできると断言します。
- 沈黙のWebライティング ーWebマーケッター ボーンの激闘ー
- マクサン式 Webライティング実践スキル大全
- 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
- 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
- セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方
- Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー
- シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
しかし実は、書籍で学ぶよりもずっと早く、そして確実に文章が上達する方法があることをご存じでしょうか?
その方法とは「優秀なディレクターや編集者から直接アドバイスをもらう」です。
自分の文章を、みずからの目で良し悪しを判断することは案外むずかしいもの。
スポーツにおいて、自分のフォームが自分ではわかりにくいのと同じです。
間違ったフォームで練習しても伸び悩むように、文章も正しく練習しないとなかなか上達しないのです。
ちなみに7年以上ウェブライターをしているわたしも、いまだに「今回自分が書いた文章は読やすいかな?」と思うことがよくあります。
ですので、いまでも積極的にディレクターから客観的なアドバイスをもらうようにしています。
- 自分ではわかりやすい文章と思っていたけど、ほかの人が読むとわかりにくい表現だった
- 普段から何気なく使っていた言葉遣いが間違っていた
- 検索ユーザーにとって理解しにくい記事構成だった
このように、自分だけでは気づけなかった発見がたくさん見つかるのです。
誤解してほしくないのですが、本を読むことはもちろんすばらしいことです。
しかしより早く文章を上達させたいのなら、優秀なディレクターからアドバイスを受けることを強くおすすめします。
【最後に】ライターとして成長できる環境下でいっしょに働きませんか?
そこで最後に、本記事をご覧いただいたウェブライターさんに宣伝とご提案です。
実績にもあるように、弊社LANYでは複数のメディアでSEOの記事作成を代行し、成果を出してきました。
成果を出してきた理由のひとつに、優秀なディレクターによるライターさんの育成にあります。
SEOで結果を出すためには、やはり最前線に立つライターさんの力がいちばん重要です。
質の高い記事を書けないことには、SEOで上位表示させることはできないからです。
そのため弊社ディレクターは、ライターさんの成長を願い、毎回ていねいなアドバイスを強く意識しています。
たとえば、以下のようなやり取りをGoogleドキュメントでおこなっています。
ちなみに以下は、ディレクターに求められる能力を紹介している記事です。基本的には、弊社のディレクターも同じ姿勢でライターさんと向き合っています。
ライターとして成長できる環境は整えておりますので、
- 「一度LANYの話を聞いてみたい」
- 「LANYでライターをやってみたい」
という方は、ぜひ以下よりお気軽にお問合せください。
ライターとして成長意欲が高いあなたからのご応募を、心からお待ちしております。
それでは本記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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検索上位を獲得し、成果を劇的に伸ばす
SEOライティング手法
- SEOライティングとは
- SEOライティングのステップ
- SEOライティングで意識したいポイント
- SEOライティングに関するよくある質問