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ChatGPTをSEOで活用する方法8選
ChatGPTの登場によって、SEO界隈は大きく変化することが予想されます。
- Googleなどの検索エンジンが使われなくなるのではないか
- ライティングは人間ではなく、AIが行うのが普通になるのではないか
- SEOはなくなるのではないか
上記のような意見が飛び交っているのが現状です。
たしかに、ChatGPTの登場によってSEOは大きく変化しつつあります。しかしながら、検索エンジンが使われなくなったり、人間によるライティングがなくなったり、ましてやSEOがなくなることはまずないと考えています。
ただし、SEO担当者はChatGPTを頼れるパートナーとして使いこなしていく必要があるでしょう。
本記事では、SEO担当者がChatGPTをどのように利用していくべきなのかを、LANYのSEO担当者が実際に利用している方法などを踏まえてお伝えしていきます。
ChatGPTをSEOで活用する方法
SEO担当者がChatGPTをどのように活用すべきかを解説します。
上記の動画では、企業のSEO担当者であればどう使うべきかを解説しており、「【有効活用】LANYのライターに聞いたChatGPTの使い方」では、SEOライターがどのようにChatGPTを使うべきかを解説しています。
動画の方が見やすい方はぜひ動画も見てください。
本記事では、SEO担当者とSEOライターのどちらにとっても参考になるように、両方まとめてご紹介します。
【SEO担当者向け】ChatGPTの活用方法4選
SEO担当者として、分析や施策のアイデア出しにChatGPTを活用する方法を4つご紹介します。
それぞれご紹介します。
1.正規表現を確認する
ChatGPTは、正解がある事項に対しては、絶大な価値を発揮します。
細かい分析を行うことも多いSEO担当者におすすめしたいのが、正規表現をChatGPTに聞くことです。
もちろん調べたらすぐにわかることも多いのですが、ChatGPTでは聞き方次第でそのままコピペで利用できる状態で正規表現を教えてもらうことができます。
たとえば、サーチコンソールでは、下記のように正規表現を用いてフィルタをかけることが可能です。
正規表現を扱えるようになると分析の幅も広がりますので、ぜひChatGPTを活用しながら、正規表現を用いた細かな分析にも取り組んでみてください。
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2.スプレッドシートやエクセルの関数を確認する
スプレッドシートやエクセルで、実現したいことはわかっているものの、どの関数をどう使うべきかわからなくなることも多いかと思います。
Googleで検索をしながら関数を調べていくのも一つの手ですが、実現したいことが言語化できているのであれば、ChatGPTに聞いてしまうと非常に早いです。
スプレッドシートやエクセルで実現したいことを言語化し、それを日本語でプロンプトとして入力するだけで、そのまま使える関数を教えてくれます。
スプレッドシートやエクセルの関数が高速で扱えるようになると、分析が捗り、より良い示唆が出ることも多くなると思いますので、ぜひ積極的に活用してみてください。
3.構造化データを確認する
非エンジニアが、構造化データを一から作成するのはとても困難です。
しかしながら、ChatGPTを利用すれば、上記の写真のような構造化データを一瞬で出してくれます。
SEO担当者として、構造化データの型を作ったり、エラーになっている構造化データをデバッグする機会は想像以上に多いはずです。
構造化データで悩んだ時にも、ぜひChatGPTを活用してみてください。
4.タイトルのアイデアを出してもらう
SEOにおいて、タイトルはバカにすることができない重要な箇所です。
タイトルによってキーワードの検索順位が変わってきたり、ユーザーのクリック率も大きく変わってきます。
しかしながら、長くても32文字程度と、その短い文章の中にいろいろな思いを込めるのは難しく、重要にも関わらずそこまでこだわることなくタイトルをつけてしまっている人も多いでしょう。
そんな時に、タイトルのブラッシュアップをChatGPTと一緒に行うのもおすすめです。
ChatGPTはアイデアを豊富に出してくれるので、「クリック率が高まるように魅力的なタイトル候補をいくつか出してください」とプロンプトを投げるだけで、大量のアイデアを出してくれます。
もちろん、そのまま使えるレベルのタイトルはないかもしれませんが、一個一個のアイデアを目視で確認して、それぞれの良い要素を組み合わせてタイトルを作ってあげれば、より良いタイトルになるでしょう。
アイデア出しでもChatGPTは大活躍すると思いますので、ぜひ活用してみてください。
【ライター向け】ChatGPTの活用方法4選
ライターの方にとっても、ChatGPTは非常に有益な相棒になります。
ただし、大前提LANYではChatGPTに記事をライティングさせたり、キーワード調査をしたりすることは推奨しておりません。
あくまでも頼れるパートナーとして使っていくことでより良いライティングができるようになると考えておりますので、細かなTipsになっていますが、少しでも参考になれば幸いです。
それぞれご紹介します。
1.比喩表現(言い換え表現)を考えてもらう
ライティングをしているときに、もっとわかりやすく言い換えることはできないかな?と悩むこともあるかと思います。
特に自分の専門領域であればあるほど、難しい表現になってしまい、蓋を開けてみると読者には伝わらない表現になっていることも多いでしょう。
その際に、ChatGPTに「〇〇と××について中学生でもわかるような比喩表現を用いて教えて」などとプロンプトを入力すると、かなりわかりやすい例えを出してくれます。
上記の添付の事例でも、SEOと広告の事例をケーキ屋さんの看板とお客さんを呼び込むためのイベントという一般の方でもわかるような例えで表現してくれました。
わかりやすく言い換える際のアイデアをもらうなど痒い所に手が届くChatGPTは、ライターにとってとても有益な相棒となるでしょう。
2.キーワードを指定してタイトルや見出しのアイデアを出してもらう
見出しやタイトルのアイデアを出すのも、ChatGPTの得意領域です。
とにかく、アイデアなど数を出して勝負したい時には、ChatGPTが非常に有効活用できます。
タイトルや見出しの質としては、そのまま使えるものは少ないかもしれませんが、各アイデアのエッセンスを汲み取って、自分なりに最終的なタイトルや見出しをつけることで、自分一人で考えていた時よりもより良いものが出せるでしょう。
アイデアの壁打ち相手としてうってつけですので、ぜひ積極的に活用していきましょう。
3.手順を出してもらう
手順など、正解に近しいものがある場合には、一度ChatGPTに大枠を出してもらうのもおすすめです。
上記の例で言えば、魚焼きグリルを片栗粉を使って掃除する手順を出してもらったのですが、それっぽい手順を出してくれました。
もちろん、この手順が正しいかどうかは、実際に体験した人や専門家でないとわからないかとは思いますので、ファクトチェックは必要です。
ただし、手順などは、一から考えるよりかは、ある程度の大枠があった状態で微修正していく方が効率的に良いものが作れると多いますので、ぜひ手順を書く必要がある際にも活用してみてください。
4.検索意図の深掘りを手伝ってもらう
ライティングをする上では、読者の検索意図を深ぼることが重要です。
検索意図の深掘りができていないと、離脱率が高まったり、狙っているコンバージョン導線への遷移率が低くなったりします。
LANYでは、検索意図を深掘る際には、5W1Hの観点を用いて深ぼっていくというスタイルがあります。
上記の添付のChatGPTの画面のように、検索意図をざっと洗い出してもらった後に、それぞれを5W1Hを用いて深ぼっていくなどは効果的でした。
検索意図の深掘り会議と呼んでいますが、記事を書く前に、ChatGPTを用いて丁寧に検索意図を深掘りしておくことで、より高品質な記事に近づけるライティングができるでしょう。
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まとめ
ChatGPTをSEOに用いる方法をまとめました。
- 正規表現を確認する
- スプレッドシートやエクセルの関数を確認する
- 構造化データを確認する
- タイトルのアイデアを出してもらう
- 比喩表現(言い換え表現)を考えてもらう
- キーワードを指定してタイトルや見出しのアイデアを出してもらう
- 手順を出してもらう
- 検索意図の深掘りを手伝ってもらう
これ以外にも、たくさんの活用方法はあるはずです。
ChatGPTをはじめとするAIを積極的に使いこなしていくことが、AIに淘汰されない人材になるためには重要になると考えています。
ぜひ今のうちからChatGPTを触り倒して、どんなことができるのか、どう使っていくべきなのかを色々実験してみましょう。
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